10日公開の映画「バッテリー」を鑑賞した。
この映画はあさのあつこさん原作の映画で
1人の天才投手が野球を通じて友情と絆を
深めていくストーリーである。
日本では国民的スポーツである野球を通じて
色々なドラマを1つ1つ丁寧に描いたストーリーは
観終わった後に感動を残してくれるだろう。
この映画はあさのあつこさん原作の映画で
1人の天才投手が野球を通じて友情と絆を
深めていくストーリーである。
日本では国民的スポーツである野球を通じて
色々なドラマを1つ1つ丁寧に描いたストーリーは
観終わった後に感動を残してくれるだろう。
まずこの映画についてだけれど総合評価は100点!
実に私が言いたい事や現実、
その思いなど全ての面において
この映画では描かれていた。
天才投手が主人公なんだけれど、
確かにボールが速いという点では天性的な部分はある。
ただ私としては投手には天才は存在しないと
いう観点があるので、
これは例えボールが速くなくても打ち取る
駆け引きを覚えれば例えボールが遅くても
三振も取れるし、抑える事もできる。
その点についてはレビューで詳しく書くとしたい。
キャスト
並外れた速球を投げる天才ピッチャー。
投球に絶対の自信を持つプライドの高い少年。
まわりがどう思おうと関知せず、
自分を貫く強気な性格に見えるが、孤独で繊細な一面も。
豪と出会い学校生活や家族関係で
葛藤することで少しずつ変わっていく原田巧演じる林遣都
巧の同級生。地元の野球チーム「新田スターズ」の4番、
キャッチャー。面倒見がよく、おおらかな性格。
キャッチャーとして確かな実力の持ち主だが、
しだいに速くなる巧の速球を受け切れなくなり、
自信を失いかける。永倉豪演じる山田健太
巧の弟で幼い頃から体が弱く、
家族で空気のいい岡山県の県境の町に引っ越してきた。
無邪気な笑顔で周囲をなごませる。
体が弱いが野球が大好きでのちに
「新田スターズ」に入団する原田青波演じる鎗田晟裕
巧のクラスメイトで風紀委員。
巧の「本気なら押し通せ」という言葉をきっかけに、
「もういいや」とあきらめていた
自分の性格を見つめ直し、巧を意識するようになる。
矢島繭演じる連佛美沙子
巧と青波の母親で青波の体の弱さを
心配して野球を辞めるように言い続けるが・・・
原田真紀子演じる天海祐希
巧と青波の父親で最初は野球に興味がなかったが、
野球チームに入り野球の楽しさを知る
原田広演じる岸谷五郎
巧と青波の祖父で、真紀子の父。
かつて甲子園常連監督といわれた。
巧の才能を認めつつもその才能がゆえに
孤独を悟る井岡洋三演じる菅原文太
新田東中学の教師で、野球部顧問。
生活指導を含め野球部を厳しく管理している。
ある事件で野球部は活動停止になる戸村真演じる萩原聖人
他多数のキャストでストーリーは進行する。
ストーリー
原田巧は、中学入学を控えた春休み、
岡山県に家族で引越してくる。
巧は、ピッチャーとしての才能に絶大な自信を持ち、
同時に他人を寄せ付けない孤独な面を持っている。
家族には病弱な弟・青波、青波をいたわるあまり
巧に冷たくあたってしまう母・真紀子。
野球にあまり関心のない父・広、
そして甲子園出場校の有名監督だった祖父の洋三。
温かい家族でさえ、
巧の孤独な面に対する接し方に迷う時があった。
巧はそこで、同級生・永倉豪と出会う。
その投球に惚れた豪は、
バッテリーを組むことを熱望。
二人は、新田東中学野球部に入部する。
しかし、待ち受けていたのは、
監督の支配下のもと”徹底した管理野球”だった。
自分を貫くため、監督に歯向かい衝突していく巧。
そんな巧のまっすぐさに同級生・矢島繭は惹かれていく。
順調に見えた巧と豪。
しかし、やがてふたりの技術の格差が表面化、
バッテリー解消を口にする豪。
それを受け入れた巧に弟・青波は納得しなかった。
必死に仲を取り持つ青波。
