19日ドラマ「ガリレオ」第6話を視聴した。

今回は水中に浮かんだメッセージで

おびき寄せられた友人が逃亡し、

その真相の先に内海の過去に隠されていた真実を

みたシーンがメインだった。
ストーリー

湯川は、貝塚北署の薫から、彼女の幼なじみが

起こした事件についての捜査協力を依頼される。

その事件の背景には、

予知能力があるとしか思えない

不可思議な現象が関係していた。

事件が起きたのは森崎家の屋敷だった。

二階の自室で寝ていた17歳の娘・礼美のもとに

坂木という男が現れ、暴行を働こうとしたのだという。

物音に気づいた礼美の母・由美子は、娘の部屋に駆けつけ、

坂木に向かって猟銃を発砲した。

幸い礼美は無事だったが、

坂木は傷を負ったまま現在も逃走中だった。
 
実は坂木は、薫とは小学校時代の同級生で、

現在は占い師をしていた。

坂木の店の名前は『モリサキレミの占いの館』。

つい最近、薫は、偶然この店を訪れ、

坂木と再会を果たしていた。

その際、坂木は、モリサキレミとは

自分の守護天使の名前だ、などと薫に説明していた。

捜査にあたった弓削たちは、

坂木が客として店にやってきた礼美のことを、

ここひと月ほどの間ストーキングしていた、

と薫に告げる。

その間、坂木は、「僕と君は赤い糸で結ばれている」

といった内容の手紙を何通も礼美に送りつけていた。

薫は、坂木の店と、

礼美の名前が同じことに不審を抱いた。

由美子によれば、礼美は、1ヵ月前に友人に

誘われて坂木の店を訪れるまで、

彼とは面識がないという。

しかし、坂木が店を出したのは数年前のことなのだ。

弓削は、容疑者の知り合いだという理由で

薫を捜査から外す。

そんな折、薫の携帯電話に坂木から連絡が入る。

そこで坂木は、自分を部屋に呼んだのは

礼美の方だと薫に告げた。

坂木が占いに使っていた水瓶に、

「会いに来て」という礼美からの

メッセージが浮かんだというのだ。

湯川の元を訪れた薫は、事件の経緯を説明する。

しかし湯川は、ストーカーの妄想にしか思えない、

と薫に告げた。

すると薫は、一冊の文集を取り出し、

坂木が小学生のころ書いたという作文を湯川に見せた。

何とそこには、「僕の夢は、モリサキレミと結婚すること」

と書かれていた。

しかも、その文章の横には、

礼美の部屋の飾り窓とそっくりな絵まで添えられていた。

つまり坂木は、17年前…礼美が生まれるよりも前から、

彼女と出会うことを知っていたのではないか、

と薫はいうのだ。

この一件に強い興味を抱いた湯川は、

薫とともに坂木の店を訪れる。

そこで湯川は、占いに使用していた水瓶から、

水を採取した。
 
続いて湯川たちは、坂木の家を訪れた。

坂木の母・香奈子と再会した薫は、子どものころ、

坂木と一緒に、北野宗平という画家の家に

よく遊びに行っていたことを思い出す。

薫と坂木は、宗平から教えてもらった

絵描き歌を歌いながら、

よく塀にチョークで絵を描いていたのだ。

薫が転校した後も、

坂木は宗平のところに絵を習いに行っていた、

と香奈子は証言した。が、宗平はその後、

身重の妻を残して事故で亡くなってしまったらしい。

薫は、この事件に関わらないほうがいい、

と桜子から助言される。

私情を挟まずに捜査することはできない、

と桜子はいうのだ。それでも薫は諦めきれず、

礼美に接触しようと試みた。

だが、警察がガードしていることもあって、

礼美には近づくことができなかった。
 
薫は、湯川の研究室を訪れた。

湯川は、水面に浮かんだ文字の謎を

解明しようと研究を続けていた。

するとそこに、再び坂木から電話が入った。

坂木は、大森埠頭にいるのだという。

薫は、そんな坂木に自首を勧めるために、

彼と会う約束をする。

その会話を聞いていた湯川は、

容疑者の居場所が分かったのなら

いますぐ署に連絡して、

逮捕の準備をするべきだと薫に告げた。

薫は、自分が間違っていることを知りながら、

人を助けてあげたいと思ったことはないのか、

とつい感情的になって反発してしまう。

湯川は、そんな薫に、

心の問題は専門外だから好きにすればいい、

と冷静に答えた。

すると薫は、「学者は、人の心のことより、

数字や記号と向き合っていることの方が

大事なんですね」といい残して、部屋を後にした。

薫は、坂木と約束した埠頭に向かい、

指定されたダルマ船を探す。

一方、湯川は、助手の栗林らに、

北野宗平の絵を探すよう指示すると、

かつて宗平が住んでいた廃屋を訪ねる。

そこで湯川は、ベビー用品などとともに、

1枚の写真を見つける。

ダルマ船を見つけた薫は、その中に降りた。

しかし坂木は、そこにやってきた湯川の姿を

見つけて薫に裏切られたと思い、

ふたりを船の中に閉じ込めるとその場から逃げてしまう。

船内は携帯電話がつながらなかった。

湯川は、助けを求めるため、携帯電話をロープで縛り、

携帯メールを送信状態にしたまま、

天井の窓に向かって投げた。

失敗を繰り返しながら、何度もトライする湯川。

