26日公開の映画「しゃべれども しゃべれども」

を鑑賞した。

この映画は落語家の2つ目の若手落語家が

ひょんな事から話し方教室を始める事になり、

話し方を教えるストーリーである。

話し方の上手い人と下手な人は何処でもいると思うけれど、

何を持って上手いととり何をとって

下手と取るのかは個人差があり難しいが、

話せない人にはそのコツを掴むのにいいかもしれない。
話し方って色々あるけれど、

私自身はあまり話し方を知らないので、

文章にしたからと言って話し方を知っているとは言えないし、

話し方はそれぞれと思っているので決まった形で

話すのは苦手だ。

ゆえに私のような人は営業には向かないので

営業はやりたくない。

営業ほど常識を知らないと務まらない商売は

ないものだからね。

とはいえ話し方はひとそれぞれなので

その人に合った話し方があるはずだ。

私自身誰もがわかる話し方なんて正直ないと思っている。

100人中100人がわかる話し方なんて

私自身ないと思っているので、

その人に合った話し方があると思う。

少なくても学校の先生のように

100人中100人わかるでしょう的に

考えている人は少し考えを改めた方が

いいかもしれないでしょう。

それはれレビューしながら書いていこうと思う。

キャスト

2つ目の落語家で落語は古典だけと決めている。

客はまばらで真打には程遠い・・・

そんな中話し方教室をやることになり

自分の落語を見つけていく古今亭三つ葉演じる国分太一

無愛想だが美人、

しかし上手く話す事のできない実家のクリーニング屋を

手伝う十川五月演じる香里奈

関西から東京に引っ越してきたが関東に馴染めずに

悩んでいる少年村林優演じる森永悠希

元プロ野球選手で恐持ての顔、

今は解説者をしているが

上手く解説できない湯河原太一演じる松重豊

三つ葉の祖母で茶道を教えている外山春子演じる八重草薫

三つ葉の師匠で真打の古今亭小三文演じる伊東四郎

他多数のキャストで進行する。

ストーリー

東京・下町。うだつの上がらない二つ目の落語家、

今昔亭三つ葉は、

ひょんなことから落語教室を開くことになる。

生徒は、美人だが無愛想で口の悪い五月、

口は達者だが関西弁のためクラスになじめない

少年・村林、そして、元野球選手の湯河原。

3人は言い争ってばかりだったが、少しずつ上達していく。

ある時、村林はいじめっ子と野球対決をして負けてしまう。

悔しがる村林に、いじめっ子を落語で笑わせてやれ、

と三つ葉は提案する。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとしては落語を舞台にしている点では

話し方については落語を知った方が良いかも知れない。

私も生の落語は1度しか聞いた事ないんだけれど、

とにかく確り話しを聞いていると

落語は笑いのツボをよく抑えているのが実にわかるもので、

どこで笑うのか、どこで泣くのか?

そしてどこで感動するのか?

を落語は確りツボがある。

言い方を変えるととポイントなんだけれど、

そのポイント、ポイントを抑えると人は

何で笑うのか?何で笑わないのかがわかる。

今のお笑いは落語に毛が生えたものが多すぎるけれど、

本当の笑いを知っている芸人は必ず落語を

観てツボを抑えているだろう。

そんなこんなで突然始める事になった話し方教室だけれど、

まず話し方を始める上で落語を覚える事から始まる。

私もあれだけの落語の台詞を覚える事は・・・

かなり困難だろうと思うけれど、

イメージだけは暗記しておけるもので、

聞けばああこの場面というのを

イメージで残している事が殆どだ。

そこから始めるのは確かに間違いじゃないと思うけれど、

これも面白いと思わなければなかなか覚えない訳で、

最初五月と優もなかなか覚えられない。

まず五月の場合だけれど、彼女の場合は美人だけれど、

話し方が上手くないタイプの女性だけれど、

こういう女性って男性は苦手にするだろうね。

美人ほど突っ込み難いものだから見かけは

美人でも性格がストレートなのに

言葉はストレートじゃないタイプの女性は

比較的片思いのケースが多い。

五月もそんなタイプだ。

ゆえになかなか自分の思うような事を言えないでいる。

言いたいけれど言えない気持ちは

私も意外とそういうタイプなので

言う時と言わない時の差が実は激しかったりする。

ゆえに肝心なチャンスをあっけなく逃したりする

場合もあったりするんだよね。

それゆえ誤解されることもしばしば・・・

次に優だけれど、この子は完全に関西のノリを

そのまま関東に持ってきた感じだけれど、

関東と関西ってかなり違うんだよね。

関西ってとにかくイメージ的に皆同じ人間って

感じで気軽に話してくる人が多い。

しかし関東はあまり気軽に話してくる人は少なく。

控えめな人が多い。

それ以外にも色々な面で関西は違うので

この地域の水に慣れると他の地方では

相当苦労するかもしれない。

でもこの子の場合は話し方というより、

馴染めるかじゃないのかな?

人によって馴染めない場所もありますからね。

そしてもう1人は元プロ野球選手の湯河原だけれど、

このモデルって・・・

元阪神の代打一筋だった人ですよね?

確かにあの人の解説って・・・

ただの根性論という感じで理論解説じゃないよね。

個人的には理論解説系なので根性論も

取り入れているけれど、

根性論だけではただの時代遅れの高校野球に

なってしまうからね。

まああの解説で解説の仕事が来る事

事態が不思議なんですけれど・・・

そんな中で話し方教室が始まる訳だけれど、

その中でも三つ葉にも一門会で

落語を披露するチャンスが到来する。

師匠の十八番の1つを披露しようとするが、

なかなか覚えられない。

そんな中で色々事件が起こる訳だけれど、

真剣に心配していなければ言えない事だってあるし、

できない事だってある。

優が突然失踪したシーンではある意味

あの行動は正解だったと思う。

そして一門会当日が来た訳だけれど・・・

ここで三つ葉は酒を飲み干すそして舞台へ・・・

ここは劇場で観てほしいけれど、

その後優と五月の落語披露会も

やる訳だけれどこちらも劇場で観てほしい。

総評としてこの映画で言いたかった事は

話し方は人それぞれなんだ!

しかし伝え方は気持ち次第なんだよ!

というのがこの映画で言いたかった部分だと思う。

冒頭でも書いたけれど、

100人中100人がわかる話し方なんてない訳で、

その人にとってわかる話し方で

話す事こそわかる話し方なんだ。

そしてそれによって100人中100人理解したと

いう結論に達する事が出来るのではないだろうか?

ゆえに教え方次第でわかる人と

わからない人が出てくる訳で、

教え方、覚え方はそれぞれなんだ。

その話し方を見つける事ができれば

その形が独特だったとしても

人に気持ちを伝えたいと思えば

必ず通じるものなのだと思う。

ゆえに私自身確実に禁句にしている事は

誰でもわかるという事は絶対ないという事だ。

そのやり方、話し方が誰でもわかると思っている人こそ

バカだと思う。

そう思っている以上100人中100人なんて事には

絶対辿り着けないだろう。

この中で登場した三つ葉、五月、優、湯河原の4人は

それぞれ自分の表現方法があったんだけれど、

その自分の表現方法がわからなかっただけなのだ。

それがわかった時それぞれの答えに辿り着いた。

しゃべる事は気持ちを伝えることでもあるし、

意思を伝えることでもある。

その人に気持ちと意思を伝えたいと

いう気持ちが強ければ必ず通じるだろう。

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