16日Jリーグ第25節最終日が行われ、

アルビレックス新潟はホーム東北電力ビックスワンで

7位柏レイソルと対戦し、

1対2で敗れ12勝8敗5分勝ち点41得失点差+4で

敗れ7位に後退した。

ここで勝利して試練のアウエー2連戦に乗り込むはずが

9月勝ち点0に終わる最大のピンチを迎える結果となった。
9月に入りアウエー鹿島、浦和戦を控えているだけに

ホーム2連戦は何が何でも

勝ち点を確保しなければならなかった。

しかし待っていたのはまたまたゴールポストの呪い

というべきシーンの連続だった。

千葉戦しかり、今日の柏戦しかりゴールポストにさえ

当たらなければゴールが決まっていたシーンが

数知れずなだけになんとも悔しいシーンの連続だった。

今日の試合はローソンサンクスデーという事で

新潟に店舗を構える店長が集結して

気合を入れてもらったが気合だけでは

ゴールポストの呪いは解けないと痛感した。

アルビレックス新潟のフォーメーションは4−4−2

GK北野

DF

右SB坂本、CB千代反田、CB永田、左SB松尾

MF

ボランチ千葉

右MFマルシオ トップ下シルビーニョ 左MF本間

FW

エジミウソン、矢野

内田が故障で欠場し、右サイドには坂本、

中盤には千葉の1ボランチに本間を左MF、

シルビーニョをトップ下に起用する新フォーメーションで臨んだ。

前半開始早々にその新フォーメーションが柏を混乱させる。

右サイドからFWエジミウソンが突破してセンタリングを

MF本間が決めてホームでの2試合連続無失点を

止める幸先の良いスタートを切った。

しかし序々に柏がペースを掴み堅守からの

カウンター攻撃で再三新潟ゴールを襲うが

守備陣が踏ん張り前半23分には絶好のチャンスを

FW矢野がゴールポストを直撃し、

そのこぼれ球をFWエジミウソンがつめるが

ゴールを大きく外す。

そのまま前半をリードのまま終了した。

後半になると新潟は攻撃のチャンス作るが

後半6分FWエジミウソンのシュートは

またもゴールポストに当り、ここからペースは柏に傾く。

そして後半14分に新潟はオフサイドトラップミスから

FW李にGK北野が抜かれ同点を許してしまう。

そして後半25分に新潟はボランチの千葉に

代えてMF松下を投入するが

その直後新潟はカウンターから

ゴールを決められ逆転を許すと、

システムがバラバラのまま攻める事になり、

DF永田の負傷退場で最終ラインに中野を投入する。

新潟はFW河原を投入して

最後まで攻めるがゴールを割る事が

できず新潟はホームでまさかの3連敗を屈した。

試合としては最初だけ上手くいったが

途中から攻め手を欠いたというのがこの試合の印象だ。

今回の新システムについてだけれど、

確かに守備力のある千葉をワンボランチにして

3人のMFで攻めるけれど

このシステムにはそれぞれ

慣れた選手でやらないと機能しない。

本間は最初左MFに入ったけれど、

ここに入れるなら最初からボランチで

起用してシルビーニョを左MFで良かったのかもしれない。

ワンボランチの場合だと守備力と展開力を求められるだけに

千葉の場合は守備力は高いけれど、

展開力という点ではいまいち欠ける点ある。

これまでシルビーニョと本間の組み合わせが

多かったのは中盤の構成をできる選手を

選んでいただけに守備力と展開力を兼ねる

ボランチとして考えたらワンボランチの千葉は

展開力で劣る。

ダブルボランチなら一方に展開力があれば

十分機能するが同じ起用するなら千葉と本間か

シルビーニョのダブルボランチの方が良いだろう。

そうなると左MFが不在になるのだが、

やはり普段から慣れてない本間の起用は

最初は上手くいったけれど、

鈴木慎吾の移籍により左のスペシャリストが

不在になったのは痛い。

ここに鈴木慎吾がいれば

この試合さらに変わったかも知れない。

たらればを言っても仕方ないが、

展開力を求めるという点では

今回のダイヤモンドではなく

ワンボランチ3枚の攻撃的MFは良いと思う。

ただこのフォーメーションの場合は

サイド攻撃より中央突破の方が適している。

何故なら5人で攻撃するという事は

後ろはそれなりに守備力を求められるからだ。

今日対戦した柏がいい例で、

サイド攻撃は殆ど無いけれど、

確り守ってカウンター攻撃に徹する。

これはサイドの攻撃力より守備力を求めた

結果なんだけれど、

サイドが攻撃に出る場合は

ダブルボランチでサイドや中央の穴埋めを

する事で成り立つが、

今日のフォーメーションだと

サイド攻撃をしてしまうと

サイドの守備はセンターバックが

する事になり中央が手薄になり易い。

この試合の失点も同点の時は

最終ラインを上げ過ぎたために

ゴールキーパーとディフェンスの距離が

開き過ぎた隙を突かれた。

逆転されたシーンは攻撃に出過ぎて

そこからカウンターを食らった典型的なパターンだった。

攻撃の可能性を見出したフォーメーションだったけれど、

サイドの攻撃力に課題があり、サイド攻撃に徹するか?

中盤の突破に掛けるのか?

その意思統一が欠けていた。

攻撃ではここ数試合とにかく何というか

ゴールを狙うよりゴールポストを当てるのが

上手過ぎる?ゆえにゴールが遠い。

清水、千葉戦でも見られた

ゴールポスト直撃がこの柏戦では

2度もゴールポストとお友達だった。

練習でゴールの隅ばかり狙い過ぎているのではと思う。

それより確り枠を捉える練習をした方が

良いのではと思うのは私だけだろうか?

それ以上にこの試合で1番まずかったのは

交代についてだけれど、

同点になった時点で守備のベースを崩してまで

千葉を交代する必要があったのだろうか?

その直後の失点、並びに負傷交代した

永田の代役にもなっただけに、

明らかに失点の要素を作ってしまった。

これがリードを許しているなら仕方ないが

千葉を交代させた時点では同点だったのだから

これ以上の失点をせずに攻める方向で考えてほしかった。

私なら守備のベースを壊さずに

本間に代えて松下か

システムを3バックに代えるオプションを選択するが、

河原を投入するにも残り4,5分で投入して

何ができるのか?

交代の遅い鈴木監督だがこの試合は明らかに

監督の交替ミスは明らかだった。

これで9月は最悪勝ち点0で終わる可能性が

出てきただけにアウエー2試合をどのように戦うのか?

そして累積8枚目(2試合出場停止)に

マルシオが王手を掛けてしまった。

攻撃の軸を欠いた時どのように戦うのか?

そしてFWが5試合連続無得点と状況は厳しい。

これで鹿島と浦和から勝ち点6を取れたら

正直奇跡となるだろう。

最低ても勝ち点1をキープできるか?

鬼門のアウエー2試合挑戦者として

全力を尽くして闘って来てほしい。

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