14日Jリーグ第27節が行われ、
アルビレックス新潟はホームビッグスワンで
17位京都パープルサンガと対戦した。
現在3連勝中のアルビレックス新潟にとっては
絶好の勝ち点3を取れる相手だったが、
予想以上の消化不良の試合を展開して
勝ち点2を失う結果となってしまった。
アルビレックス新潟はホームビッグスワンで
17位京都パープルサンガと対戦した。
現在3連勝中のアルビレックス新潟にとっては
絶好の勝ち点3を取れる相手だったが、
予想以上の消化不良の試合を展開して
勝ち点2を失う結果となってしまった。
LAWSONサンクスデーとなった今回のホームでの試合は
試合開始前からLAWSON各店長が300人集まり
盛大に盛り上げてから始まった。
Jリーグの場合はプロ野球と違いスポンサーによって
成り立っている場合が多いので、
サポーターもそれを良く解っている。
プロ野球ではまずありえない応援団のLAWSONコールで
スポンサーに感謝するシーンはもうお馴染みとなった。
さて試合の方何だけれど、
今回の試合ではアルビレックス新潟
本来のパス回しが機能せず、
持ち味のサイド攻撃もできなかった事が
この試合を苦戦する要因となった。
アルビレックス新潟のフォーメーションは4−4−2
GK北野、
DF右SBに内田、CF海本慶、CF千葉、左SB中野、
MFボランチにシルビーニョ、本間、
右に松下、左に鈴木慎、
FW田中、エジミウソン
前節で右足を捻挫したエジミウソンが
奇跡的に間に合ったものの、
MFファビーニョがベンチ外、
MF寺川が警告累積で出場停止で
それが攻撃面で思うような展開ができない要因ともなった。
前半からアルビレックス新潟は
京都の右サイドを中心に果敢に攻めるが、
京都のディフェンス陣が踏ん張りなかなか破る事ができない。
ここから何時もならサイドチェンジをして活路を計るのだが、
この試合においては前半は殆ど右サイドで
試合を展開し左サイドではあまりボールが回らなかった。
その為左サイドを得意とするMF鈴木慎が
殆ど出番がない展開で持ち味が発揮できない。
FKからエジミウソンにボールが回りチャンスもあったが、
ボールを無情にもゴールバーの上だった。
FWエジミウソンの動きも捻挫の影響もあったのだろうが、
本来の動きが見られない。
その為前線ではエジミウソンと田中のコンビでは
エジミウソンが思うように動けないと田中では
制空権を獲得できないために
ボールの試合率で京都にキープされる展開が続いた。
守備面については今年初めてDF中野を左サイドで起用した。
この起用についてはアルビレックス新潟にとって
今後の守備面の建て直しという点では
プラスの起用になった1つだった。
ルーキーながら開幕スタメンを勝ち取り、
主にセンターバックで起用された
中野は本来なら左サイドバックの選手なのだが、
チーム事情でセンターバックで起用され、
その間守備面で非常に貢献した。
中野の持ち味は身長が174cmしかない事を
カバーする為にパスカットの読みと俊足で
相手と競り合う前に殆どのボールをカットできる事だ。
これにより今日の左サイドは殆ど危険な場面がなく
守備面で非常に安定した。
CBに千葉が定着した事で中野が
本来のポジションである左サイドに入った事で
アルビレックス新潟の守備面は安定し、
来季以降の守備面ではとてもいいオプションを手にした。
前半はロスタイムなしの消化不良のまま終了した。
後半になると京都はメンバー交代で動いてきた。
京都は現在降格争い真っ只中だけに
アウエーとはいえ何としても勝ちたい気持ちがあった。
後半開始早々アルビレックス新潟はピンチを迎えたが、
その後これが仇になったのか、
アルビレックス新潟はチャンスを手にして、
左サイドからのセンタリングから右サイドから
オーバーラップをしてきたDF内田に渡り
切り替えしてシュートし
これが決まりアルビレックス新潟は先制する。
これで勢いが付くと思ったが、
ここから京都に流れが移ってしまう。
この試合この後もう1点取る事が出来れば
間違いなく流れはアルビレックス新潟に流れたと思うけれど、
この試合は前線で殆どボールをキープする事ができず、