「投げろや!」再びバッテリーとなった二人だったが、
折りしもその時、青波が病気で倒れる。
弟を野球に巻き込んだことが原因だと母・真紀子は、
巧を突き放す。が、父・広は、体の弱い弟を思い、
親にかまわれない寂しさを紛らわすためにも、
野球を必死に続けてきたのでは?と語る。
青波は命の危険にさらされながらも、
行われる強豪中学との試合直前、巧にお願いする。
「勝ってな・・・お兄ちゃん」青波の言葉を胸に、
巧はクランドへと向かった・・・。
結末は劇場で観てほしいけれど、
今回のレビューとしてはまず友との友情、
家族との葛藤、野球の現実、実力差、
そして野球から学ぶ楽しさと絆を
確り描かれた事を最大級に評価したい。
まず友との友情だけれど、
巧は野球の実力ではあの年齢では
トップクラスの投手がゆえに、
周りとの調和が上手く取ることが出来ず、
家族は青波の病気で巧の冷たく当たる。
しかしそれを変えていくキッカケになったのが
永倉豪らチームメイトの仲間とクラスメイトの
矢島繭との出会いだった。
特に巧の場合実力があり過ぎる為に
巧のボールを取れる人がいない事にも
相当悩まされていた。
そこで出会った永倉豪はその悩まされていた
巧の問題を解決するキッカケになっていく。
そしてその弟・青波も巧の野球を好きで
自らも体が弱い事を家族と巧に言われながらも。
野球をやりたいと言う。
この気持ちだけれど、好きな事をやりたいのは当たり前だ!
それは正直誰にも止める権利はない。
ただ青波は病気を患っているので
今は体が弱いかも知れない。
でもスポーツをする事でその体が強くなっていく事がある。
私も小さい時は病弱な面があったけれど、
野球をやった事で体が強くなった。
ただ私の場合はのちに
オーバートレーニング症候群
(練習のし過ぎにより、運動機能が低下し、
疲れが取れない症状)
になってしまい色々な人間関係なども
あり辞めてしまったが、それ以上に野球を楽しく、
好きでありたかったからもであった。
このストーリーでは中学入学で徹底した
管理野球と先輩からのイジメを
越えた拷問が待っているわけだけれど、
まず学校の野球についてだけれど、
大半の野球部顧問は勝つ事しか頭にない。
学校とは本来勝つための機関ではなく、
教育機関であり、
確り人間性について教える事が大切なのである。
学校野球ばかり数十年変わらないのだが、
とにかく勝つために徹底的に管理し、
厳しく指導する事が正しいと勘違いしている人が多い。
そういう野球を私も経験したから解るんだけれど、
そういう野球って本当に楽しくない。
一体何の為にやっているのか
正直その時私は解らなくなった。
勝つためにやるの?
野球をやりたいからやるの?
本当に求められている本質を
忘れた人があまりにも多過ぎる。
残念だが今の学校は勝つためにやっている。
ゆえに昨年の夏に早稲田実業の斉藤投手と
駒大苫小牧の田中投手の二人が投げ合い
感動を呼んだ試合が再試合となり
翌日投げさすという暴挙ができるのだ。
これはストーリーでも出てきた
野球を知らない上層部連中に問題があり、
確り未来のある子供たちの事を
考える人たちが上層部にいると変わっていくだろう。
このストーリーでも出てきたが、
少しでも実力のある人に対して快く思わない人が必ずいる。
あれはハッキリ言ってイジメを越えた拷問であり、
自分の気に入らない事に対する八つ当たりである。
正直私も経験したけれど、
ああいう子って結局相手に対しての嫉妬からくるものであり、
今のずる賢い子はあれを「体罰は行けませんよ!」と
言って逆に教師を脅しに掛かる。
こういう子に対しては正直体罰以上に
怪我をさせた事に対する
傷害罪を適用して留置所や少年院送りにして
お灸を据えるのが1番の薬だろう。
残念だが、こういう子に対してはそうしないと
理解する事はない。
ただこういう子に対して何故そうなったのか?
