28日国立競技場で北京五輪アジア2次予選B組第1戦

U―22日本代表対U―22香港代表の試合が行われ、

3対0で日本が勝利し予選初戦を飾った。

試合は前半11分に平山のゴールで先制するが、

3−4−3システムが思うように機能せず前半を終了する。

後半に李に代えて家長を投入するが試合の流れが変わらない。

後半21分にカレンロバートに代えて増田を投入し

3−6−1システムに代えてからシステムが機能し始め、

後半21分に右サイド水野のクロスを梶山が決めて

追加点を挙げると後半38分に

途中出場の増田のゴールでダメ押しした。

守備面で硬い面があり不用意なピンチはあったものの

初戦としては及第点を与えられる試合展開だった。
反町ジャパンの予選初戦は3トップよりも

1トップシステムの方が機能する事を証明する

試合だったかもしれない。

今年に入って中央に平山、右にカレン・ロバート、左に李

の布陣を敷いたものの、

このシステムの場合両サイドはストライカーより

アタッカーの方が機能する布陣と言えるだろう。

先発時のシステムは3−4−3

GK松井

DF 青山、水本、伊野波

MF 右SH水野 ボランチ青山、梶山 左SH本田

FW 右Wカレン CF平山 左W李

この布陣だと守備面では前線からプレッシャーを

掛けないと機能しないシステムでもある。

実際にこの布陣を敷いた

前半は平山のゴールこそあったものの、

急造3トップの感も否めず思うように機能しない。

前回の試合でもそうだったが、

この布陣を敷く場合はウイングの選手は

攻撃的MFを兼ねた選手の方が

どちらかというと機能しやすいし、

守備面でも中盤が6人で守備をできる部分がある。

しかしこの布陣だと中盤は自然と4人で

守備する事になり守備面でも負担があり、

攻撃面でも中盤の選手は思うように攻撃に上がれない。

新潟時代にもこの布陣を敷いたけれど、

その時は右にエジミウソン、左にファビーニョ、

中央にポストプレーの選手を配置した。

ウイングの選手はMFの選手の方が

私にはこのメンバーなら機能し易いのではないかと思う。

これが2トップシステムを組んで3−5−2を

組むならカレンと李の起用は有効かもしれないが、

タイプ的にカレン・ロバートは中央の選手で、

李はカウンターからのドリブルが

得意な選手でサイドでのプレーが得意とは言えない。

今回のメンバー構成を観る限りサイドを

得意とするMFが多く含まれており、

同じ布陣を組むなら後半途中から敷いた

3−6−1システムの方が良いと思う。

この布陣なら中盤の厚みが増し、

連携が機能すればどちらかが飛び出し、

どちらかが後方でプレーする事が可能だ。

実際に右には増田、左には家長もおり、

本田、水野を活かすなら増田と家長を起用して

共存させた方がカレンと李を同時起用するより良いと思う。

試合展開次第では3−5−2システムにして

平山とカレンか李の2トップにして中央に

乾や梶山など中央をできる選手を起用するオプションもある。

守備面については危ない場面があったものの、

これは今日の試合は反面教師として

次の試合に引き締めになれば

今日の無失点は意味ある無失点になるだろう。

この布陣を軸に望んでいくならやはり

3−4−3の3トップよりも

3−6−1の1トップ、

2アタッカーの方がベストだと思う。

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