最終ラインで常に京都にボールをキープされた事が
この試合消化不良の展開を続ける事になる。
ここで流れを変えようとアルビレックス新潟は
今日殆ど出番のなかったMF鈴木慎を代えて、
FW矢野を投入する。
しかしこれが全く流れが変わらない。
確かに矢野は高さがあるんだけれど、
キープ力のある選手ではないので、
ここでファビーニョの欠場が大きく響く事になる。
その後守備固めでDF内田に代えて、DF三田を投入するが、
その直後FKを与えてしまい、
FKからアルビレックス新潟DF陣が競り合いから
オウンゴールをしてしまい、
前節の横浜戦の逆パターンとなってしまった。
その直後これが通算300試合出場となった
MF岡山を投入して攻めるが、
ゴールを破る事が出来ずアルビレックス新潟は勝ち点2を失った。
この試合色々な要因があるけれど、
ボランチの寺川を欠いた事で中盤は
殆どボールを拾う事が出来なかった。
確かに代わりに入ったMF本間も悪い選手じゃないんだけれど、
本間の場合は動く選手というよりゾーンで守ってボールを奪い、
そこから持ち味のパスでチャンスを展開する選手なので、
寺川とは違ったタイプの選手だ。
今のアルビレックス新潟の中では
シルビーニョのバックアップ選手と
言った方がいいかも知れない。
その為同じ選手がボランチに2人いる事で
ボールを拾う人が不在となってしまい
ボールを拾う事が出来ない。
あとこの試合に置いてはボランチは右にシルビーニョ、
左に本間が入ったけれど、
これについては正直逆だったのではとも思う。
右にシルビーニョが入った事で
ボールの殆どは右で展開してしまい、
左サイドの鈴木慎が殆ど登場する機会がなかった。
これにより左サイドからのチャンスメークが
無かった事もこの試合の苦戦を招いた要因とも言える。
攻撃面では右サイドに偏ってしまった攻撃が
この試合消化不良をもたらした。
対して守備面は左サイドに中野が入ったことで
最後まで安定して崩される事が無かった。
失点のシーンは崩された場面じゃなかっただけに、
それを差し引いても良くなっている。
この試合勝ち点3を取れた試合だっただけに
勝ち点2を失った試合となったが、
攻撃面では課題があったけれど、
守備面では収穫のあった試合だった。
次節はアウエーで清水との対戦になるけれど、
何としても勝ち点を取って戻ってきてほしい。
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アルビレックス新潟の奇跡―白鳥スタジアムに舞う
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さて試合の方何だけれど、
今回の試合ではアルビレックス新潟
本来のパス回しが機能せず、
持ち味のサイド攻撃もできなかった事が
この試合を苦戦する要因となった。
アルビレックス新潟のフォーメーションは4−4−2
GK北野、
DF右SBに内田、CF海本慶、CF千葉、左SB中野、
MFボランチにシルビーニョ、本間、
右に松下、左に鈴木慎、
FW田中、エジミウソン
前節で右足を捻挫したエジミウソンが
奇跡的に間に合ったものの、
MFファビーニョがベンチ外、
MF寺川が警告累積で出場停止で
それが攻撃面で思うような展開ができない要因ともなった。
前半からアルビレックス新潟は
京都の右サイドを中心に果敢に攻めるが、
京都のディフェンス陣が踏ん張りなかなか破る事ができない。
ここから何時もならサイドチェンジをして活路を計るのだが、
この試合においては前半は殆ど右サイドで
試合を展開し左サイドではあまりボールが回らなかった。
その為左サイドを得意とするMF鈴木慎が
殆ど出番がない展開で持ち味が発揮できない。
FKからエジミウソンにボールが回りチャンスもあったが、
ボールを無情にもゴールバーの上だった。
FWエジミウソンの動きも捻挫の影響もあったのだろうが、
本来の動きが見られない。
その為前線ではエジミウソンと田中のコンビでは
エジミウソンが思うように動けないと田中では
制空権を獲得できないために
ボールの試合率で京都にキープされる展開が続いた。
守備面については今年初めてDF中野を左サイドで起用した。
