21日Jリーグナビスコ杯07第1節が行われ、

アルビレックス新潟はホーム東北電力ビックスワンで

鹿島アントラーズと対戦し、

3対1で今季初勝利を手にした。

昨シーズン鹿島とは1勝もできなかっただけに

今後に大きな弾みになる試合となった。
ナビスコ杯の観戦は実は2年振りとなったんだけれど、

相手が鹿島という事で昨シーズンのナビスコ杯準優勝チーム

という事で好調名古屋も入った激戦区である。

ここを何としても予選リーグを突破するには

初戦は大切な1戦となった。

アルビレックス新潟にとっては3,4月は強豪が続く

試練だけに不調の鹿島相手に

どのような試合ができるのか?それに注目した。

アルビレックス新潟のフォーメーションは4−4−2

GK北野

右SB内田、CB千代反田、CB千葉、左SB坂本

右MFマルシオ、ボランチ本間、シルビーニョ、左MF鈴木

FW矢野、エジミウソン

中2日という事もありDF永田、MF永田が外れ、

出場停止明けのエジミウソンが復帰した。

Uー20の田中と河原は遠征中のため

不在の中での試合になった。

試合は前半開始早々からアルビレックス新潟が

攻勢に転じて前半3分GK曽ケ端が弾いたボールを

MFマルシオが落ち着いて決めて先制する

幸先の良いスタートとなった。

鹿島も今年のメンバーはスタメンは

確かにリーグでも屈指のメンバーだけれど、

リザーブは少し心もとないメンバーなだけに

今年加入した新外国人のファボン、ダニーロが

どう機能させるのかに掛かっているのだろう。

ここ3試合未勝利という事からもその連携が

まだ上手くいっていない感じが見受けられた。

それ以上に中盤がMF野沢の故障でやりくりが

若干上手くいっていない印象もあった。

そんな状況でもやはり地力のある

鹿島は次第に試合を支配していく。

新潟は守ってカウンターの展開となっていった。

そして前半28分に一瞬の隙を突かれ、

FWマルキーニョスのヘッドが

決まって同点に追いつかれる。

前半はそのまま終了した。

後半になっても鹿島がボールを支配する展開が続いた。

アルビレックス新潟もカウンターから突破して攻めるが、

CKからのFW矢野のヘッドがキーパーチャージを

取られたりして得点にならない。

試合が動いたのは後半23分CKのチャンスから

MFマルシオのクロスをFWエジミウソンが

復帰の挨拶代わりのヘッドが炸裂して

勝ち越しに成功した。

その後鹿島は攻勢に転じてボールを

さらに支配してアルビレックス新潟が

必死に守る時間が増える。

それでもカウンターからチャンスを窺って

後半42分に前がかりになった

鹿島ディフェンス陣の隙を突いて

FW矢野が上手く飛び出し、

GK曽ケ端をかわして代表入りを

アピールするゴールを決める。

試合はそのまま終了し、

アルビレックス新潟は今季初勝利を手にした。

試合内容としては鹿島がボールを支配する

時間が長く苦しい展開だったけれど

守備面では確り守り通した事が大きい試合だった。

これも今年ディフェンスラインを

総入れ替えした事もあるんだけれど、

中盤もMFマルシオが加入した事で

MFシルビーニョに対する負担が

大きかった中盤の負担が減った事も

守備面での貢献に繋がっている。

シルビーニョがボランチで

ボールをキープしてマルシオを中継し、

FWエジミウソン、矢野へ繋ぐパターンが

確立すればこれから自然と勝利が増えてくるだろう。

それ以上に選手層が厚くなった事で

永田の代わりに千葉、寺川の代わりに本間を起用した。

この点でも今年のアルビレックス新潟の強みがある。

昨シーズンはシルビーニョが故障すると総合力が落ちたし、

ディフェンス面では永田の故障で

1シーズン安定したメンバーで戦う事ができなかった。

しかし今年から守備面が確りした事で

カウンターを掛けれるだけのメンバーも揃い、

若手では田中、河原の台頭で競争も一掃激しくなった。

それ以上にチームを纏められる坂本が加入した事で

チームに纏まりも生まれた。

攻撃面をもう少し連携度が上がってくれば

次第に勝ち点3を獲得できる試合も増えてくるだろう。

次のナビスコ杯もアウエーで鹿島と対戦するが、

ここで弾みをつけて

次の川崎フロンターレから勝ち点3を奪いたい!

ブログランキング・にほんブログ村へ

Ranking ブログランキングに参加しております。

アルビレックス新潟オフィシャルガイドブック2007
mixiチェック