11日プロ野球アジアシリーズ2007決勝

韓国王者SKワイバーンズ対日本王者中日ドラゴンズ

の試合が行われ、5対6で中日ドラゴンズが接戦を制して

3年連続日本勢のアジア王者を死守した。

試合はSK先発レイボーン、

中日先発山井投手の投げ合いで始まり、

初回にSKが5番李晋映、6番朴栽弘のタイムリーで

2点を先制するが、

2回に中日が6番井上選手のホームランで

1点差に詰め寄ると、

5回に中日が1死1,2塁から9番藤井選手のタイムリー、

1番荒木選手の内野ゴロで2点を上げて逆転し、

6回にも5番李の2ランで突き放した。

しかしSKも6回に1点を返し、

8回に2死1塁から6番李晋映の2ランで

同点に追いつかれる。

しかし9回に2死2塁から2番井端選手の

勝ち越しタイムリーで勝ち越すと、

最後は抑えの岩瀬投手が3人で抑えて

中日が初のアジア王者に輝いた。

これでプロ野球は今シーズンの戦いを全て終了し

12月の北京五輪予選に向けた戦いが始まる。
苦しい戦いだったが、最後は自力の差が勝り競り勝った。

予選では守備の乱れで敗れたがこの試合では先制され、逆転し、

さらに同点に追いつかれるシーソーゲームを展開した。

SKも日本人指導者と日本プロ野球経験者が在籍しており、

その指導力で近年力をつけただけの戦いはしていた。

最近は韓国からも日本でプレーする選手が増えたし、

何より日本で実績を残している選手も多い。

特に投手はメジャーに渡る選手もおり、

近年日本の投手に引けを取らないほど成長してきた。

レイボーンとロマノは広島時代に観ているけれど、

いい時の投球は易々攻略できる投手じゃなかったし、

この試合も5回まで中日打線はレイボーンに苦しんだ。

特に韓国プロ野球では発足当初から短期決戦で

優勝チームを決める方式を取られており、

短期決戦での戦いに慣れている点も見逃せない。

中日は苦戦したが、

今回のSKの戦いを見る限り韓国チーム相手の場合は

簡単な戦いではない事は来年以降容易に想像できた。

それでも勝って当然の中で戦ったプレッシャーの中

最後は確り締めたのはさすが中日の強かさを垣間見た。

来季ももちろん開催されるだろうが、

こういう大会は継続が力なりの大会なので

長く続けていけば必ずアジアのレベルが向上する

大会になっていくだろうし、

いい選手をアジアから発掘する

チャンスの大会にもなるだろう。

日本勢4連覇へ続けば続くほどプレッシャーに

なっていくがそれがこの大会の重みに

なっていくのだと思います。

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