26日J2第51節が行われ、

横浜FCがアウエーで4位鳥栖と対戦し、

1対0で勝利しその後に行われた昇格対象だった

ヴィッセル神戸が湘南ベルマーレにドロー、

柏レイソルがコンサドーレ札幌に敗れたため、

J1昇格とJ2優勝が決まった。

横浜FCは8年前横浜フリューゲルス消滅により、

サポーターの有志により誕生したクラブで、

今季は開幕からいいスタートを切っていた。

一度消滅したクラブがこのような形で

再びJ1の舞台に昇格した事で

9年ぶりの横浜ダービーが復活する事になった。
思えば8年前横浜フリューゲルスが

現在の横浜Fマリノスと合併するという

サッカー界では前代未聞の出来事に衝撃が走った。

当時の横浜フリューゲルスはスポンサーであった

メインスポンサー佐藤工業の撤退により

筆頭株主だったANAが運営困難を理由に

起こった悲劇だった。

これによりJリーグは所属選手の救済や

今後この様な事の内容にさまざまな改革をしてきたが、

当時のサポーターはこの決定に納得できず、

横浜マリノスとの合併に反対したサポーターの有志が

集まり結成されたのが横浜FCだった。

しかしその横浜FCも

メイングラウンドもクラブハウスもなく、

経営的には苦しい日々が続いた。

J2に昇格したのは思ったより早かったけれど、

それからJ1に昇格するまでは経営危機が何度も叫ばれ、

昨年経営者が変わった事で

元日本代表の三浦知良、城彰二、山口素弘、小村徳男など

を獲得し、

監督は1節終了後に高木琢也監督となってから

負けないチームとなっていった。

特に山口素弘は横浜フリューゲルスに

所属した選手でもあり、当時の主将だった。

あの時の横浜フリューゲルスは

天皇杯優勝で歴史に幕を閉じたけれど、

再びその歴史が始まる事になった。

経営的にはJ1に上がっても苦しいことには

変わりないと思う。

しかしヴァンフォーレ甲府のように

低予算でも今季残留できたように上手く経営し、

的確な補強と戦術が機能すれば来季残留も可能だ。

8年間苦労した横浜FCサポーター並びに

有志の皆様本当におめでとうございます。

再びJ1の舞台で対戦できる事を

とても楽しみにしております。

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横浜フリューゲルス消滅の軌跡―キャプテン山口素弘が語るチーム消滅と天皇杯優勝までのドラマ
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