25日東京都内でプロ野球高校生ドラフト会議が行われ、

注目の選手である駒大苫小牧の田中将大投手には

1巡目指名で横浜、オリックス、日本ハム、楽天の

4球団が競合し、くじ引きの結果楽天が交渉権を獲得し、

愛工大名電の堂上直倫内野手には

阪神、中日、巨人の3球団が競合し、

中日が交渉権を獲得した。

高校生ドラフト2年目は11球団が

1選手に競合する激戦となった。
高校生の場合はすぐ主力として活躍する事は難しいので

即戦力として期待する事は殆どしないんだけれど、

やはりくじでこれからの人生が決められてしまうのは

ドラフトの醍醐味でもあるが、

職業選択の自由という観点では色々問題視される部分はある。

MLBの場合はFA獲得までに6年と短いので

例え思うような球団でスタートできなかったとしても

実力さえあれば自由に球団を移籍できる。

しかし日本の場合はどう早くても9年と

殆ど全盛期で移籍する事は不可能に近い。

個人的にはFA補償制度(金銭と人的)を廃止して、

7年に短縮し移籍1年目は年俸現状維持で

契約する事にすれば移籍も容易になり、

各球団も積極的にFA獲得が行われるようになるだろう。

例え望んで入った場所でも合わない場合だってあるので

逆指名や希望枠で入団しても

同じ権利を与えるべきだと考えている。

少し話しは逸れてしまったけれど、

駒大苫小牧の田中投手は楽天が獲得したという事で、

現状の楽天の戦力であれば投手は喉から手が出るほど

ほしい状態なので来年1年目から1軍で投げる可能性がある。

野村監督はあくまで慎重だが、

かつて高卒では石井一久投手のように

1年目から起用した事もあるから

時期を選んで起用すると観て良いかもしれない。

但しこれは田中投手がプロの打者に

どれだけ通用するかを見極めた上での話しとしておきたい。

そして中日が獲得した堂上選手は父と兄と

同じ球団でプレーする事になった。

これは彼の天運と言えるかもしれない。

現在井端選手がいるのですぐに1軍はないだろうが、

将来大型内野手として中日を支える看板打者になる

可能性は十分秘めている。

私自身アマチュア専門じゃないので

これ以上のコメントは避けるけれど、

今回指名された選手達はこれからのプロ野球を

背負って立つ選手なので世界を

目指してプレーしてほしいと思います。

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