15日公開の映画
「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」(PG-12指定)
を鑑賞した。
この映画は奇才三池崇史監督が源平合戦を
和製ウエスタン風に描いた異色の決闘ストーリーである。
1185年の壇ノ浦の合戦から数百年後を
舞台にして名前はそのままに
平家対源氏の対決が描かれている。
「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」(PG-12指定)
を鑑賞した。
この映画は奇才三池崇史監督が源平合戦を
和製ウエスタン風に描いた異色の決闘ストーリーである。
1185年の壇ノ浦の合戦から数百年後を
舞台にして名前はそのままに
平家対源氏の対決が描かれている。
ウエスタン風で描くとこのような感じになるのかと
感心しながら観ていたけれど、
元々争いをテーマとして描かれているので
最後に残るのは誰か?
というのがこの手のストーリーとなる。
日本史でもハイライトとして描かれる
源平合戦は平家滅亡とともに決着するわけだけれど、
このストーリーでは源氏と平家以外の登場人物も登場し、
闘いに加わっていく。
壮絶な打ち合いの果てにみたものとはなんだったのか?
キャスト
源氏でもなく平家でもない銃のガンマン演じる伊藤英明
源義経演じる伊勢谷友介
平清盛演じる佐藤浩一
弁慶演じる石橋貴明
与一演じる安藤政信
平重盛演じる堺雅人
静演じる木村佳乃
保安官演じる香川照之
弁天演じる桃井かおり
他多数のキャストでストーリーが進行する。
ストーリー
時は壇ノ浦の戦いから数百年後、所はとある山あいの寒村。
その地に言い伝えられたる“お宝”を探し求め、
義経率いる源氏ギャング(白軍)と、
清盛が指揮する平家ギャング(赤軍)が激しく対立し、
先住民の村人をも巻き込んで抗争の日々がつづいていた。
そこへ、スネに傷持ち、心にトラウマを抱いた一人の、
名も無きスゴ腕のガンマンが流れ着く。
「お前はどっちの用心棒だ!」源氏と平家
それぞれの思惑が激突、駆け引き、裏切り、欲望、
そして衝撃の愛が入り乱れ、大地が血に染められてゆく。
源平合戦がマカロニ・ウエスタンの荒野で再起動。
夕陽の大鳥居に硝煙と口笛が哀しくこだまする。
結末は劇場で観てほしいけれど、
今回のレビューとして和製ウエスタンという
ニュアンスで描かれた映画だけれど、
話のベースはかつての源平合戦を
そのまま西部劇の決闘風に描いただけである。
時代劇風に描くのではなく
西部劇的に描くのはなかなか斬新だが、
如何せん源平合戦を知らない人には
登場人物の名前が実在した人物の名前だと
いう事を知らずに観るかもしれない。
知らなくても十分楽しめる内容なのだが、
元々ストーリー的にはゴールドラッシュの村に
2つの集団が来て対立し、
さらにそこに第3の存在が登場すると
いう三つ巴の様相だが、平家と源氏はともかく、
ガンマンの存在が最終的にはどんな役割を担い
源氏と平家の戦いに介入していくのか?
というのがあった。
その村には財宝が眠っていると
いう事で現れた源氏と平家も結果的に
祖先の財宝を掘り起こしに各地を点々したらしい。
そして最終決戦の地壇ノ浦で壮絶な戦いを
繰り広げるわけだけれど、
敵も味方もない決戦になっていく訳で
最後は一体誰が敵で誰が味方だったのかと
思うほど戦場は混乱した。
話を戻すと対立する源氏と平家の前に
突然ガンマンが現れ状況は混乱する。
そこに娼婦と化す静がガンマンをもてなすのだが、
その静には夫を清盛に殺された恨みがあった。
そして始まる源氏と平家の戦いに静も巻き込まれていく。
血を血で争う戦い・・・それに翻弄される村人たち・・・
打ち合いに次ぐ打ち合いで次々と倒れていく源氏と平家、
そしてガンマンに関わった人たち・・・
結末は予想だにしない結末になっていく・・・
結末は劇場でみてほしいところだが、
総評として打ち合いに次ぐ打ち合いには
確かに映画として見所は大きいと思う。
ただストーリーがそれほど深い訳じゃないので
ストーリーとしては物足りない面が強い。
冒頭のウエスタンのおっちゃんは
このストーリーにどのような重要性があったのかな?