を考えてあげると、
あまりにも管理し過ぎた事が最大の原因だ。
管理し過ぎると雁字搦めに合い、
小さな事でも許されないというプレッシャーが襲ってくる。
その為にそれが次第にストレスとなってしまい、
陰で陰湿ないじめを始める原因になってくる。
内申書云々という事を言っていたけれど、
いい子であれば良いのか?
という事に対してこのストーリーでは
決してそれが良いとは限らない事を伝えていた。
確り向き合う事が大切だという事を・・・
ここからは専門分野である野球についてだけれど、
まず原田巧の素質だけれど、
これは劇中という事速球は130〜140km前後位かな?
この世代だとそれぐらい投げれる投手はいないからね。
それに小学生の場合はリトルリーグは
変化球を投げる事は禁止されており、
成長過程で肘に負担を掛けない為にカーブなど
の変化球は投げる事はできないし、
投球数によって中4日投げる事ができないなど制約がある。
今はストレートだけだけれど、
のちにスライダーかフォークを覚えると
相当な投手になるだろう。
劇中でもカーブを教えてと言うけれど、
祖父は今は教えられないと答えたのはその為だ。
まあストレートは投手の基本なので
ストレートともう1つの変化球が
あれば通常プロでも通用する。
実際に現在活躍している投手でも
上原投手はストレートとフォーク中心だし、
松坂投手はストレートとスライダー中心である。
球種が多ければ活躍できる訳じゃない。
かつて怪物と言われた江川卓さんも
ストレートとカーブだけで打者を翻弄した。
プロになりたい投手はとにかくストレートに
磨きを掛けてもう1つの変化球の2つで
打ち取れるボールがあればいい。
実際私も変化球はカーブしか
確実に投げる事ができないけれど、
実際にこれで十分組み立てられし、
速くなくても抑えられるのが投手の醍醐味である。
そしてここからは自身の経験を含めてだけれど、
巧は豪とバッテリーを組む事になり
ストレートを投げるけれど、
次第に速くなる巧のストレートを豪が取る事が出来ない。
野球の場合三振を取ってもアウトが取れる訳じゃない。
これは劇中でも出てきた振り逃げと
いうルールがあるからだ。
記録上は三振だけれど、
捕手が捕球しないとフェアになる為
打者は走者として塁を目指す事ができる。
もちろんその走者がアウトにならないので
守備でもたつくことがあればホームまで
返って来ることができるので
ノーヒットでも点数を入れる事が可能だ。
巧も実力と平行して取れるキャッチャーが
いないと巧の実力は100%発揮できない実力が
あるゆえの葛藤が襲う。
これは実際に経験した人でないと
この気持ち解らないと思うけれど、
私も投手をやっていて暴投は例外としても
ストレートが取れないと変化球も
投げれなくなってしまうんだよね。
それこそ劇中の巧みたいに
7割以下の力で投げないとならなくなる。
そうなれば相手の思う壺になる訳で、
次第に相手のペースに乗せられてしまう。
それに加えて守備が良くないと打たす事も
できないから雁字搦めにあってしまう。
そうなるとキャッチャーと守備を信じることが
できなくなりKOされるという事がある。
その巧の気持ちは痛いほど良く解った。
やっぱりある程度の守備とある程度捕球できる
キャッチャーは必要だね。
そんなギシュシャクした関係もお互いを
見つめ直す事で修復していく。
最後の結末は劇場でなんだけれど、
最後の終わり方も下手に美しく描くよりも
どうなったのか興味を感じる終わり方だったのが良かった。
そして総評としては野球を通じて
友情と絆と楽しさを教えてくれたし、
何より野球は色々な事に通じるものが
ある事をこの映画では確り描いてくれた。
野球は楽しいものだのだと・・・
そしてそこから数多くの人間関係を
築いていける事も確り教えてくれた。
これは野球を好きにな人にも、
そうでない人にも通じる心だ。
野球はやらしてもらうものじゃない!
するものだ!
