16日ライブドア事件で、

証券取引法違反

(有価証券報告書の虚偽記載、偽計・風説の流布)

の罪に問われた前社長・堀江貴文被告の判決が

東京地裁で開かれ、

懲役2年6月(求刑・懲役4年)の実刑を言い渡した。

判決では堀江被告に対して全く反省の色がなく、

自らの利益だけを考えた行為に対して

情状酌量の余地がないという事で実刑判決となった。
livedoor Blogを運営しているものとして

避けて通るわけにいかない事件なので

やはり注目していたが、

結局この手の事件については

最初から有罪ありきで逮捕に

踏み切ったという見方をしていたので、

この判決には正直驚いていない。

1月に公開された「それでもボクはやってない」と同じで

結局のところ犯罪ありきで有罪ありきの手順で

最初から進んだ事件だと感じている。

虚偽記載という点は経緯を読む限り

確かに許されるものではないだろう。

しかしもう1つ引っ掛かるのは風説の流布という点だ。

そもそもlivedoorが注目されたのは

球界再編の時にさかのぼる。

それ以降livedoorは常に注目の的となった。

早い話広告費無料という感じで

連日マスコミがこぞって取り上げ、

livedoorの特集を多数組まれていた。

当然注目される事で業績は伸び、株価も上がった。

普通マスコミに取り上げられると

一般の人は黙っていても注目するし、

何より国民的スポーツであるプロ野球が

最大のピンチだった2004年、

その中で名乗り出た事で注目されるのは当然ではないか?

そして財政面で多少苦しくてもそれが無理と

決め付けた点で多くの人はプロ野球経営者に

対する失望を知った。

もし注目された事を風説の流布となるのなら

これはマスコミもその一旦に加担したと

考えても不思議じゃない。

私自身の考えだが、

注目されれば人はそれに飛びつくものだ。

そしてその人気が上がれば上がるほど

売上も上がるものだ。

注目されなければ誰も買わないし、誰も見ない。

結果売れないになるだろう。

風説の流布が今だに引っ掛かる私がいるんだけれど、

風説の流布はどうもマスコミが

頻繁にやっている気がするのだが・・・

とにもかくにもこれで裁判が終わらないし、

まだ続いていく。

時代を変えた人である事は間違いない。

ただ会社の利益=個人の利益なのだろうか?

会社の利益=株主の利益にならないのだろうか?

疑問も今だに多い。

本当の真実とは何だろうか?

その答えは当人にしか知らない。

その真実に当たるまではまだまだ終わらないだろう。

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