そのとき湯川は、ニュートンやガリレオを例に、

科学者は退屈な実験の繰り返しの中で

人との繋がりを感じることがある、と薫に告げる。

日々犯罪者を追う刑事がそうであるように、

科学者も人間嫌いではないというのだ。

薫は、そんな湯川を見つめながら、

本気で人のために頑張ったことがあるか、と尋ねた。

湯川は、それに答える代わりに、携帯電話を薫に放った。

メールが送信されたのだ。

無事救出された薫は、

港湾事務所から署に連絡を入れた。

そこで、坂木が検問に引っかかって

逮捕されたことを知った薫は、

湯川を大学まで送り届けて署に戻ろうとした。

すると湯川は、森崎家に寄って欲しいと言い出す。

湯川と薫は、森崎家を訪れた。

その外観を見た湯川の脳裏に、何かが閃いた。

そして湯川は、モリサキレミは実在する女性であり、

その正体は薫だ、と告げる。

以上フジテレビガリレオHPより


すみません昨日風邪で死んでいました・・・

今回の事件は被疑者坂木が水中に浮かんだ

メッセージを見ておびき寄せられ、

そこでライフルで正当防衛?

による狙撃で怪我をして逃亡するところから始まった。

この時点ではどう考えても犯人は坂木とみて間違いない。

しかしその被疑者坂木は内海の

小学校時代の友人だった事で、

内海はその事件に色々な偶然を発見する。

通常刑事の中に知り合いがいる場合は

捜査から外されるのは当たり前であり、

警察の判断は当然というのは断っておくけれど、

これは知り合いだからこそ発見できた証拠だった。

1つは水中で文字が浮かぶ現象、

もう1つは被疑者坂木が忍び込んだ家と

同じ風景の占い屋をやっていたこと、

最後に被疑者坂木の店の名前がモリサキレミ

という襲われた17歳の高校生森崎礼美と同じ名前だった。

この共通点を見つけるため、

内海と湯川はまず襲われた森崎礼美に聞こうとするが

警察のガードが厳しく近づけない。

その次におとづれた被疑者坂木の家で

内海は昔の事を思い出す。

そこから事件は過去に関わっている事へと進展していく。

内海の過去は被疑者坂木と絵を描いて歌って遊んだ

過去がそこにあった。

そして北野宗平という画家の家に遊んでいて

そこで奥さんのおなかが大きかった事を思い出す。

しかしそれだけでは何が接点なのかわからず、

捜査は振り出しに戻る。

確かにこの時点で過去を思い出しても

何が接点なのかわかるわけがない。

そして内海の元に被疑者坂木から

連絡が来て説得しようと向おうとするが

湯川に止められたが、

言わないでと言って被疑者坂木のいる場所へ向う。

これは完全に職務違反なので警察官としては失格だ。

その間に湯川は北野宗平の家を物色してある事実を知る。

被疑者北野を探して埠頭へ向ったが見つからず、

何故かそこで湯川が現れる。

そこで被疑者坂木が裏切られたと思い、

内海と湯川を閉じ込める。

閉じ込められた内海と湯川は脱出方法を考えるが

携帯は鉄製の船内では通じず手がない。

しかし湯川は科学的な原理から通話ではなく

メールで送信するように告げる。

その方法は携帯を窓から

外へ投げて通信する手段だった。

これは良く考えたと思う。

確かに少しでも電波が届くところにあれば

メールなら通信できるからこれなら

わずかな時間でも送る事ができる。

そして救出された内海と湯川は被害現場へと

向ってある事実を知る事になった。

それはモリサキレミは内海自身だったという事だった。

最初は何のことかサッパリわからない

内海は湯川の仮説から次第に記憶を呼び起こして

その真実にたどり着く。

これってデジャブの原理にもなるんだけれど、

10歳前後の頃って記憶がハッキリして

いそうで実は曖昧だったりする。

坂木も内海もその頃の記憶はわずかしか

残っておらず断片的にしか覚えていなかった。

そのため坂木は内海の事をモリサキレミと呼んでいた。

それは北野宗平が内海をそう呼んでいたからだった。

ハッキリした名前を覚えていなかった

坂木は内海をモリサキレミと

呼んでいたのもうなづけるし、

内海と15年ぶりに再会しても

ハッキリ思い出せなかったのは仕方ない事だろう。

そしてそのデジャブが店の名前と

自分の守護天使の名前として

坂木は残る事になっていった。

そしてそこからさらに明かされた更なる

真実はもっと悲劇なものだった。

遺伝子が招いた事とはいえ、

この事件の真相として考えると、

やはり世の中夢より金に走ったというのが

悲劇の17年間となって再び甦った。

夢を追っていた北野宗平より金を選んだ事で

金のためなら悪魔に魂を売れるという

悪女と化した真犯人には

大きな責任が科せられるだろう。

都合の悪いものには蓋をしろという考えは

ろくな事を生まないことを科学で

遺伝子の実証までして見せた

湯川の科学の人の繋がりは見事な実証だった。

次回は首吊り事件の実証になるが、

湯川の科学実証に注目したい。

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