11日、オーストリア・クラーゲンフルトで

3大陸トーナメントスイス対日本戦が行われ、

3対4で日本が中村俊輔のPK2本1アシスト、

途中出場の矢野貴章の決勝ゴールで

強豪スイスに大逆転勝利を上げた。

試合は序盤から日本がスイスの攻撃にさらされ、

前半11分にCKからDFマニンに決められると、

前半13分にはPKからFWヌクフォのゴールで

2点を先制される苦しい展開も次第に

日本は調子を掴みかけて前半を終了した。

後半になると日本は積極的に攻撃に出て

後半8分にPKからMF中村俊輔が決めて1点差にすると、

後半21分セットプレーのチャンスから

MF中村俊輔のキックをFW巻が

ヘディングを決めて同点に追いつく。

勢いに乗る日本は後半31分にFW巻が

PKを獲得しMF中村俊輔が決めて逆転に成功した。

しかしその直後の後半34分にCKから

DFジュールーのゴールで再び同点に追いつく。

終盤は両チーム激しい攻防の中ロスタイムに

日本がこぼれ球をFW矢野の代表初ゴールで

勝ち越しに成功しそのまま逃げ切った。

日本はアウエーで強豪スイスに大逆転勝利を上げた。
オーストリア戦の決定力不足からこの試合では

稲本、松井、中村俊輔を軸とする欧州トリオで構成した

4−5−1で臨んだ。

強豪スイス相手に中盤を厚くする事で

対抗しようとした構成した。

日本のフォーメーションは4−5−1

GK川口

DF

右SB加地、CB中澤、CB闘莉王、左SB駒野

MF

ボランチ 稲本、鈴木啓

右MF遠藤、中央MF中村俊輔、左MF松井

FW巻

中村俊輔をトップ下に置いた

攻撃的MFを3人置く布陣で臨んだ。

前半は完全にスイスペースで進み、

前半11分に先制を許すと、

前半13分にPKで前半から完全に

飲み込まれる苦しい展開、

前半は苦しい展開の連続も何とか

2失点に抑え前半を終了する。

後半になると日本が攻撃的になると

ここから選手の目の色が変わった。

後半6分にMF松井がPKをもらうと、

MF中村俊輔が確り決めて1点差にする。

ここから日本は中盤を支配し始め、

後半23分にセットプレーでFW巻が

執念のゴールで同点に追い付く。

FWが完全に不発の試合が続いただけに

これでFWは3試合ぶり久しぶりのゴールとなった。

そして後半33分にPKを獲得すると

またの中村俊輔が決めて

この試合3得点は中村俊輔が演出した。

その直後スイスに同点にされて

一進一退の攻防戦になるが、

ロスタイムに入って日本が総攻撃をかけて

途中出場の中村憲剛のシュートのこぼれ球を

途中出場の矢野が決めてスイスに大逆転勝利を上げた。

とにかくこの試合はオシムジャパンになって

最高のゲームだったと思う。

相手はオランダを破ったスイスで近年欧州でも

相当力をつけてきた相手だ。

前半に押し込まれた時にはまたかと思われた

試合は後半から日本の王様中村俊輔を軸に

欧州で活躍するが中盤を支配する。

やはり世界のトップと戦っていると

世界の強豪と戦っても遜色ない事をここで確り証明した。

特に中村俊輔はマンチェスターを

破った黄金の左足が火を噴く。

PKにFKに4得点中3得点全てが

中村俊輔の左足から生まれたもの、

やはり世界と戦うためには

この精度ある左足は絶対必要だという事を

オシム監督に確り目に焼き付けた事だろう。

そして最後は殆ど執念のゴールというべき

矢野貴章のゴールは代表初ゴールに加え

強豪スイスを破る決勝点となった。

とにかくオシムジャパンになって

最高の試合だったのではないだろうか?

これだけ攻撃的になって得点を取ったという点を

考えると失点したのは仕方ない面も多数あったが、

それでもこの逆境を跳ね返した事が

これからオシムジャパンの戦いでは

どのようにして戦ったら良いのかを

みた試合になったと思う。

アジア杯を失い、ゴールの遠い。

しかしそれでも戦い方次第で得点を狙え、世界と戦える。

個人的にはフランスのような

チームを目指してほしいと思う私だが、

日本持ち味の中盤は世界と戦える事を証明した試合だった。

世界と戦うためにはジーコも示した世界で

戦っている男たちを集めて戦う事こそ本当に世界の近道だ!

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