高校の必修科目の未履修問題で、

履修時間が不足している3年生は

計8万3743人になる事がこの度発表された。

受験受験と受験対策ばかりに躍起になってしまった

結果だが色々考えると不公平感が否めない面がある。
まず正直今の高校3年生でこの事件に

巻き込まれた人は本当に気の毒だと思う。

もう残り実質4ヶ月もない時期に

とんでもない宿題を課せられた

ようなものだからたまったものじゃない。

しかもそれ以前の卒業した生徒は

不問という事を踏まえると1年遅く生まれた事を

恨むしかない仕打ちでもある。

さてこの問題についてなんだけれど、

私は学生時代は落ちこぼれの部類だったので

あまり学生時代は思い出したくないものでもある。

主要3教科は苦手だった私の中で

唯一得意の部類に入ったのが歴史だった。

昔から昔の人の事を知るのは好きだったので

その点ではそれぞれの時代を知ると

いう観点は今でもいかれている部分は多い。

そんな中で私の学生時代は私立だった事もあり

週休2日制が導入されても全く無縁だった

私としては今の授業時間では

無理が生じているのかなと思う。

高校にもよるが、1日7現としても

5日では35時間にしかならない。

そうなると昔はあった土曜日3現ないと

そのしわ寄せは当然平日に回ってくる訳で、

受験対策になんて当ててしまうと

当然何かを削らなければならない。

ゆとりと言いながら高校は進学率を

重視するあまりにその時間を割こうとすれば

当然何かを削らなければならない訳で、

その付けが回ってきたのが今回の事件だ。

個人的に思うんだけれど、

高校って大学受験の為に行く訳じゃないと

いう事なんだよね。

高校は義務教育じゃないので

それぞれが学びたい事を学ぶ為に

行くのが高校であってそれ以上の

勉強をしたい人が大学や短大、専門学校へ

進学するものだと私は考える。

親とすれば自分の息子を大学へ行かせたいと

思うのは当然だろうが、

いくら行かせたいと思っても

本人が本当に行きたいかというのは

本人の意思次第なので、

大学へ行きたい人は本来自主的に

勉強して受験するのが本来の姿だと思う。

行きたくないのに無理やり行こうとしても

仕方ない訳で、行きたいなら勉強し、

行きたくないなら就職を目指すのが良いと思う。

私は高校卒業後就職したけれど、

それは大学に進学する意思がなかったからだし、

その実力がなかったからでもあったんだけれど、

何故か今は専門卒と人生何処に

転ぶかわからないもので、

人生遠回りする事もある訳だから

大学を目指すなら学校の授業とは

別にやってほしいと思う。

その為に進学塾がある訳だからね。

学校側も利益と知名度を挙げること

ばかり目が行ってしまい、

本来すべき教育という姿を忘れていたのではないか?

と感じてならない。

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