31日ドラマ「ハケンの品格」第4話を視聴した。

今回はロシア企業との商談で秒殺交渉成立させ、

39度の熱がありながらもプロ根性で

見事に契約成立させるシーンがメインだった。
ストーリー

東海林はバス停のキスから、

春子のことが気になってしょうがない。

ケイタイの番号を託したにも拘らず、

電話もかかってこない。

そして偶然にもその現場を

見てしまった賢介もまた、気を揉んでいた。

一方、美雪は、はじめて貰った

給料のあまりの少なさに大ショック。

家賃や光熱費を支払うとこ一ヶ月も

もたないと春子に借金の相談をするが、

あっさりと断られてしまう。

悩んでいると、ハケン仲間の香から、

他のハケン会社にも登録したらどうかと勧められ、

早速登録してみると、

時給1800円の受付の仕事の面談が舞い込んできた。

明日が面談でどうしたものかと香に相談してみると、

みんなやっていることだから、

何か理由をつけて休んで行けばいいと教えられる。

そんな折、東海林がロシアの企業との

商談を任されることになった。

モスクワ駐在経験ある

東海林はロシア語に自信があるため、

春子にいいところを見せようと、

交渉の当日の秘書役を依頼。

ところが商談の席上、

東海林はロシア人バイヤーの迫力に圧倒される。

そしてその夜、東海林は、

春子と二人きりで話をしようと

カンタンテの外に呼び出し、

果敢にアタックするが空回り。

母親が急病という理由で休んでいる美雪に、

ハケンライフの一ツ木が連絡をするが、

ケイタイが繋がらず、群馬の実家に電話をしてみると、

病気のはずの母親当人が応対し、

至って元気であり、美雪が嘘をついて休んだことが判明。

実は、別のハケン会社の面談に

行ったことを知った春子は、その会社に急行する―


以上日テレ「ハケンの品格」HPより

今回は交渉する極意と契約を守る義務を示した回だった。

その前にまず給与についてだけれど、

正社員だから多く貰える訳じゃないけれど、

私が高校を卒業して働いた時の給与が

税引き後手取りで12万切っていたから

美雪の給与はそれを少し低くした金額だった。

私の場合は実家で生活しているので家賃はなかったけれど、

それでも家にいくらかを

収めなければならない事になってた。

そうなると使える金額は限られてしまう。

私の場合は幸い繁忙期の残業が

あったのでその分それなりに貰えた。

でもあの金額を思うと派遣は大学卒で

高校卒業程度の手取りしか貰えない現実が

派遣の厳しい現実だという事なんだよね。

特に転職を繰り返してしまうとベースアップが

下がってしまうからその分を資格を取得しても

大きな資格じゃないと給与に反映されない。

大卒で入社できた人にとっては

税込み20万前後貰えると思うんだけれど、

そうじゃないと専門卒で約18万前後、

高卒で15万前後、中卒ではそれ以下になる。

大卒で入社できた人とできない人では

6万近くの格差が生まれる。

特に家賃の高い都会で暮らすには

この金額はあまりにも厳しい。

これは現在派遣社員が抱える現実を

まざまざと観る事になった。

美雪もこれから生活していく上で大変だと

いう事を痛感する事になった。

そして春子は書き切れない資格を持ちながら

ロシア語の資格すらもっているのだから、

彼女の資格欄に書かれている資格は

相当なレベルの資格なのだろう。

そしてわずか1分にも満たない秒殺の交渉成立劇!

これは本当に凄い!

とにかく契約したいんだという意思が

確り伝わったからこそ熱意に負けて交渉が成立した。

やはり契約する時は契約したいんだ!

という熱意が1番大事なのだと思う。

東海林のようにやんわりしたやり方では

契約してくれないという表れだった。

ただあそこまでオーバーアクションを

すれば良いのかと言われると、

それは場によるとしておきたい。

そして次に凄かったのが春子のプロ根性!

39度の熱だと本当にフラフラになってしまうよね。

私も38度以上の熱で仕事した事があるけれど、

まあ春子同様にアレ?という感覚になる。

春子も人の子でさすがに

全て完璧にこなせる人じゃなかった。

それに2面性がある春子だから

こそ見せた姿だったのかもしれない。

そして美雪は今の時給ではやっていけないからと

別の派遣会社に登録して面談を受けようと向かう。

しかしここでトラブル発生!

ロッカーのカギを持ち出していた。

本当に美雪は何でも手元に置こうとするよね。

持ち出してはならない物まで・・・

持ち出す時には持ち出していい物と

悪い物を確り分けておかないといけない。

そして39度の熱を押して大型バイクで

美雪からカギを受け取りに向かい、

その足で時間通りに書類を準備する

春子のプロ魂には本当に見事と言うしかない。

そして時間終了後倒れてしまった。

春子は確り契約を全うして来たから今の春子がある。

時給600円からスタートした派遣人生には

1からスタートした彼女の経験から

学んだキャリアが資格取得に繋げ、

着実に力を付けて行ったのだと感じ取る事ができる。

そう考えると美雪より悲惨な状態から

スタートした事になる。

私も春子のようなリストラ経験があるので、

何もないところからどうしようと思った事もある。

その時には第1種普通自動車免許以外持っていなかった。

でも今は10以上の資格を取得した。

何もないよりは良いと思う。

でも資格を活かすには着実に経験して

行く事が大切なのだという事を春子から学べる。

次回は会社の非情な宣告にどう対処するのか?

それに注目したい。

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