14日公開の映画「西遊記」を鑑賞した。

この映画はフジテレビ系月9で放送された

フジテレビ版西遊記の映画版で、

三蔵法師一行が旅の先で金角と銀角が

支配する国に遭遇しその国を救うストーリーである。

ストーリーは単純で解り易いが、

内容としては初代西遊記には及ばない

作品になってしまっている。
今回の場合は初代を100点としていかに

差があるかないかという点で鑑賞した作品何だけれど、

初代を知っている人にとってはあまりにも

がっくりする部分があったのではないかと思う。

私自身もやはり初代三蔵法師の故夏目雅子さんの

西遊記を観た事があるだけに

深津絵里さんが下手という訳じゃないが

どうしても差がでてしまう。

それ以上に孫悟空がさらに猿化してしまったのが

あまりにも頂けない。

キャスト

三蔵法師演じる深津絵里

孫悟空演じる香取慎吾

沙悟浄演じる内村光良

猪八戒演じる伊藤敦史

他多数のキャストでストーリーが展開する。

ストーリー

ありがたい経典を受け取るため天竺を目指す、

三蔵法師と3人の弟子・悟空、沙悟浄、猪八戒。

一行は果てしなく続く炎天下の砂漠を渡る途中で、

小さな街に立ち寄る。ところが

“虎誠(フーチェン)”というその国の王室は、

三蔵法師が現れるのを待ち受けていた。

美しくも勇猛な王女・玲美から

「妖怪・金角、銀角の呪いで、

亀にされてしまった王と王妃を助けて欲しい」

と懇願された一行は、金角・銀角が

潜むという臥龍山へ向かうが…。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとしてはこのドラマが

視聴率20%取ったのが不思議な位

バカバカしい内容だった。

わざわざ中国ロケをやったそうだけれど、

中国ロケの成果がこれだと

蒼き狼の方が金を掛けただけの事があると感じてしまった。

ストーリーは日本で言えば桃太郎と3匹の動物の家来で

鬼退治と言えば解り易いんだけれど、

それにしても西遊記の場合は主役が孫悟空であり、

三蔵法師じゃないのがポイントでもある。

ただ初代、2代目とある日本テレビのシリーズと比べると

フジの西遊記はコメディー過ぎてしまって、

孫悟空がさらにバカになってしまっている。

慎吾らしいといえばそれまでなんだけれど、

さらにバカさ丸出しにしてしまい

W杯の素人応援団長で大ヒンシュクを買ったのが

この作品で良くわかってしまう。

お似合いのキャラクターといえばそれまでだが、

初代を演じた堺正章の方が圧倒的な存在感があっただけに、

キャラクター的に数段格落ちした感じだ。

沙悟浄と猪八戒を演じた内村と伊藤は

これはキャラクターとしては

ピッタリで沙悟浄では岸部四郎より

頼りがいある沙悟浄となっているし、

猪八戒も西田敏行と比べると痩せた以外は

なかなかのハマリ役だと思った。

三蔵法師だけれど、

初代は伝説の女優夏目雅子さんという事で、

やはり深津絵里さんと夏目雅子さんを

比べると厳しいかもしれないが、

2代目を演じた当時人気絶頂だった宮沢りえさんと

比べたら遜色のない三蔵法師になる。

ただこれも初代の夏目雅子さんの存在感が

強過ぎた為にどうしても

迫力を感じない三蔵法師になってしまっている。

あれでは悟空に舐められてしまうのも無理ないか・・・

初代のインパクトを強く残している人にとっては

バラエティ化してしまった西遊記は

あまりにもバカバカしく映るだろうし、

初代を知らない人たちには逆に面白く感じるかもしれない。

総評として100点減点方式で

観ると50点以下になってしまう。

大帝の剣よりはましかもしれないが、

とてもじゃないがこの作品を100億なんて

目標はあまりにも無理難題だし、

世界向けの公開なんて日本の恥を晒すだけだ。

ただこの作品で唯一収穫があったとすれば

多部末華子の存在感ある演技は

将来の主演女優の片鱗をみた。

それ以外ではエロカワ女王一行の

ニセ三蔵法師一行はね・・・

これで出だしからバラエティ学芸会となってしまった

最大の敗因だろう。

結論から言うと2時間スペシャルで十分の内容だった。

初代から比べて数段格落ちした西遊記を観る価値を

見つけるなら多部末華子の光った演技だけだろう。

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