21日ドラマ「ハケンの品格」第7話を視聴した。

今回は社内企画募集でマーケティング課が

美雪が出したアイディアハケン弁当が

周りの賛成で採用されるが、

課として出す企画がを里中が代表者を

美雪にした事で大きな批判を浴びる。

そして美雪は契約解除のピンチに・・・

それを守ったのは腰抜けの里中ではなく

春子だったシーンがメインだった。
ストーリー

S&Fの創立80周年を記念する

社内企画募集の締め切りが迫っていた。

その募集要項に “社内外問わず” という

ただし書きがあるということを知った美雪は、

ハケン社員たち向けのお弁当の企画を考えた。

ハケンの出した企画など通るわけがないと

いう東海林の言葉をよそに、

美雪の企画はマーケティング課を上げて

バージョンアップして提出することに決定。

春子は、その企画を通したいと

いう賢介の意思を確認した上で、

「マーケティング課・里中賢介」

の名を入れた企画書を仕上げ、

経営企画部宛に送信した。

ところが、自分の名前で企画書を提出した件を

どうしても納得できない賢介は、

やはり発案者である美雪の名前で

提出するべきだと考えて、春子に相談。

春子は、それでは美雪の立場が悪くなり

企画自体も通らないと忠告するが、

真っ正直な賢介は、

企画書の名前を美雪に変えて再送してしまう。

翌朝、締め切り後早速、

営業部の企画がベストファイブに

勝ち残っているとの連絡を受ける桐島。

しかし、その提出者がハケンの美雪だと気付いた桐島は、

その場で賢介に提出者を変えろと迫る。

賢介の役に立ちたい一心で企画書を作成した美雪は、

営業部員たちの心ない言葉に泣き出してしまう。

まもなく、桐島は、社風に合わないという理由で、

一ツ木に美雪のクビを通告。

これを知った賢介は休みを返上し、

桐島が剣道の師範をしている道場へと向かった――


以上日テレ「ハケンの品格」HPより

今回は大きな会社だと良くある

企画募集というものだったけれど、

確かにアイディアを出すという点では

決して悪い事じゃない。

美雪が出したアイディアはなかなか

正社員では思いつかないだろうし、

そういう立場だからこそわかる事もある。

しかし問題はそれをどうやって出すかである。

通常会社の企画であるなら

会社の正社員が出すものであり、これは当たり前だ。

通常募集条件にないかな?

応募資格というものが・・・

その企画に正社員のみと記載されていなければ

それは会社側のミスになる。

しかし記載されて出したならそれは出した側の責任になる。

暗黙の了解があるとはいえ通常

そういう条件がなくても社内企画なら

それは当然正社員のみというのが当然なのである。

しかし里中はその常識が全くなかった。

常識というよりルールと

解いた方が良いのかもしれないが、

常識は必ず正しいとは言えないので、

その逆にその会社にはそのルールが存在する。

そのルールが公言されていなくても

解っているものだとむやみやたらに

説明しないケースも良くある。

特に里中みたいな会社よりも社会の事を

よく知らない人なら

そのルールがわからないかもしれない。

それにマーケティング課の責任者で

ありながらその自覚も殆どない。

最もその器ではないと言ってしまえばそれまでだが、

そういう場合その周りの部下に上司を

盛り立てるものがあれば少しは違うと思う。

しかし桐島部長にも言われたが、

里中は会社を知らないと言われたのはある意味当然だ。

会社にはそれぞれの掟というものが存在するのだから!

そして守ると言いながらその無力さを

知らないのもある意味問題だ。

言っちゃ悪いが守るというのは並半端な事じゃない!

下手に立てなくていい部分を立てた事で

美雪は周りに軽蔑され

(これは差別する社員が悪いが)

追い込まれてしまった。

春子は言った!

あなたは森美雪を守れますか?

返事は守ります。

結果は?

守れませんでした。

里中はあまりにも優しすぎる。

ゆえにその優しさが非情になれない一因だ!

人は優しいだけではダメだ!

とある映画で解いていたが、

その通り人を守るという事は厳しさも

時として必要だという事だ。

愛する人に対して優しいだけでは

その人は不安を抱えてしまう。

しかし時として厳しい姿勢を見せる事で

その不安が取り除かれる事がある。

春子は美雪に厳しく当たった。

そのまま泣いていたら負けてしまうからだ。

春子もかつて同じ経験をしたのだろう。

だからこそこういう子には厳しく接する事で

この厳しい社会で生きていけるように

行動と言葉で示している。

自らの守る術を知る春子は非情な桐島部長に

美雪の契約解除を撤回させる事を決意する。

春子が桐島部長に部長ならその人格、性格、思考から

判断してそう判断すると思いました。

というように春子はその人なら

こうするという読みを確りできている。

しかしそれを解った上でこうすれば

美雪の契約解除を白紙撤回すると解っていた。

一見無愛想な春子だが、実際は職場で上手く同僚に

可愛がられている美雪をほっておけない気持ちが強かった。

それは春子の義理人情の性格からだろうけれど、

困っている人はほっておけない。

前回の妊婦同様春子は剣道4段の腕で

桐島部長に人情の1本を取る!

その結果部長を立てる事で春子は勝ちの一本を取らせる。

勝負では負けたが、人情では勝った。

メンツを立てた春子の読み勝ちだった。

美雪は契約終了まで全うする事になり、解約は撤回された。

この結果をもたらしたのは春子の先を詠む力だった。

里中には全くその素質はないが、

春子は百戦錬磨の経験から得たものを

如何なく発揮してこうすればこうなるというものを

確り読んだ上で行動している。

だからその言葉から説得力に繋がっている。

先を読む力!

これが派遣で生きる1つのキーワードとも言えるだろう。

次回は里中が左遷のピンチになるが、

会社の戦力とは?

これについて考えたいと思う。

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