その通りだ。
そして野球は誰のものだ?
俺たちのものだ!
正確にはみんなのものだ!
決してお偉いさん方や一部の儲ける人たちのものじゃない!
もうすぐ野球が開幕する。
球場で野球を楽しもう!
そして泣いて笑って感動しよう!
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バッテリー
バッテリー〈2〉
バッテリー 3
バッテリー〈4〉
バッテリー〈5〉
春の風
実に私が言いたい事や現実、
その思いなど全ての面において
この映画では描かれていた。
天才投手が主人公なんだけれど、
確かにボールが速いという点では天性的な部分はある。
ただ私としては投手には天才は存在しないと
いう観点があるので、
これは例えボールが速くなくても打ち取る
駆け引きを覚えれば例えボールが遅くても
三振も取れるし、抑える事もできる。
その点についてはレビューで詳しく書くとしたい。
キャスト
並外れた速球を投げる天才ピッチャー。
投球に絶対の自信を持つプライドの高い少年。
まわりがどう思おうと関知せず、
自分を貫く強気な性格に見えるが、孤独で繊細な一面も。
豪と出会い学校生活や家族関係で
葛藤することで少しずつ変わっていく原田巧演じる林遣都
巧の同級生。地元の野球チーム「新田スターズ」の4番、
キャッチャー。面倒見がよく、おおらかな性格。
キャッチャーとして確かな実力の持ち主だが、
しだいに速くなる巧の速球を受け切れなくなり、
自信を失いかける。永倉豪演じる山田健太
巧の弟で幼い頃から体が弱く、
家族で空気のいい岡山県の県境の町に引っ越してきた。
無邪気な笑顔で周囲をなごませる。
体が弱いが野球が大好きでのちに
「新田スターズ」に入団する原田青波演じる鎗田晟裕
巧のクラスメイトで風紀委員。
巧の「本気なら押し通せ」という言葉をきっかけに、
「もういいや」とあきらめていた
自分の性格を見つめ直し、巧を意識するようになる。
矢島繭演じる連佛美沙子
巧と青波の母親で青波の体の弱さを
心配して野球を辞めるように言い続けるが・・・
原田真紀子演じる天海祐希
巧と青波の父親で最初は野球に興味がなかったが、
野球チームに入り野球の楽しさを知る
原田広演じる岸谷五郎
巧と青波の祖父で、真紀子の父。
かつて甲子園常連監督といわれた。
巧の才能を認めつつもその才能がゆえに
孤独を悟る井岡洋三演じる菅原文太
新田東中学の教師で、野球部顧問。
生活指導を含め野球部を厳しく管理している。
ある事件で野球部は活動停止になる戸村真演じる萩原聖人
他多数のキャストでストーリーは進行する。
ストーリー
原田巧は、中学入学を控えた春休み、
岡山県に家族で引越してくる。
巧は、ピッチャーとしての才能に絶大な自信を持ち、
同時に他人を寄せ付けない孤独な面を持っている。
家族には病弱な弟・青波、青波をいたわるあまり
巧に冷たくあたってしまう母・真紀子。
野球にあまり関心のない父・広、
そして甲子園出場校の有名監督だった祖父の洋三。
温かい家族でさえ、
巧の孤独な面に対する接し方に迷う時があった。
巧はそこで、同級生・永倉豪と出会う。
その投球に惚れた豪は、
バッテリーを組むことを熱望。
二人は、新田東中学野球部に入部する。
しかし、待ち受けていたのは、
監督の支配下のもと”徹底した管理野球”だった。
自分を貫くため、監督に歯向かい衝突していく巧。
そんな巧のまっすぐさに同級生・矢島繭は惹かれていく。
順調に見えた巧と豪。
しかし、やがてふたりの技術の格差が表面化、
バッテリー解消を口にする豪。
それを受け入れた巧に弟・青波は納得しなかった。
必死に仲を取り持つ青波。
「投げろや!」再びバッテリーとなった二人だったが、
折りしもその時、青波が病気で倒れる。
弟を野球に巻き込んだことが原因だと母・真紀子は、
巧を突き放す。が、父・広は、体の弱い弟を思い、
親にかまわれない寂しさを紛らわすためにも、