という感じもしたし、
流れにおいて1つのストーリーに対して
強引にサブストーリーを2つつけた感じの
ストーリーになっているので少し無理のある感じもし、
斬新な描き方をした作品だったが
斬新過ぎたゆえに話がややこしくなった。
ストーリーを考えるより打ち合いを
楽しむ方がいい作品だと思います。

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このストーリーでは源氏と平家以外の登場人物も登場し、
闘いに加わっていく。
壮絶な打ち合いの果てにみたものとはなんだったのか?
キャスト
源氏でもなく平家でもない銃のガンマン演じる伊藤英明
源義経演じる伊勢谷友介
平清盛演じる佐藤浩一
弁慶演じる石橋貴明
与一演じる安藤政信
平重盛演じる堺雅人
静演じる木村佳乃
保安官演じる香川照之
弁天演じる桃井かおり
他多数のキャストでストーリーが進行する。
ストーリー
時は壇ノ浦の戦いから数百年後、所はとある山あいの寒村。
その地に言い伝えられたる“お宝”を探し求め、
義経率いる源氏ギャング(白軍)と、
清盛が指揮する平家ギャング(赤軍)が激しく対立し、
先住民の村人をも巻き込んで抗争の日々がつづいていた。
そこへ、スネに傷持ち、心にトラウマを抱いた一人の、
名も無きスゴ腕のガンマンが流れ着く。
「お前はどっちの用心棒だ!」源氏と平家
それぞれの思惑が激突、駆け引き、裏切り、欲望、
そして衝撃の愛が入り乱れ、大地が血に染められてゆく。
源平合戦がマカロニ・ウエスタンの荒野で再起動。
夕陽の大鳥居に硝煙と口笛が哀しくこだまする。
結末は劇場で観てほしいけれど、
今回のレビューとして和製ウエスタンという
ニュアンスで描かれた映画だけれど、
話のベースはかつての源平合戦を
そのまま西部劇の決闘風に描いただけである。
時代劇風に描くのではなく
西部劇的に描くのはなかなか斬新だが、
如何せん源平合戦を知らない人には
登場人物の名前が実在した人物の名前だと
いう事を知らずに観るかもしれない。
知らなくても十分楽しめる内容なのだが、
元々ストーリー的にはゴールドラッシュの村に
2つの集団が来て対立し、
さらにそこに第3の存在が登場すると
いう三つ巴の様相だが、平家と源氏はともかく、
ガンマンの存在が最終的にはどんな役割を担い
源氏と平家の戦いに介入していくのか?
というのがあった。
その村には財宝が眠っていると
いう事で現れた源氏と平家も結果的に
祖先の財宝を掘り起こしに各地を点々したらしい。
そして最終決戦の地壇ノ浦で壮絶な戦いを
繰り広げるわけだけれど、
敵も味方もない決戦になっていく訳で
最後は一体誰が敵で誰が味方だったのかと
思うほど戦場は混乱した。
話を戻すと対立する源氏と平家の前に
突然ガンマンが現れ状況は混乱する。
そこに娼婦と化す静がガンマンをもてなすのだが、
その静には夫を清盛に殺された恨みがあった。
そして始まる源氏と平家の戦いに静も巻き込まれていく。
血を血で争う戦い・・・それに翻弄される村人たち・・・
打ち合いに次ぐ打ち合いで次々と倒れていく源氏と平家、
そしてガンマンに関わった人たち・・・
結末は予想だにしない結末になっていく・・・
結末は劇場でみてほしいところだが、
総評として打ち合いに次ぐ打ち合いには
確かに映画として見所は大きいと思う。
ただストーリーがそれほど深い訳じゃないので
ストーリーとしては物足りない面が強い。
冒頭のウエスタンのおっちゃんは
このストーリーにどのような重要性があったのかな?
という感じもしたし、
流れにおいて1つのストーリーに対して
強引にサブストーリーを2つつけた感じの
ストーリーになっているので少し無理のある感じもし、
斬新な描き方をした作品だったが
斬新過ぎたゆえに話がややこしくなった。
ストーリーを考えるより打ち合いを
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