1日Jリーグ第24節1日目が行われ、

アルビレックス新潟はホーム東北電力ビックスワンで

14位ジェフユナイデット千葉と対戦し、

0対1で敗れ12勝7敗5分勝ち点41得失点差+5で

敗れたが暫定5位のままキープした。

首位戦線に生き残るために勝ち点を取りたかったが

ポストに嫌われ、チルドレンサッカーに屈した。
この順位のチームから五輪代表はともかく

A代表から3人も選ばれ、

チルドレンを愛して病まないオシム監督の

溺愛ぶりにはいい加減にしてほしいものである。

そんな試合になったけれど、

代表5人も抱える千葉に対して

新潟は候補のFW矢野のみという状態でも

5位の新潟はMFマルシオ、シルビーニョを

欠いての戦いとなった。

アルビレックス新潟のフォーメーションは4−4−2

GK北野

DF

右SB内田、CB千代反田、CB永田、左SB松尾

MF

ボランチ 本間、千葉

右MF松下 左MF坂本

FW

エジミウソン、矢野

マルシオとシルビーニョをベンチ外という

苦しい中で試合が始まった。

前半開始から千葉のランニングサッカーで

動き回った隙を新潟はサイド突破で

3バックの裏を突いてチャンスを作ると

前半10分にFWエジミウソンが

決定的な場面でシュートはゴールバーを叩いて、

FW矢野が決定的な場面で大きく外す。

結局これがこの試合の勝敗の全てといえるシーンだった。

その後新潟は千葉の動き回る連中をかわしながら

ロングボールとサイド攻撃でチャンスを作るが

最後の場面で決定力に欠く。

前半は千葉に殆どチャンス無く、

新潟には決定的場面をゴールバーに嫌われて終了した。

後半になっても硬直状態は変わらず、

新潟も千葉の守備的な布陣にチェンジして

ラインディフェンスに尽くオフサイドトラップにハマる。

そして千葉が選手交代で動いた後半28分に

巻に代わって途中出場の新居に決められ

痛恨の失点を屈する。

その後新潟もMF田中亜、FW深井、河原を投入するが

最後までゴールを割る事ができず

試合終了のホイッスルを聞いた。

この試合マルシオを欠いた以外は

メンバーは殆どベストなんだけれど、

攻撃面では中盤にマルシオとシルビーニョを欠いたことで

ゲームを組み立てる事ができない。

千葉も千葉で1トップの中盤6人構成にも関わらず

チャンスは後半28分のゴールぐらいで

あとは殆どただ走り回っている

ランニングサッカーとハッキリ言って怖さはなかった。

この試合においては2試合連続でゴールバーの呪いに

取り付かれてしまった事が2試合連続ホーム無得点になった。

守備もその場面以外確り守っていただけに

守備ではとやかく言うシーンはない。

問題は攻撃面だけれど、やはり課題は攻撃的MFになる。

マルシオとシルビーニョを欠いて

ゲームメイカーが本間だけというのは正直苦しい。

松下もけして悪くないものの

Uー20で活躍した田中を起用して良いのでは?と思う。

坂本もけして悪くないもののスピードという点では

少し左サイドでは機能し切れていないし、

ボールに追い付いていない。

前半戦まで左サイドにはスペシャリストの

鈴木慎吾がいたけれど、

期限付きで大分へ移籍して

このポジションをこなせる選手が

不在に近くなってしまった。

マルシオとシルビーニョを攻撃的MFで

起用すればキープ力とパスの制度も

良くなると思うのだが、

欠いた時に残ったメンバーでどうやって戦うか?

欠いた時にFWエジミウソンが中盤でキープする

シーンが目立っただけに

いかにキープ力ある選手がいないかが浮き彫りになった。

キープ力だったら田中亜、河原の方が

圧倒的にキープ力と突破力がある。

私的には矢野が不調なら河原、マルシオと

シルビーニョが出られないなら田中亜を起用する。

その方がチームとしても

将来的に戦力アップに繋がるし、

これから新潟を引っ張っていく選手なのだから

この試合で起用しないで何処で起用するのか?

同じ負けでも先に繋がる負けをしないでどうするか!

守備面の課題はある程度解消されてきただけに

次は中盤の構成と攻撃面になる。

ここをこれからどうやって解消していくのか?

この課題を持ってこれからの10試合を

戦い抜いてほしい。

次もホームで柏との対戦だけにここで

ホーム連敗を止めて

アウエー天王山鹿島、浦和に乗り込もう!

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