野球を必死に続けてきたのでは?と語る。
青波は命の危険にさらされながらも、
行われる強豪中学との試合直前、巧にお願いする。
「勝ってな・・・お兄ちゃん」青波の言葉を胸に、
巧はクランドへと向かった・・・。
結末は劇場で観てほしいけれど、
今回のレビューとしてはまず友との友情、
家族との葛藤、野球の現実、実力差、
そして野球から学ぶ楽しさと絆を
確り描かれた事を最大級に評価したい。
まず友との友情だけれど、
巧は野球の実力ではあの年齢では
トップクラスの投手がゆえに、
周りとの調和が上手く取ることが出来ず、
家族は青波の病気で巧の冷たく当たる。
しかしそれを変えていくキッカケになったのが
永倉豪らチームメイトの仲間とクラスメイトの
矢島繭との出会いだった。
特に巧の場合実力があり過ぎる為に
巧のボールを取れる人がいない事にも
相当悩まされていた。
そこで出会った永倉豪はその悩まされていた
巧の問題を解決するキッカケになっていく。
そしてその弟・青波も巧の野球を好きで
自らも体が弱い事を家族と巧に言われながらも。
野球をやりたいと言う。
この気持ちだけれど、好きな事をやりたいのは当たり前だ!
それは正直誰にも止める権利はない。
ただ青波は病気を患っているので
今は体が弱いかも知れない。
でもスポーツをする事でその体が強くなっていく事がある。
私も小さい時は病弱な面があったけれど、
野球をやった事で体が強くなった。
ただ私の場合はのちに
オーバートレーニング症候群
(練習のし過ぎにより、運動機能が低下し、
疲れが取れない症状)
になってしまい色々な人間関係なども
あり辞めてしまったが、それ以上に野球を楽しく、
好きでありたかったからもであった。
このストーリーでは中学入学で徹底した
管理野球と先輩からのイジメを
越えた拷問が待っているわけだけれど、
まず学校の野球についてだけれど、
大半の野球部顧問は勝つ事しか頭にない。
学校とは本来勝つための機関ではなく、
教育機関であり、
確り人間性について教える事が大切なのである。
学校野球ばかり数十年変わらないのだが、
とにかく勝つために徹底的に管理し、
厳しく指導する事が正しいと勘違いしている人が多い。
そういう野球を私も経験したから解るんだけれど、
そういう野球って本当に楽しくない。
一体何の為にやっているのか
正直その時私は解らなくなった。
勝つためにやるの?
野球をやりたいからやるの?
本当に求められている本質を
忘れた人があまりにも多過ぎる。
残念だが今の学校は勝つためにやっている。
ゆえに昨年の夏に早稲田実業の斉藤投手と
駒大苫小牧の田中投手の二人が投げ合い
感動を呼んだ試合が再試合となり
翌日投げさすという暴挙ができるのだ。
これはストーリーでも出てきた
野球を知らない上層部連中に問題があり、
確り未来のある子供たちの事を
考える人たちが上層部にいると変わっていくだろう。
このストーリーでも出てきたが、
少しでも実力のある人に対して快く思わない人が必ずいる。
あれはハッキリ言ってイジメを越えた拷問であり、
自分の気に入らない事に対する八つ当たりである。
正直私も経験したけれど、
ああいう子って結局相手に対しての嫉妬からくるものであり、
今のずる賢い子はあれを「体罰は行けませんよ!」と
言って逆に教師を脅しに掛かる。
こういう子に対しては正直体罰以上に
怪我をさせた事に対する
傷害罪を適用して留置所や少年院送りにして
お灸を据えるのが1番の薬だろう。
残念だが、こういう子に対してはそうしないと
理解する事はない。
ただこういう子に対して何故そうなったのか?
を考えてあげると、
あまりにも管理し過ぎた事が最大の原因だ。
管理し過ぎると雁字搦めに合い、
小さな事でも許されないというプレッシャーが襲ってくる。
その為にそれが次第にストレスとなってしまい、
陰で陰湿ないじめを始める原因になってくる。
内申書云々という事を言っていたけれど、
いい子であれば良いのか?
