10日クラブW杯トヨタカップ2007準々決勝

アジア準優勝セパハン対アジア王者浦和レッズ

の試合が行われ、

1対3で浦和レッズがFW永井、ワシントンの

2ゴールで快勝しACミランとの決戦へ進んだ。

試合は浦和レッズがMFポンテの欠場を感じさせない

プレーで守備が精力的に機能し

セパハンにボールを回させない。

そして流れを掴んだ前半32分MF相馬のクロスを

FW永井が決めて先制すると、

前半は攻守に渡りセパハンを圧倒して終了する。

後半になるとセパハンが選手2人を代えて反撃に出るが、

ここを凌ぎ後半9分MF阿部のスルーパスを

FWワシントンがGKをかわしてゴールを決めて

完全に主導権を握ると、

後半25分にはOGで決定的な3点目が入る。

しかしセパハンは一瞬の隙を突いて後半35分に

FWカリミのゴールで追い上げるが反撃もここまで!

結局浦和レッズが内容でも圧勝し文句なしの

準決勝進出を果たした。

これで13日の準決勝では

浦和は欧州王者ACミランと挑戦する。
ポンテの欠場で危ぶまれた浦和レッズだったが、

逆にこれが浦和にとって効果的な流れを掴むことになった。

3バックに坪井、闘莉王、ネネ、

ボランチに鈴木啓、阿部を起用し守備を固める。

トップ下に長谷部を入れた事で攻守のバランスも良くなり、

効果的にボールを拾う事ができた。

両サイドには右に守備力のある細貝、

左に攻撃的相馬を配置する事で

サイドハーフのバランスも良かった。

最近の浦和はポンテ頼みな戦術が目立ち

ポンテを抑えられると尽く攻め手を欠いた

シーンが目立ったが、

ポンテが欠場した事で全員で

パスを回して全員でプレスを掛ける。

軸がなくなった事でチームが一体化した。

ポンテがいなければ良いという訳でなく、

ポンテに依存し過ぎていた結果が

死に体に近かった浦和が甦った。

セパハンもナビドキアを欠いて中盤の軸を失った事で

ボールの回せないシーンが目立っただけに、

軸を失って機能した浦和、

軸を失って機能しなくなったセパハンというのが

この試合の結果だった。

これでアジア王者はフロックじゃない事を結果で実証した。

そしてついに日本サッカーにとって悲願だった

欧州王者との真剣勝負がついに実現する。

恐らく相当叩きのめされるかもしれないし、

健闘するかもしれない。それはわからない。

しかし対戦できる事に意義がある。

13日の決戦は6万の浦和サポーターが

世界に衝撃を与える事だけは間違いない!

歴史的な1日まであと3日!

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