16日アジア・カップ1次リーグB組最終戦

ベトナム代表対日本代表の試合がハノイで行われ、

日本代表が4対1でFW巻の復活2ゴールなどで

B組1位通過を決めた。

試合は前半6分にCKからベトナムに

まさかの先制点を許す展開も

前半12分MF中村俊輔のクロスを

FW巻のヘディングが決まって同点に追いつくと、

前半30分にFKのチャンスからMF遠藤の直接FKが

決まって勝ち越しに成功して前半を終了する。

後半になると日本は徐々に中盤を支配し始め、

後半7分にMF中村俊輔のゴールが決まると、

後半13分FW巻のこの試合

2ゴール目を決めて試合を決めた。

試合は最後まで日本が支配し続けて1位突破を決めた。

これで日本は次の試合もハノイで行える事になり、

オーストラリアとの対戦する可能性が浮上した。
格下とわかりながらも相手はホームのベトナムという事で

油断すれば足元を救われかねない試合だったが、

やはりここは中国でのアジアカップの経験が活きた。

全大会の経験者である中村俊輔、中澤、川口が

この状況を全くものとしない。

日本代表のフォーメーションは4−4−2

GK川口

DF

右SB加地、CB中澤、CB阿部、左SB駒野

MF

右MF中村俊輔、ボランチ中村憲、鈴木啓、左MF遠藤

FW高原、巻

UAE戦と変らず同じメンバーで始まった。

前半はホームベトナムの速攻に押され、

前半6分にまさかの先制点を許す苦しい展開・・・

しかしそれを破ったのはチルドレンの巻だった。

代表として実に1年2ヶ月ぶりのゴールで同点にすると、

日本は次第にベトナムとの実力差が出始めた。

中盤で回す日本に対してベトナムはカウンター攻撃以外は

防戦一方となり、前半30分にFKを与えると、

MF遠藤が確り決めて勝ち越しに成功!

このFKは中村俊輔が蹴ると思ったベトナムのミスだが、

遠藤のFKも精度が良いだけに

今の日本には色々なパターンのFKを蹴る事ができる。

前半をリードで終えると、後半は完全に日本ペース!

パス回しから後半7分にMF中村俊輔の

ミドルシュートが決まると、

後半13分に巻が2ゴール目を決めて

中村俊輔、遠藤、巻はお役御免となり、

最後まで圧倒して終了した。

オシムジャパン最初の難関である

試合を突破した訳だけれど、

やはりこのアジアカップの主役は

中村俊輔で次に高原という事がハッキリした3試合だった。

世界トップリーグのチャンピオンリーグを戦った

中村俊輔のレベルはアジアでは完全に王様だ。

フィジカルが強くなった事で当たり負けせず、

技術があるのだから3人がかりでない限り

アジアレベルでは止められない。

ましてFKを与えたら相当高い確率で得点できる。

ただ中村俊輔に頼り過ぎるチームになってしまうと

封じられた時には何もできないゆえ、

これからは回りのレベルアップが求められる。

FWも巻がようやく師匠の期待に応えた。

不振の中でも起用され、

負ければ責任を負わされた中でのプレッシャーを

見事に力に変えた。

この調子が決勝トーナメントでも維持できれば

3連覇へ向けて大きな力になる。

メンバーは今日のメンバーがこのアジアカップでは

オシムジャパンの最強メンバーと観て良いだろう。

次はオーストラリアが来るみたいだけれど、

1年前のリベンジも悪くない。

1年前の雪辱を果せるか?

決勝トーナメントが楽しみだ。

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