この起用についてはアルビレックス新潟にとって
今後の守備面の建て直しという点では
プラスの起用になった1つだった。
ルーキーながら開幕スタメンを勝ち取り、
主にセンターバックで起用された
中野は本来なら左サイドバックの選手なのだが、
チーム事情でセンターバックで起用され、
その間守備面で非常に貢献した。
中野の持ち味は身長が174cmしかない事を
カバーする為にパスカットの読みと俊足で
相手と競り合う前に殆どのボールをカットできる事だ。
これにより今日の左サイドは殆ど危険な場面がなく
守備面で非常に安定した。
CBに千葉が定着した事で中野が
本来のポジションである左サイドに入った事で
アルビレックス新潟の守備面は安定し、
来季以降の守備面ではとてもいいオプションを手にした。
前半はロスタイムなしの消化不良のまま終了した。
後半になると京都はメンバー交代で動いてきた。
京都は現在降格争い真っ只中だけに
アウエーとはいえ何としても勝ちたい気持ちがあった。
後半開始早々アルビレックス新潟はピンチを迎えたが、
その後これが仇になったのか、
アルビレックス新潟はチャンスを手にして、
左サイドからのセンタリングから右サイドから
オーバーラップをしてきたDF内田に渡り
切り替えしてシュートし
これが決まりアルビレックス新潟は先制する。
これで勢いが付くと思ったが、
ここから京都に流れが移ってしまう。
この試合この後もう1点取る事が出来れば
間違いなく流れはアルビレックス新潟に流れたと思うけれど、
この試合は前線で殆どボールをキープする事ができず、
最終ラインで常に京都にボールをキープされた事が
この試合消化不良の展開を続ける事になる。
ここで流れを変えようとアルビレックス新潟は
今日殆ど出番のなかったMF鈴木慎を代えて、
FW矢野を投入する。
しかしこれが全く流れが変わらない。
確かに矢野は高さがあるんだけれど、
キープ力のある選手ではないので、
ここでファビーニョの欠場が大きく響く事になる。
その後守備固めでDF内田に代えて、DF三田を投入するが、
その直後FKを与えてしまい、
FKからアルビレックス新潟DF陣が競り合いから
オウンゴールをしてしまい、
前節の横浜戦の逆パターンとなってしまった。
その直後これが通算300試合出場となった
MF岡山を投入して攻めるが、
ゴールを破る事が出来ずアルビレックス新潟は勝ち点2を失った。
この試合色々な要因があるけれど、
ボランチの寺川を欠いた事で中盤は
殆どボールを拾う事が出来なかった。
確かに代わりに入ったMF本間も悪い選手じゃないんだけれど、
本間の場合は動く選手というよりゾーンで守ってボールを奪い、
そこから持ち味のパスでチャンスを展開する選手なので、
寺川とは違ったタイプの選手だ。
今のアルビレックス新潟の中では
シルビーニョのバックアップ選手と
言った方がいいかも知れない。
その為同じ選手がボランチに2人いる事で
ボールを拾う人が不在となってしまい
ボールを拾う事が出来ない。
あとこの試合に置いてはボランチは右にシルビーニョ、
左に本間が入ったけれど、
これについては正直逆だったのではとも思う。
右にシルビーニョが入った事で
ボールの殆どは右で展開してしまい、
左サイドの鈴木慎が殆ど登場する機会がなかった。
これにより左サイドからのチャンスメークが
無かった事もこの試合の苦戦を招いた要因とも言える。
攻撃面では右サイドに偏ってしまった攻撃が
この試合消化不良をもたらした。
対して守備面は左サイドに中野が入ったことで
最後まで安定して崩される事が無かった。
失点のシーンは崩された場面じゃなかっただけに、
それを差し引いても良くなっている。
この試合勝ち点3を取れた試合だっただけに
勝ち点2を失った試合となったが、
攻撃面では課題があったけれど、
守備面では収穫のあった試合だった。
次節はアウエーで清水との対戦になるけれど、
何としても勝ち点を取って戻ってきてほしい。
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ニイガタ現象―日本海サッカー天国の誕生をめぐって