7日Jリーグ第26節2日目が行われ、

アルビレックス新潟はホームビックスワンで

9位横浜Fマリノスと対戦し、

1対0で横浜FマリノスのOGを誘って勝利し

勝ち点36得失点差−14で9位に浮上した。

試合は前半からFWエジミウソンが負傷退場する

アクシデントと波乱の立ち上がりで始まったものの、

前半は数多くのチャンスを作り横浜Fマリノスに

思うようなプレーをさせなかった。

後半になるとアルビレックス新潟にピンチを迎えるが、

GK北野のファインセーブや無人のゴールを

MF寺川のクリアで大ピンチを切り抜けると

後半30分にCKからDF千葉が飛び込んだところを

相手DFが自陣のゴールに入れてしまい

オウンゴールの形で先制点をもぎ取ると、

守っても横浜Fマリノス相手に昨年同様の完封勝利で

横浜Fマリノスを抜いて9位に浮上した。

これでアルビレックス新潟は3連勝で

目標の7位以上が見えてきた。
苦しい3ヶ月が終わったアルビレックス新潟にとって

10月はまさに逆襲の10月を

予感させるに十分過ぎる内容だった。

とくにこの3試合は確り守りが固まった事で

カウンターが機能し、サイド攻撃に機能し始めた。

この3試合本来ボランチのMF千葉を

DFにコンバートした事で最終ラインが安定し、

前線ではMF田中を起点にボールが回るようになった。

アルビレックス新潟のフォーメーションは4−4−2

DF右SBに三田、CF海本慶、CF千葉、左SB内田、

MFボランチにシルビーニョ、寺川、

右に松下、左に鈴木慎、

FW田中、エジミウソン

最終ラインがこのメンバーになってから

安定度が増し確り守りができている。

試合は試合開始わずか1分でFWエジミウソンが

足を負傷するアクシデントでFW矢野に交代する

非常事態も中盤で横浜Fマリノスを徹底的に

潰してチャンスを与えない。

前半はアルビレックス新潟にもチャンスがあったものの、

決定的なシュートまでに至らず前半を終了した。

後半になるとアルビレックス新潟はピンチを迎え

ロングボールからFW久保が、

そしてがら空きのゴールにMF上野がシュートを放つが、

GK北野がMF寺川がクリアしてピンチを脱する。

そしてアルビレックス新潟にも

カウンターからチャンスを掴むが、

MF田中のシュートはポストを叩く。

その中後半30分CKからMF松下のキックは

DF千葉が飛び込んできたところを

DFがクリアミスでゴールに突き刺してしまい

オウンゴールで先制する。

その後横浜FマリノスはFW坂田、大島を投入するが、

確りディフェンス陣が守り通して

3連勝とし勝ち点を36とした。

この試合は何と言ってもディフェンス陣の踏ん張りと、

前線からのディフェンスが確りした事で

ピンチはあったものの、

実力で劣るアルビレックス新潟は運動量で

横浜Fマリノスを圧倒した。

特に中盤でのパス回しが機能し、

FWに田中を起用してから実に上手く機能している。

FWはエジミウソンがいればもう少し違った

展開もあったと思うけれど、

それでも主力に頼らず今いる選手で

打開しようとしたのは大きかった。

早ければ今月中に残留が決まるだけに、

決まればあとは上を目指すだけだ。

アウエーで勝ち点1を獲得し、

残りのホームで全勝していければ

確実に目標が見えてくるはずだし、

残留が決まれば若手を積極的に投入できるので

来季の戦力強化にもなる。

若手が台頭する事で来季のアルビレックス新潟の陣容も

明るくなるだけに残り8試合目標に

向かってプレーしてほしいし、

次節ではJ1では2年振りとなる

4連勝をもぎ取ってほしい。

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