30日セントラルリーグが開幕し、

巨人は横浜スタジアムで

横浜ベイスターズとの開幕戦を戦い、

2対3で巨人が3本のホームランで逃げ切り開幕戦を飾った。

試合は巨人内海、横浜三浦投手の開幕投手で始まり

1回にセントラルリーグ初の

1番由伸選手の初球先頭打者ホームランで先制するが、

その裏横浜は2死1,2塁から

5番鈴木尚選手のタイムリーで同点に追いつく、

横浜は3回に5番吉村選手のタイムリーで

リードを奪うが、4回に巨人は4番李、5番ゴンザレスの

連続ホームランで逆転に成功する。

その後両チーム攻め手に欠き、

巨人は8回からセットアッパー林投手、

9回にはストッパー豊田投手のリレーで

逃げ切り2年連続開幕戦をものにした。
小笠原、谷、ゴンザレスの大型補強で

昨年からガラリと変わった巨人打線は

1番に由伸選手を置く新布陣で臨んだ。

開幕投手は上原投手の故障により、

昨年12勝した内海投手が務めた。

パウエルも不在だった事を踏まえても

この起用は当然といえた。

内海投手の投球については昨年から

フォームが固まった事でボールを長く持つ事が

できるようになってから飛躍的に良くなった。

打者としてはボールの出るタイミングが

少しずれるだけでかなり違うので、

凄いボールがある訳じゃないが、

福岡の和田投手同様にタイミングを

ズラす投球を確りものにしていた。

初の開幕投手だったけれど、

7回2失点120球という事で

十分過ぎる内容だったと思います。

打線については正直昨年広島のブラウン監督が

組んだいい打者を最初から配置して

下位打線は貧弱というスタイルに映ってしまう打線だ。

確かに初回から由伸選手、首位打者経験のある

谷、小笠原選手が続く打線は確かに脅威ではある。

しかしいざ下位打線に目を向けると

7番に小坂選手、8番に鈴木選手、

9番に投手という打線はどうかな?と思う。

この打線は1〜6番までは確かに脅威ではあるけれど、

肝心の下位打線は貧弱をぬぐえず、

投手に与える脅威は何もない。

確かに足は速いけれど、1発がないし、

例え出塁しても1番まで回るまでに

使える作戦が犠打かスチールしかない。

走者がその前に溜まっても

長打がないから外野は前に出やすい。

2番当たりに1人足の速い選手がいると

投手としては嫌らしいが、

7,8番に置いたら投手としては長打の脅威がなく、

高めのボールでつり易い。

これが仮に矢野選手や阿部捕手を

配置すれば不用意な高めは禁物になるし、

投手も1発の危険が伴う。

私が監督なら1番は谷選手、

2番に二岡、脇谷、小坂選手を使う。

そうすれば5番、6番にゴンザレス、由伸選手、

7、8番阿部捕手、ホリンズ、矢野選手を起用して

攻撃特化型の打線構成にする。

下手に攻撃と守備のどっちつかずよりは

ハッキリした布陣を敷いた方が良いだろう。

それ以上に守備重視で起用した

鈴木選手の3回の送球ミスを見る限り

守備範囲は広いが強肩じゃない

鈴木選手が1塁走者を刺そうとした時点で

既に選択ミスだし、不用意なピンチを広げる原因となった。

走られるセンターを起用する位なら多少守備範囲が

狭くなっても肩の良い矢野か亀井選手を起用した方が良い。

中途半端な起用に少し危惧する面が露呈された。

とはいえ確り開幕戦をものにしたのはまず良かった。

これは結果を求めた監督としては当然の結果となるので、

センターの起用ミス以外はまず大きなミスはなかった。

とにかく今年は結果を出すという以上は

結果に厳しく接していくので

原監督には何としても結果を出して頂きたいと思います。

ブログランキング・にほんブログ村へ

Ranking ブログランキングに参加しております。

ジャイアンツ栄光の70年―感動の記憶が今、蘇る。


巨人軍物語
mixiチェック