12日札幌ドームで

北海道日本ハム対福岡ソフトバンクの試合が行われ、

1×対0で北海道日本ハムが劇的なサヨナラ勝ちで

25年ぶりのプレーオフを制し日本シリーズ出場を果した。

試合は北海道先発ルーキー八木投手、

福岡先発斉藤和投手の投げ合いで始まり、

両投手とも一歩も譲らない投手戦を展開した。

試合が動いたのは9回裏北海道の

先頭打者1番森本選手が四球を選び、

2番田中賢選手が送って3番小笠原選手が敬遠され、

4番セギノールが三振して

2死1,2塁で5番稲葉選手の打った打球が

セカンドの右を襲う打球に福岡仲澤選手が追いつき

2塁へ送球するが判定はセーフとなり、

その間に2塁走者森本選手がホームへ走り込み

北海道日本ハムが25年ぶりのプレーオフを制し、

25年ぶりにリーグ優勝と日本シリーズ出場を果した。
まさに劇的な幕切れだった。

8回まで息の詰まるような投手戦は両投手とも

譲らない素晴らしい投球だったし、

このまま延長かと思った。

しかしわずかな判定が北海道に

勝利の女神が微笑み劇的な結末を飾った。

あの場面ならセカンドは2塁送球するのは

当然なんだけれど、

間に合わないと判断してホームへ投げていたら

違った結果になったかもしれないとも考える。

しかしそれは判断ミスではなく最善を尽した結果なので

仕方ないと思う。

そして25年ぶりのプレーオフというのは

パシフィックリーグは82年まで

前期後期制が行われた時期があり、

その時北海道日本ハムはロッテとプレーオフを戦い、

優勝してシリーズに出場した。

ゆえに北海道にとっては25年前と

同じ巡り合わせだったのだ。

その間5球団(近鉄を含む)はリーグ優勝を

最低1回果したけれど、北海道だけ空白期間が長かった。

新庄引退興行で始まった今年の北海道は

ヒルマン監督が昨年の失敗を糧に

それまでの野球を大きく方向転換して今シーズンを戦った。

昨シーズンまで送りバントを殆どしなかった

ヒルマン監督は今年はこれでもかというほど

送りバントのサインを出し続けた。

そして何より中継ぎ陣を確り整備した事で

先発陣を早い回で交代しても試合を作る事が出来た。

そして若手のダルビッシュ、八木投手の台頭により

先発陣に計算以上の戦力が整った事も大きかった。

そして忘れてはならない新庄選手の存在も、

数多くの事は新庄選手の事が注目されたけれど、

それによりチームがその相乗効果に乗った事が大きい。

ここ1番のチャンスでは大きな仕事を

仕出かし続けた新庄選手にとって

日本シリーズは最初で最後の大舞台になる。

日本シリーズを勝ち抜けばアジアシリーズまで

引退興行が延びるだけに日本シリーズは

予想以上に盛り上がるだろう。

北海道日本ハムの皆様25年ぶりの

優勝おめでとうございます。

日本シリーズでの中日との戦い

楽しみに観たいと思いますので、

いい試合期待しております。

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