21日大学生・社会人ドラフトが行われ、

ほぼ希望枠で大物が決まっていた為

無風に近いドラフト会議となったが、

選手育成を目的として昨年から新設された

育成ドラフトでは巨人が7人も

指名するという意外な展開となった。

最下位東北楽天が2名という点を踏まえても

この指名数は異常とも言えるが、

それ以上に指名した選手のポジションは

疑問視しなければならないかもしれない。
ドラフト会議そのものは殆ど無風に近い形だったので

これからプロ入りする選手には1日でも早く

活躍する事を期待しています。

さてそこで問題となったのが

巨人の社会人・大学生・育成選手の大量指名です。

既に高校生を3名指名しており、

今回6名の社会人・大学生に育成選手7名の13名を指名し、

合計16名の新人を指名しました。

ただここで問題なのが現在チームは内野不足という点である。

既に今オフに黒田、仁志、長田選手など

二遊間を守れる内野手が3人以上抜けてしまった状態で

二遊間を守れる選手が不足している。

即戦力内野手不在ともいえる訳であり、

内野手4名指名したもののほぼ1軍で使えるかは

来季のキャンプを見ないとわからない。

残った選手は脇谷、岩館選手を除くと

川中、小坂、古城、木村選手と

30代半ばの選手で構成される事になり

どの選手もセカンドで常時出場が難しいのが実情である。

そこに高校生2名と社会人2名を入れたものの

1,3塁は既に強打者で埋まっている事を

踏まえると新人はセカンド以外で出場を求めるのは

相当難しいだろう。

それより数年後を見越して内野の若返りをする点では

若手を取る事は間違っていないので

どれだけ我慢して育てられるのか?

近年の巨人はとにかく我慢が足りな過ぎるため

阿部捕手以来レギュラーを獲った生抜き選手がいない。

育成選手も外野が4人も指名しているが

巨人の外野は由伸、谷選手以外では矢野、亀井選手ら

若手もおり、ここに4人も外野手を指名して

どうするのだろうか?と思う。

内野を守れる選手が不足している状況で

やむなく指名したのならいかがなものか?と考えてしまう。

獲るのは良いけれど、ただ獲るだけでなく

今後どうやって使うのか?を考えて獲ってほしいと思う。

深く考えても仕方ないのでお手並み拝見といきたい。

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