14日ドラマ「ハケンの品格」最終話を視聴した。

最終話はハケン弁当の発売が4月2日に決まり、

春子と美雪の契約が終了するが、

ハケン弁当発売のピンチに大前春子がサプライズ登場し、

ハケン弁当のピンチを救い、春子、美雪のその後がメインだった。
ストーリー

賢介は発売日が正式決定となった

ハケン弁当の最後の詰めで忙しかった。

そんな中、美雪は契約の更新が決まったが、

春子は当初の宣言通り3ヶ月で

会社を去ることを決めていた。

懸案だったハケン弁当のコスト削減策は、

米プラスティック製お弁当箱を最初だけ

買ってもらう “マイ弁当箱” 方式を

採用することでクリア。

食材の調達は、マグロのツネさんの協力で

順調に進んでいたそんな折、

賢介は美雪から家庭の事情で

契約更新を辞退させて欲しいと告げられる。

そんなある日、東海林からの電話に出てしまった春子は、

賢介のパソコンを開くことに。

そこにあった東海林のメールから

東海林が耐え難い疎外感を味わっていることを知る。

いよいよ、ハケン弁当発売を2日後に控え、

春子と美雪の契約終了の日がやってきた――


以上日テレ「ハケンの品格」HPより

最後の最後で大どんでん返しだった。

確かに大前春子らしい終わり方だったけれど、

あれって契約○ってやつですよね・・・

まあ確かに結○は契約ですから・・・

しかも時給3000円・・・

う〜ん凄い結○契約だな・・・

といらぬ想像を置いといて、

派遣社員として去る時がきた訳だけれど、

派遣を続ける限りどうしてもこういう時が来る。

これが現実といえばそれまでだけれど、

その中でも美雪の3ヶ月は

相当密度の濃い3ヶ月を送った。

これも春子と出会った事で色々な厳しさと

生きていくための術を仕事を通じて

確り感じ取ったからこそ

契約を終了をあえて選んで紹介派遣の道を選んだ。

美雪の場合は派遣で強く生きるタイプじゃないから

確り足場を固めて働く方が彼女には合っていると思う。

美雪の場合は春子と違い自由の中より、

集団でいる方が向いているタイプなのだと思う。

みんなに可愛がられる人って

派遣は合わないかもしれないね。

そんな合わない中でも美雪は確り頑張って

正社員で入社したら絶対経験できない事を経験できた。

これは今後の人生において絶対無駄にならないだろう。

そして里中も春子に確り厳しさを叩き込まれた事で

窓際族から主役にまで這い上がった。

これも美雪同様人との出会いで変わった。

最初は頼りない主任だったけれど、

春子のスキルとその仕事をする上での

厳しさが確り里中に伝わり、里中を成長させた。

私もどちらかというと頼りないタイプなんだけれど、

居辛い経験をした事があるので、

そうなると伸びるのも伸びない。

優しいだけじゃダメだという事を

春子は確り行動で示した。

里中の場合は最後まで派遣社員も正社員も

皆平等という姿勢を貫いた。

最後の質問は印象的だったけれど、

派遣社員は必要か?という質問に、

正直正社員の比率が高ければ本来なら1番良い。

私も仕事につけなかった時期も経験しているけれど、

やはり保険面での待遇は圧倒的に正社員の方がいい。

派遣は正直バナナの叩き売りというのが率直な現実だ。

派遣でも正社員と同じ保険面の待遇があるのなら

派遣制度もけして悪い制度ではないし、

自由に働きたい人には派遣社員の体系の方が

いい人もいる。

ただ現実は正社員になりたくてもなれない人が

派遣社員をしているのが今の現実であり、

安い賃金で業績を上げている会社が多数を占めている。

今の好景気は賃金カットした結果黒字に

転換しただけのみせかけ好景気なのだ。

本当に好景気には程遠いのが現実だ。

ただこれから団塊の世代が大量に定年退職されるので

その人材急務で多数の社員募集が

始まるという朗報もある。

私の世代では大きく不況の煽りを受けた

世代には何とも羨ましい限りだ。

ドラマではハケン弁当が大ヒットという事なんだけれど、

やはりエコと食べ頃の食材を

両立させる事はとても良い事だ。

派遣にとってはいかに安く済ませるかが大事である。

こういうお店が多数あれば大繁盛しても

不思議じゃないだろう。

そしてドラマ最終回の総括として、

このドラマでは大前春子という派遣に

生きるスーパー派遣社員を中心に描かれたけれど、

春子のような派遣は殆ど存在しないが、

美雪のような派遣社員は多数存在する。

実際には美雪を通じて大前春子が

派遣で生きていく術を!

そして1番大事なのは働くとはどういう事なのか?

を確り伝えた事だ。

私たちが生きていく為には働かなければならない。

それが本当は当たり前なのだけれど、

その働く居場所を見つけられている人は

実際にどれ位いるのだろうか?

その居場所に最初から出会える人は幸せだが、

現実にはそういう人より

見つけられていない人が多い。

でも本当に必要なのは仕事で活躍する場よりも、

そこで生きる為には?という事なのだろう。

もちろんその場所が生きる為に

合わない場所だという事もある。

私自身も転職した時そこが私に合う場所でないと

気づいた時には正直辛かった。

そしてそこに未来を感じないのなら

そこが生きる場所とは限らない。

そう思い、そう感じるのなら転職する決意を

しても良いと思う。

まず生きる場所を見つける事だ。

それが例え活躍する場所じゃなかったとしても

そこで生きる場所ならそれで良いじゃないか。

活躍する場所は生きる場所じゃなくても良いんだよ。

だからこそ大前春子は会社は生きる場所、

プライベートは活躍する場所と割り切った。

春子は会社を移る事で前の事は

一切リセットする事については私も納得できる。

実際私も以前の会社の人とは

2度と会わなくても良いと思うし、

私の場合学生時代の人すら

会わなくても良いと思っている。

そう今が大切なのだから・・・

そしてその中で本当に活躍できる場所を

見つけられるなら1番良いし、

それが生きる場所ならなお更いい。

でもそんな人は限られている訳で、

私も仕事は生きる場所、

プライベートはここのように色々楽しみ、

活躍できる場所と考えている。

仕事とプライベートは一緒にしない春子の姿勢には

私も共感したし、何より同じ誕生日という事も

あるのだろうが、困った人を素通りできない性格は

私も同じだ。

この3ヶ月で春子から大切な事を感じたし、

最後まで信念を導き通した事も凄い。

最後は春子らしい契約で幕を閉じたけれど、

変わった性格でもあるから

それはそれで違った生き方をみた。

この先に大前春子のストーリーが

あるのかわからないけれど、

あったならどんな結末があるのか観てみたいものだ。

大前春子にまた何処かでお会いしたい!

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