11日ドラマ「受験の神様」第5話を視聴した。

今回は”クビ”になった3人が独自に勉強をするが、

道子が突然現れて方式では解けない内容の問題を

出され壁にぶち当たり、

方式では解けない内容を示すシーンが描かれていた。
ストーリー

道子からクビを通告されたものの、

力を合わせて勉強を続ける広、義嗣、恵美の3人。

受験の合否に大きく影響を及ぼす夏休みは後半に入り、

広らはまもなく行われる全国模試に向けて奮闘を誓い合う。

3人には、塾で猛勉強を続けているらしい

愛嵐らのハデな受験話が飛び込んでくる。

しかし、今は、自分を、

友達を信じて勉強するしかなかった。

そんな中、広と相談した勇は、

土日を絡めて4日間のミニ合宿を計画し、

恵美については由美と晋作の許可を得た。

義嗣に関しては、自分で親の許可を取ると

いうその話を信じ、

翌日から梅沢家で行われる合宿の計画を立てる。

道子が、勇、広らの前に姿を見せたのは、

合宿の初日、みんなが算数の勉強をしている時だった。

道子は、3人が勉強する部屋で黙って本を読み始めた。

その道子が口を開いたのは、

算数の問題は法則や公式をパターンで

暗記すればいいだけのこと、

と義嗣が物知り顔で広と恵美に告げた直後。

「最低の授業」とつぶやく道子は、

ボードに問題を書き、

3人に30分以内に解くよう命じた。

それは法則やパターンが通用しない問題で、

広と恵美はもちろん、自信満々の義嗣も解けずじまい。

これを見た道子は、

義嗣はもう伸びないと

言い残して姿を消してしまった。

まもなく、公嗣と一緒に姿を見せた文江の話から、

義嗣がこの合宿の話をしていなかったことが判明。

3人で勉強することに批判的な文江は、

有無を言わさず義嗣を連れ帰ってしまった。

この様子を見た勇は、

義嗣がかなり追い詰められていると察し、

心配を募らせる。そして、次の日の夕方、

勇は、義嗣が家から飛び出したとの連絡をうける。

公嗣らとは別に夜道を探し回った勇が義嗣を

本屋の店内で見つけた時、なんと道子が一緒だった。

道子の話によると、

義嗣は本を万引きする寸前だったらしい。

義嗣の暗い表情が気になった勇は、

義嗣をある場所につれてゆく。

やがて、全国模試の当日、広、恵美と共に

会場に行った義嗣は、

本屋で道子がつぶやいたことを

実践してみるのだが・・・。

以上日テレ受験の神様HPより


今回はクビにされた3人が4日間の合宿に

入るところから始まった。

個人的にはこれで効率が上がるか?

上がらないか?

と問われると人それぞれだが、

私自身は決して缶詰させて強制勉強させる

教育ママゴンほど最低な教育はないので、

それぞれの自由意志でやる事なら私自身は問題ない。

その事で見えない事も見える事だってあるからだ。

それ以上に私自身塾で缶詰に勉強することばかりが

今の教育に良い事とは思わないし、

机上の勉強ばかりでは仕事になった時

殆ど戦力にならないケースもある。

実践に勝る勉強はなし!

実践で役立つ勉強が本当に必要な訳である。

そこで出てきた今回の方式に則った

解き方を教えた義嗣だが、

これは道子が語っていた最低な授業と言っていたが、

これほど実践で役立たない教え方もない。

この場合もし実践で実施した場合確実にミスするだろう。

例えばこれが建築現場の

解体作業の時に見積りを出すとする。

これを方式そのままに出すのは完全にミス作業だ。

よく考えれば良い。

物体は必ずしも同じ形状をしていないし、

何より中身がなかったりしたら体積は

全然違ってくるわけであり、

それこそ事件は会議室で起きているんじゅない!

現場で起きているんだ!という事だ。

道子の出した問題は完全に方式の利かない問題だった。

そしてその問題を解けない義嗣は

完全に迷路の中に迷い込む。

そしてその中で義嗣の両親が義嗣を連れ戻しにくる。

こんなところで勉強していて親に泥を塗る気?

と・・・世間体ばかり気になり、

自分の言いなりにさせる親ほどろくな事がないが、

この展開ではまさに自分の子供の意思ではなく、

親の意思で医者にさせたいというのが見え見えだ。

元々医者はそう簡単になれる商売じゃないからね。

本当に頭の良い人間しかなれない商売でもある。

そうなるとその親は勉強!勉強!勉強!

と勉強させることしか考えない。

世の中には勉強以外に

もっと大切なことも多いだけに・・・

それはさておきそんな勉強ばかりに

追い詰められた義嗣は本屋で

あわやの所を道子に止められる。

そして道子は一言「最後の問題から解きなさい」

という言葉を残して去る。

そして迎えた模試・・・

広と恵美はそれぞれ偏差値が上がった。

これは難しい問題を経た成果が現れたけれど、

義嗣は何故か偏差値が落ちてしまった。

その理由が最後の問題から解いた事だった。

しかしその先にその理由と答えがあった。

それが今回のクライマックスだったんだけれど、

今回道子が示した授業は、

答えは1から10まで知って

初めて答えになりますという事だ。

方式だけ知っていても答えではないし、

正解だけ知っていても答えじゃない。

物事を説明するにおいてその事を組み立てる時に

答えさえ知っていれば言い訳じゃない。

何故このような事をするのか?

そしてそれはどうしてそういう経緯が必要なのか?

それはどうしてこの答えになるのか?

その説明を初めてできて問題の答えになる。

義嗣の導いたのは答えに辿り着く1つの道でしかなく、

複数の答えには対応できない。

道子が見込みがありません。

と答えたのは医者を目指すうえで

1つの道しかないようでは色々な症状を持つ病気を

見つける事はできませんという事を示している。

何事もそうだけれど、

このような模試の問題は答えは決まっている訳で

問題はそこに辿り着く事ができるかどうかだ。

1つの答えに複数の道があるように、

その辿り着き方は複数ある。

その中でもっともわかり易い道は?

という答えに辿り着くのも必要だ。

私も仕事で自ら作った資料があるけれど、

答えは1つなのだが、

パターンが無数にあるものを作ったために

周りに理解するのが困難なものを作ってしまった。

ポイントさえ抑えれば解けるものなんだけれど、

傍目から見ると複雑に写る。

今回も数多くのパターンを経て答えに

辿り着いたんだけれど、

仕事においては道は1つじゃないという事だ。

複数の道がある中でもっとも最善の選択が

できるか否かで仕事が楽になるか

苦しくなるかが変わってくる。

道子が最後の問題から解きなさいというのは

難しい問題から解いた方が

後の問題は楽に解けるでしょう。

何故ならあなたはその答えをわかっているからです。

最後に暗記についてだけれど、

まあ19×19=361は・・・

私も覚えていないです。

九九なら覚えているけれどね。

そのように基礎的な部分だけは

覚えておけば通常の生活では困らない。

基礎的な部分は殆ど暗記している部分が大きいからね。

問題はその基礎部分をいかに

応用できるかが問題なのである。

今回の受験を切る!

最初苦労し後で楽をしろ!

答えは1から10まで解って初めて答えだ!

物事は勉強部屋で起こっているんじゃない!

現場で起きているんだ!


次回も切らせて頂きます。

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