1日Jリーグ第34節が14時30分に一斉に行われ、

首位浦和レッズはアウエー日産スタジアムで

最下位横浜FC、

2位鹿島アントラーズはホームカシマスタジアムで

4位清水エスパルスと対戦し、鹿島が3対0で勝利したが、

浦和は横浜FCにまさかの敗戦を屈して

鹿島の大逆転優勝の大波乱で幕を閉じた。

得点王は川崎のFWジュニーニョが

22得点で得点王に輝いた。

Jリーグ発足後史上最大の大逆転優勝で

鹿島が史上初の10冠を達成した。
代表5、6人を抱える浦和が代表者なしの

鹿島に大逆転優勝をされるとは

11月に入った時誰が予想できただろうか?

最終節最下位横浜FCとの対戦がある事を

考慮すればまず覆らないだろうと思った。

しかしそれはターンオーバーなしに

戦ってきた浦和には次第にジャブとなって

選手たちのパフォーマンスを低下させていった。

鹿島もリーグ序盤5試合勝ちなしで始まっただけに、

ここまで逆転優勝できるとは誰が思っただろう?

それだけ状況は不可能と思われたが、確率が可能にした。

特に浦和は11月に掛けて中東遠征があり、

これが想像以上の過酷な遠征となって

終盤殆ど動けない状況を作った。

いくら良い選手が揃っていても

これだけ過酷な移動と過密日程の中では

ベストメンバー規約が浦和を

次第に追い込んでしまった。

天皇杯で愛媛に敗れた段階で

この状況は考えられてしまったのがある意味痛かった。

対して鹿島はナビスコ杯位の過密日程はあったものの、

代表選出者0が終盤へのチーム完成度を高める事に成功し、

怒涛の9連勝に繋がった。

浦和の選手が7月も代表でプレーした間

鹿島はキャンプで生気を養えた。

強いチームの宿命とはいえ、

これで代表選出で鹿島の選手を選ばなかった

オシム監督の人選は多少なりとも

間違いがあった結果かもしれない。

色々な制約が最終的に浦和を

追い込んでしまった大波乱だった。

これでJリーグ全日程が終了し

ACLへは浦和、鹿島、G大阪が出場、

降格は横浜FC、甲府となった。

入れ替え戦はあるものの、

これは広島対京都の対戦で雌雄を決する。

色々あったJリーグ07もドラマチックな終わり方だった。

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