という事に対してこのストーリーでは
決してそれが良いとは限らない事を伝えていた。
確り向き合う事が大切だという事を・・・
ここからは専門分野である野球についてだけれど、
まず原田巧の素質だけれど、
これは劇中という事速球は130〜140km前後位かな?
この世代だとそれぐらい投げれる投手はいないからね。
それに小学生の場合はリトルリーグは
変化球を投げる事は禁止されており、
成長過程で肘に負担を掛けない為にカーブなど
の変化球は投げる事はできないし、
投球数によって中4日投げる事ができないなど制約がある。
今はストレートだけだけれど、
のちにスライダーかフォークを覚えると
相当な投手になるだろう。
劇中でもカーブを教えてと言うけれど、
祖父は今は教えられないと答えたのはその為だ。
まあストレートは投手の基本なので
ストレートともう1つの変化球が
あれば通常プロでも通用する。
実際に現在活躍している投手でも
上原投手はストレートとフォーク中心だし、
松坂投手はストレートとスライダー中心である。
球種が多ければ活躍できる訳じゃない。
かつて怪物と言われた江川卓さんも
ストレートとカーブだけで打者を翻弄した。
プロになりたい投手はとにかくストレートに
磨きを掛けてもう1つの変化球の2つで
打ち取れるボールがあればいい。
実際私も変化球はカーブしか
確実に投げる事ができないけれど、
実際にこれで十分組み立てられし、
速くなくても抑えられるのが投手の醍醐味である。
そしてここからは自身の経験を含めてだけれど、
巧は豪とバッテリーを組む事になり
ストレートを投げるけれど、
次第に速くなる巧のストレートを豪が取る事が出来ない。
野球の場合三振を取ってもアウトが取れる訳じゃない。
これは劇中でも出てきた振り逃げと
いうルールがあるからだ。
記録上は三振だけれど、
捕手が捕球しないとフェアになる為
打者は走者として塁を目指す事ができる。
もちろんその走者がアウトにならないので
守備でもたつくことがあればホームまで
返って来ることができるので
ノーヒットでも点数を入れる事が可能だ。
巧も実力と平行して取れるキャッチャーが
いないと巧の実力は100%発揮できない実力が
あるゆえの葛藤が襲う。
これは実際に経験した人でないと
この気持ち解らないと思うけれど、
私も投手をやっていて暴投は例外としても
ストレートが取れないと変化球も
投げれなくなってしまうんだよね。
それこそ劇中の巧みたいに
7割以下の力で投げないとならなくなる。
そうなれば相手の思う壺になる訳で、
次第に相手のペースに乗せられてしまう。
それに加えて守備が良くないと打たす事も
できないから雁字搦めにあってしまう。
そうなるとキャッチャーと守備を信じることが
できなくなりKOされるという事がある。
その巧の気持ちは痛いほど良く解った。
やっぱりある程度の守備とある程度捕球できる
キャッチャーは必要だね。
そんなギシュシャクした関係もお互いを
見つめ直す事で修復していく。
最後の結末は劇場でなんだけれど、
最後の終わり方も下手に美しく描くよりも
どうなったのか興味を感じる終わり方だったのが良かった。
そして総評としては野球を通じて
友情と絆と楽しさを教えてくれたし、
何より野球は色々な事に通じるものが
ある事をこの映画では確り描いてくれた。
野球は楽しいものだのだと・・・
そしてそこから数多くの人間関係を
築いていける事も確り教えてくれた。
これは野球を好きにな人にも、
そうでない人にも通じる心だ。
野球はやらしてもらうものじゃない!
するものだ!
その通りだ。
そして野球は誰のものだ?
俺たちのものだ!
正確にはみんなのものだ!
決してお偉いさん方や一部の儲ける人たちのものじゃない!
もうすぐ野球が開幕する。
球場で野球を楽しもう!
そして泣いて笑って感動しよう!
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