28日公開の映画「ただ、君を愛してる」を鑑賞した。

この映画は人見知りの彼と子供っぽい変わった彼女と

の大学生活を綴った究極のラブストーリーである。

原作は未読なものの、

これほど愛される事に対する描き方の素晴らしさに

愛された人は本当に幸せだと思う。
生涯ただ一度のキス、ただ一度の恋、

この言葉の意味を最後に全ての線が

繋がり答えを知る事になるんだけれど、

生涯まず何だろう?これほど彼の事を

愛して全ての運命を受け止めてくれた

彼女を受け止めて上げれなかった事は

彼にとっては悔やまれるかもしれないが、

既に彼女はその時に自らの運命を

知っていたからこそ

それでも愛したいと願ったのだと思う。

これはレビューで触れるとしよう。

キャスト

人見知りで小さい時から体に

コンプレックスを持っている。

趣味のカメラで風景写真を撮っている

瀬川誠人演じる玉木宏

容姿は幼く見えて、変人だが人見知りの誠人に

恋をして次第に誠人を

愛していく里中靜流演じる宮崎あおい

誠人と同じクラスの人気者で、

誠人が片想いしている

富山みゆき演じる黒木メイサ

他多数のキャストでストーリーは進行していく。

ストーリー

クリスマスで賑わうニューヨーク。

1通の手紙を手に佇む誠人。

ニューヨークから届いた静流び手紙。

何も言わずに自分の前から姿を

消してしまった静流に会う為、

誠人はニューヨークへやって来た。

6年前−

大学の入学式の日、

”コンプレックス”の為に式に欠席した

誠人は幼い容姿の個性的な女の子、

同級生の静流と出会う。

交通量の多い横断歩道を渡ろうと

している静流に誠人が声をかける。

「ここは渡れないから、向こうから渡った方がいいよ」

写真が趣味の誠人は不思議な行動をとる

彼女に思わずシャッターを切る。

この瞬間、静流は誠人に恋をしてしまった。

大学生活になかなか馴染むことのできない誠人と静流。

1人で写真を撮りに出掛ける誠人についていく静流。

誠人とただ一緒にいたい一心で

静流もカメラを手にするようになる。

誠人にカメラを教えてもらいながら、

2人でキャンパス裏の森へ写真撮影に行く日々。

しかし誠人はクラスの人気者のみゆきに片思いをしていた。

いつも一緒にいるけれど、

静流のことは女の子として見ていない誠人。

誠人の為に、静流は大人の女性になろうと心に決める。

「誠人、見ててね。これから成長して、

誠人がびっくりするくらい、いい女になるんだから。

公開したって知らないからね」

そんな静流の気持ちに気付かない鈍感な誠人。

ある日、静流はコンクール応募用に、

あの森で誠人とのキスの写真が撮りたいと言う。

誠人と静流は森でキスをする。

2人にとっての初めてのキス。

静流にとって幸せの瞬間。

誠人の心にも、ある変化が・・・。

しかし、その日を境に、

静流は誠人の前から姿を消してしまう・・・。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとしてはまずお互いが

コンプレックスを抱えていた同士だったという事だ。

人見知りについては私も慣れるまでは

目を合わせることができない方なので、

異性に対しては美人だったりかわいかったりすると

目を合わせられない事もあったりする。

まああまり合わせると好きになってしまいそうだからね。

まあ確かに外見だけを見れば

中学生位の感じにしか映らない

静流に女を感じるのは

確かになれない人もいるかもしれない。

それでもこういう子って

「私脱いだら凄いんです」的な

面を持っている事があるから

必ずしも最初から外見だけで

判断しない方が良いと思う。

この時点での誠人と静流はある意味

誠人が友達以上恋人未満であり、

静流は恋人以上の愛する人という感じだ。

そしてこういう鈍感な誠人のようなタイプは

意外に洞察力と推理力のある静流には

全て思っていることがお見通しだったりする。

実際に色々な話をするうちに

静流は誠人の事を理解していた。

ただこの時点の誠人は静流を異性と見る事ができない。

あれだけ誠人がみゆきに片思いしている事を

全て承知の上で誠人を愛したのは本当に凄いと思う。

それでも静流には自らの運命を

この時に悟っていたんだけれど、

静流の決断は正直間違いとは言えないと思う。

もしキスする前に静流がこの先待ち受けている

運命を誠人が受け入れられたかと

言われれば間違いなく受け入れられなかっただろう。

そうなってしまったら誠人を愛した静流は

失恋してさだめられた運命を迎える事になった。

そうなるのは自分にも誠人にも

悲しい事だと静流はわかっていた。

ならそれを告げないで置いた方がよい場合だってある。

自らの運命に後悔しない為に

選んだ静流の選択は間違いだとは

結論を出したくないのが本音である。

実際私が静流ほど相手の事を理解して愛せるか?

と問われたらとても難しい事だと答えるけれど、

でも良く考えたらこれほど相手の事を

愛してくれるというのはそれは

その人にとって本当に幸せな事だと思う。

私も運命の人と出会ったなら

その人の事を確り愛してあげたいと思う。

運命の人が同じように愛してくれるかは

わからないけれど、

それでも運命の人を愛してあげたいと思う。

でもその運命の人はどこにいるんだろうか・・・

まあそれがわかれば苦労ないんだけれどね。

総評として誠人の全てを受け入れてくれて

愛した静流は運命を受け入れる事と

引き換えに誠人を愛す事を選んだ。

それだけ愛してくれた人が例えいなくなったとしても

その人の心には永遠に残っていくだろうし、

例え他の人と結ばれたとしても受け入れてくれるだろう。

もし運命を変える事ができたのなら

誠人と静流は結ばれてほしかった。

それだけ静流は誠人を愛したから・・・

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