22日ドラマ「ガリレオ」第2話を視聴した。

今回は子供が幽体離脱して遠くの車が見えた

という証言を科学的に実証するシーンがメインだった。
ストーリー

湯川の研究室を訪れた貝塚北署の刑事・薫は、

1枚の絵を彼に見せる。

その絵は、殺人事件のアリバイを裏付ける

証拠になるかもしれないものだという。

しかし、薫たちは、簡単にその絵を

信じるわけにはいかなかった。

何故ならその絵は、

10歳の少年が幽体離脱して見た風景を描いたものだった。

事件は、管内のワンルームマンションで起きた。

その部屋に住むOLが腐乱死体で発見されたのだ。

監察医の桜子によれば、死因は扼殺による窒息死で、

死後4週間が経過しているという。

薫や弓削たちは、死亡推定時刻から、

事件があった時刻に被害者を訪ねたと

思われる保険外交員・栗田から事情を聴く。

しかし栗田は、

その時間は川沿いに車を停めて寝ていたと主張した。

そんな折、事件を知った上村が、

息子の忠広が描いたという赤い車が

停まっている川の絵を郵送してきた。

忠広は、熱を出して寝込んでいたときに

幽体離脱してマンションの窓から外に出て、

赤い車を見たのだという。

マンションからは工場が見えるだけで、

その向こう側にある川は見えなかった。

上村によれば、忠広には予知能力もあり、

近所で焼肉店を営む幸恵が訪ねて来たときも、

直前にそれを予言したらしい。

湯川は、この件に興味を示し、検証を始める。

そんな中、上村は、警察が息子の証言を無視した、

とワイドショーで訴え…。

以上フジテレビガリレオHPより


今回の事件は殺人事件を立証するため、

本来見えるはずのない遠くの車を見えるには

どうすればよいのか?

というところから始まった。

確かに幽体離脱して車が見えましたでは

証拠にならないわけで、

これをどうやって立証するかに焦点が絞られた。

まず最初に注目したのが子供が描いた絵、

この絵を見る限り絵が逆さに

描かれていた事に湯川は注目する。

しかし途中には大きな工場があり、

普通に見る限り見えるはずがない。

しかしそれでも子供は見たと証言する。

この話を利用した父親がテレビ局に

売り込み報酬を得る行為に

走り始めた湯川は黙っていられなくなり、

証拠探しを始める。

注目したのが工場で発生した産業廃棄物、

もちろん仕分けをされており、

仕分けした中から長靴に注目する。

長靴を見ると途中で何故か欠けている。

しかも刃物や破れた訳じゃない。

そしてそこから湯川はある仮説が思い浮かんだ。

そうこの工場は液体窒素を製造する工場だったのだ。

窒素は℃-100度以上になるため

通常の部室は凍りつきやわらかい物すら固くなり割れる。

そしてその温度差が激しいと蜃気楼の原理が

発生し遠くにあるものが近くにある事を

実験で立証して見せた。

事情聴取の結果その工場では

窒素漏れ事故を事件当日に起こしており、

その結果子供が見た車はその現象により

見えた事がわかった。

しかしここで醜い事が繰り広げられる。

子供を利用してテレビ局から

報酬を得ていた父親はそんな事と言って

譲らなければ子供もテレビに証言した事を話す。

確かにこの親子にとっては

どうでも良い事なのかもしれない。

しかしこの実験の立証は1人の犯人を

捕まえるための立証なのだ。

どうでも良い事じゃないのだ!

人を殺した犯人を追い詰めるために

科学的に立証して犯人は捕まった。

確かに子供心を思うと現実ばかり

見せてしまうのは夢が無くなるかも知れないが、

現実を確り受け止める事が必要な時もある。

それを教えてくれた湯川教授の実験だった。

次回はホルターガイスト現象を

科学的にどう実証するのか?

注目したい。

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