23日公開の映画「イルマーレ」を鑑賞した。

この映画は2004年の彼と2006年の彼女が

時空を越えてレターのやりとりをして

恋に落ちていくラブファンタジーである。

時空を越えた文通でもあるし、遠距離恋愛でもあり、

時の繋がりは本当の繋がりになれるのか?

距離をテーマにして考えると良いかもしれない。
例え距離が遠くても果たして繋がれるだろうか?

というのがこの映画のコンセプトと観た方が良いかもしれない。

時空を超える事体がそもそもあり得ない

シュチエーションなので

それはSFの範囲内として考慮するとしても、

これを距離として置き換えたらあり得るストーリーになる。

愛していれば例え距離が離れていても

赤い糸で結ばれ続けるのだろうか?

と問われたらもちろんYESと答える。

愛は決して一緒にいる事が全てじゃないからね。

今回のレビューについては私自身英語嫌いなのと、

洋画をあまり好まない為

ストーリーとキャストは相当簡素に書かせてもらいます。

なら何でこの映画観たか?

まあそれは色々と思う事があるし、

映画中毒が進行したと思ってください。

キャストは2004年の時に生きる才能を

もてあましている建築家アレックス・ワイヤー

演じるキアヌ・リーブス

2006年の時に生きる孤独感を抱えている

女医ケイト・フォースターを演じる

サンドラ・ブロックの二人がストーリーを演じていく。

ストーリー

2004年と2006年違う時を生きる

2人の恋は出会う前から始まっていた。

アレックスはある別荘の湖畔に住んでいた。

その別荘は全てがガラス張りで

外から丸見えの構造になっていた。

その別荘には1つのポストがあり、

そのポストに1通のレターが入っていた。

それにはこの別荘についての事が書かれており、

アレックスにその事にWHY?と不思議がる。

一方2006年の時に生きるケイトは

女医として忙しい毎日を送っていた。

しかしある日の交通事故を転属先の病院で

思い出しながら勤務に取り組んでいた。

そんなケイトは2006年のアレックスが

住んでいた別荘を購入して疲れた

身体を癒し目的で時々訪れていた。

ケイトはポストに入っていたレターを読んで

以前の持ち主からのものだとわかり

その日付が2004年と記載されている事に気付く。

そしてこのポストが2004年と2006年を

繋ぐポストだという事を気付き

アレックスとケイトの時空を越えた文通が始まった。

そして文通をするうちに互いに会いたい思いになり、

時空を利用してアレックスは2004年のケイトと

出会う事に成功する。

しかしその時のケイトはアレックスの事を良く知らない。

その事を時空を越えた文通で色々伝えながら

それぞれが互いに会う方法を捜し求めた

結果あるレストランで2年後出会う事を約束した。

そのレストランの名前はイルマーレ・・・

ケイトはアレックスが予約したイルマーレで

待ち続けるがアレックスが現れる事が無かった。

それにはアレックスに会えない

ケイトの過去と関係している事でもあった・・・

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとしてはこの映画は元々

韓国映画をハリウッドがリメークして

制作された映画ということなんだけれど、

私自身韓国版のイルマーレを全く知らないので、

韓国版セカチューと違いこの作品を純粋に観ていた。

洋画の場合は殆ど出演者について疎いので

出演者のことを考えずに観るのでストーリーだけを

重視して観るんだけれど、

まず時空を越える事はつまり運命を変えられる

という事を意味している。

運命を変えられるという事は・・・

この映画の重要なキーワードになってくるんだけれど、

この映画の全体として考えると

こういう事もありかなと思う。

最も日本の作品では「時をかける少女」が

あるので時空を越えた話というのは決して珍しくない。

だからこれを長距離恋愛と置き換えてしまうと、

会いたい人に会えないって本当に胸が苦しくて辛いものだ。

それが遠ければ遠いほど会える可能性が低くなる訳で、

実際の長距離恋愛を実らせられる人はかなり少ないと聞く。

まあ今の時代であれば文通というより、

メールでのやりとりになるんだけれど、

私の今はBlogを通じて色々な人と交流するようになったけれど、

実際に出会った人は本当に限られた人しかいない。

それでも実際の本名は知らないんだけれど、

実際に会った事のない人がその辺を歩いていた

としてもわからない訳だ。

例えBlogを運営していると言っても

サイトとHNを教えなければオフからばれる事は殆どないし、

ネットを良くやっている人とそうでない人とでは

絶対的によほど私生活を明かさない

限り見つけられる可能性は低い。

もちろんそれは0ではないんだけれど、

そういう見えない人と毎日何らかのやりとりを

している今の現実が当然に感じている自分としては

相手を探す時にはこういう感じで探しているのかな?と思う。

もちろんある程度行動を書き込んでしまう

と特定されてしまうので、

やはり限られた人と会う場合はメール間の

やりとりでしか会う事はないだろう。

ただオフの世界でHNで呼ばれたら

ドキッてするだろうけれどね。

その想定は一応しておくようにしているけれど、

それでも知らないと嘘ぶっておくだろうねその場ではね。

長距離恋愛を実らせて結婚する人って

相当強い絆で結ばれた人同士なのだろうと考えてみると、

この映画を理解するのはそれほど難しくないと思う。

ただストーリー展開として考えると途中まで

線と線を繋げ合わせる事ができなかったので、

わかりやすいストーリーとはいえないかな・・・

長距離恋愛をしている人同士が

観るとお薦めな映画かもしれませんね。

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