12日ドラマ「ガリレオ」第5話を視聴した。

今回は火の玉が飛び散る死体現場でその検証と

死因の経緯を知るシーンがメインだった。
ストーリー

湯川は、貝塚北署の薫から、

管内のホテルで起きた密室事件に

ついて捜査協力を求められる。

被害者は、東京近県でペンションを経営する矢島という男。

死亡推定時刻は、矢島がホテルにチェックインしてから

1時間後の午後6時だった。

実は、矢島が807号室にチェックインする少し前から、

部屋の前の廊下で電気配線のチェックが行われていた。

作業員によれば、3時間近くに及んだその修理中、

807号室に入ったのは矢島だけだという。

しかし、部屋には容疑者と犯人が飲んだと思われる

コーヒーの容器が残されており、

一方の容器からは睡眠薬も検出されていた。

このことから、犯人は矢島を眠らせた後、

絞殺したものと思われた。

だが、謎はそれだけではなかった。

実は、ホテルの対面にあるビルで働く会社員が、

矢島の部屋で火の玉が飛んだのを見たと証言したのだ。

警察は、矢島がここ数ヵ月の間に、

複数の生命保険に加入していることから、

妻の貴子に疑いの目を向けた。

しかし貴子は、事件があったと思われる時刻、

地元のスーパーで買い物をしている姿が目撃されていた。

この事件に興味を抱いた湯川は、

薫とともに貴子に会いに行く。

しかし貴子は、犯人や火の玉にも心当たりはない、

と答えるだけだった。

あくる日、薫と弓削が捜査から戻ると、

そこに矢島の娘・秋穗がやってきて、

貴子が嘘をついている、と言い出す。

以上フジテレビガリレオHPより

今回は事件数日前に火の玉を見た矢島秋穗が

数日後に父親を亡くす事件から検証がスタートした。

火の玉はよく幽霊で火の玉現象として扱われるものだが、

火の玉にもプラズマ粒子の影響で発生するケースもあり、

一概に答えは1つじゃない。

そして今回起きた現場は一見密室だが、

不自然な犯行現場として残った事から暗礁に乗り上げ、

湯川に内海がまたまた依頼した。

事件現場は目の前に電気工事をしていた作業員が

3時間以上も誰も出入りがなかった事から

どうやって犯行に至ったのかが焦点だった。

犯行現場では死体の周りには何もない状況で

どうしてか焦げた跡があり、

これが事件への検証の1つのキーワードとなった。

そしてその容疑者の中で妻の矢島貴子が

上がったが事件現場と死亡推定時間には

いなかった事で白と思われたが、

事件当時のアリバイがなかった点に湯川は注目した。

そしてその娘の秋穂が湯川の元を訪れて

火の玉を見たという証言をして湯川は

その火の玉を色々発生させるがどれも候補の中になかった。

犯行現場では火の玉を見たという目撃者もおり、

その火の玉の正体に絞られた。

そして湯川は1つの言葉からある検証をひらめいた。

それは半田ごてを使ったトリックだった。

半田ごては鉄を融解し短時間で固定する道具だが、

この半田ごてを繊維につけて火花を走らせる事で

一見犯行現場にみせて実は自殺を図った。

これがそのままなら何の問題のない

自殺現場となったのだが、彼には多額の借金があり、

その借金を返すために多額の保険金を掛けていた。

その保険金を手にするには自殺でなく、

殺されたか事故死以外になく、

これには複数の人間が関わる必要があった。

それが奥さんの貴子だった。

それでも貴子は道具こそ回収したが、

証拠を処分できなかった。

それは愛した人の形見だったからでもあった。

今回の事件は家族のために自らの命と引換えに

全てを返済する事を目的に

自殺を殺人に見せかけた事件だった。

確かに多額の借金を抱えると先が見えない。

しかしだからといって自らの命と

引換えに家族を守ろうとしても

家族は悲しむだけでしかない。

一時財産を失ったとしても自己破産などの手段を

使えば再びやり直せる訳で、

借金がもたらした悲劇の事件だった。

借金はなるべくしないのが

ベストである事を痛感した事件でもあった。

次回はまたまたオカルト事件発生で

これを科学が証明する湯川の解析に注目したい。

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