25日中日はオリックスを自由契約となっていた

中村紀洋選手を育成選手として契約した。

年俸は400万円、背番号は205と決まった。

実績から考えると名前に合わない契約だが、

メジャーでいうマイナー契約と捉えれば

今回の契約は中日にとって秘密兵器の獲得となり

状況次第では即支配下選手になる可能性があるだろう。
日本ではメジャーと違って1軍枠28人に対して

支配下選手登録という形で選手と契約する。

メジャーの場合はメジャー契約40人

(メジャーベンチ入りは25人)

までと定められており、

それ以外はマイナー契約として選手を保有する事が可能だ。

日本はまだそういう概念があまり確立されておらず

1軍出場枠を支配下選手登録70人までとして確保する。

それが2年前に育成選手契約が上限なしで可能となり、

巨人は今季のドラフトで大量の育成選手を獲得した経緯は

今でも記憶に新しい。

ただこの言葉としてはどうなのかな?と私自身は思っている。

そもそもMLBでいうメジャー契約という概念が

日本では支配下選手登録で1本化されてしまっており、

70選手の中でも1軍レベルにない選手も

多くいるわけである。

日本もそういう契約的な面でメジャーを風習し、

1軍契約、2軍契約、育成枠契約(年齢制限あり)など

契約枠を確立すれば今回のわかり難い形には

ならなかったのではないかと思う。

さて年俸2億から400万になっても

契約した中村選手だが、

これはメジャーではありえる話で、

彼も1度メジャーで痛い目にあった経緯がある。

メジャーの場合年俸高騰で少しでも

削れる要素があれば容赦なく年俸をカットする傾向もあり、

成績の良い時は強気になれるが、

成績の悪い時には解約金を

支払っても解除するケースがある。

結果的に中村選手もそういう形で

オリックスを退団した訳だけれど、

今回は落合監督が中村選手を

既に獲得する事は決めていたのだろう。

落合監督の言葉からもこれだけの実績ある選手で

まだまだ働ける選手を野原しにするのは

球界の損失と語った通り、

これだけの選手をいかに扱うかが大切である。

幸い落合監督はその術を持っているので、

今回の厳しい契約からもその厳しさをみせた。

この年俸であれだけの実力を獲得できた点では

中日にとってはプラスであり、

ウッズ、福留の離脱があれば即支配下選手契約となり、

1軍に出場になるだろう。

ウッズ、福留が来季FA、立浪が引退などになれば

中日は決定的な大砲不足となり窮地に陥っていた。

そういう保険の面でも確り

来季以降を見据えた補強といえる。

さすがその点で考えると落合監督ぬかりなしだ。

まずは更生させ、グラウンドに立たす。

その落合監督の厳しさを経た中村選手が

1軍に上がってきた時には他球団は脅威にさらされるだろう。

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