16日公開の映画

「シュガー&スパイス〜風味絶佳〜」を鑑賞した。

この映画は18歳の青年が就職し、

職場のバイトの子と付き合って

1つの人生経験をするストーリーである。

映画の趣旨としては恋と愛の違いを明確に

示していたストーリーだったし、

恋愛にも経験が必要という事を示した

ラブストーリーだったと言える。
10代の頃に人は女性を意識し、

恋愛をするものなんだけれど、

それが恋から愛に変わるか?

と問われればそれは違うものだろう。

人は常に恋をするものだと思うし、

それは例え結婚したとしても続くだろう。

ただこの映画ではあくまで恋であり、愛じゃないという事だ。

その恋愛論はレビューで続きを書くとするけれど、

恋愛とは簡単そうで実は複雑という事でもある。

キャストは高校を卒業し、

ただ目的もないままに「とりあえず」

ガソリンスタンドで働いている。

新しくバイトとして入ってきた乃里子に出逢い、

初めての「恋」を知る。

女性には優しくしなくてはいけないと

思っている山下志郎演じる柳楽優弥

元カレに裏切られ、男性不信になっている。

そんな時、新しいバイト先で志郎と出会い、

矢野にはなかった「やさしさ」

を持つ彼にだんだんと惹かれていく。

しかし元カレが再び現れ気持ちが

揺らいでいく渡辺乃里子演じる沢尻エリカ

志郎の幼い頃より自分のことを「グランマ」と呼ばせ、

徹底的にジェントルマン精神を叩き込んでいる

ハイカラな祖母。マイクという「必需品」

を常に引き連れている。

志郎にとっては進路や恋愛でアドバイスを

くれる心強い味方であり、

乃里子とはガールズトークをする間柄の

グランマ演じる夏木マリ

乃里子の元カレで堅実な将来設計を

持った大人の雰囲気のある医大生。

自分の浮気で乃里子に別れを告げられるが、

乃里子を諦めきれず再び乃里子を

取り戻しに来る矢野演じる高岡蒼甫

志郎の友人でお調子者。ヨウコの彼氏で、

事あるごとに志郎を呼び出す尚樹演じる濱田岳

尚樹の彼女。福生の雑貨屋で働いている。

幼く自分勝手な尚樹にうんざり気味の時、

まじめなマッキーと親しくなっていく

ヨウコ演じる岩佐真悠子

志郎の友人でまじめなタイプ。密かにヨウコのことが好き。

彼女を忘れるために名古屋の大学への進学を

決意するマッキー演じる木村了

乃里子の友人で男性は誠実なのが、

一番だと思っている沙絵演じるサエコ

志郎が勤めるGSの社長で黄色が好きで全て黄色で統一、

志郎のグランマと仲がいいGS社長演じる金田明夫

志郎が勤めるGSの所長で仕事関係の人間関係に

対してはしっかりと上司として

役割を果している所長演じる大泉洋

志郎の父親を演じる光石研

志郎の母親を演じる奥貫薫

他以上のキャストでストーリーは進行する。

ストーリー

米軍基地に隣接し、アメリカの香りがまだ色濃く残る

街・東京−福生。

ただ毎日を平凡に過ごしている志郎は、

高校を卒業した後も「大学に行く必要が無い」と言う理由で、

今は”とりあえず”ガソリンスタンドで働いている。

大反対する両親を半ば強引に説得してくれたのは、

アメリカかぶれのハイカラなばあちゃんだった。

自分の事を”グランマ”と呼ばせ、

幼い頃から志郎に徹底的に

ジェントルマン精神を叩き込んでいた。

仕事にもようやく慣れた頃、

志郎が働くGSに新しいバイトとして

乃里子が入ってきたことで、

志郎はかつて感じたことのない感情を抱くようになる。

やがて、乃里子と二人で会う回数が多くなるにつれ、

自分の気持ちの高鳴りを感じ、

そしてただ同じ時間を過ごせることだけが幸せだった。

その反面、普通に手をつないだり、

「好きよ」と言う乃里子の言動に戸惑いを隠せない。

一方、乃里子は志郎の優しさと

飾らない部分に惹かれ始めていた。

「これが恋・・・?」

ある日、乃里子に頼まれて元カレ・矢野の所へ行くのに

ついて行った事がきっかけとなり、

志郎は初めて自分の気持ちに気づき、それを口にする。

「君が好きだよ・・・。」

優しく乃里子を抱きしめる志郎。

その優しさに素直に包まれる乃里子。

お互いの想いがやっと通じ合ったかのように思えた瞬間だった。

志郎はそれが初めて「本当の恋」だと感じる。

「世界には二人しかいない」と思うほど、

志郎は幸せをかみ締めていた。

毎日一緒にいられることが幸せで、

生まれて初めて他人が自分の全てとなった。

そして、優しくすることだけが愛だと思っていた。

クリスマスが近づいてきた頃、乃里子からある提案をされる。

「19になったら、一緒に暮らそう?」

そんな幸せの中、矢野が乃里子の前に現れた。

「お前はおれじゃなきゃだめなんだ」、

そう言う矢野に抵抗しながらも、

乃里子は隠していた自分の気持ちに気付き始めるのだった。

「新しい恋」と「忘れたはずの恋」の

はざまで揺れ動く乃里子。

そんな乃里子の微妙な変化に気付き始めた志郎は、

ただ、彼女を信じて待つことしか出来なかった−

「本当の恋」の意味がわかるまで−

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとしては恋愛は2種類があって

恋なのか?

愛なのか?

それを一緒にしたのが恋愛何だけれど、

これが恋のままで終わるか?

愛に発展するか?

で違ってくる。

今回のストーリーでは前者と後者では完全に前者だった。

恋と愛の意味を良くわかっていない人も多いけれど、

恋は感覚的に好きになるのであってそれは見かけや

話の中やあるキッカケなどさまざまな経緯で

人は色々なものに恋していく。

しかし愛は恋と違いそのものを理解し、

それを共有したり、共にいる事で強い絆で結ばれていく。

それが例え結婚という名のもので結ばれなかったとしても

愛しているならその事を理解して

解り合える事で永遠に続いていく。

もちろんそうであったとしても苦汁の決断を

強いられる事も付け加えておくけれどね。

今回志郎は高校時代に偶然見かけた乃里子と

バイト先で偶然知り合う事になるんだけれど、

志郎はそれまで恋愛経験のあまりない青年だった。

一方乃里子の方はいくつかの恋愛経験を経て志郎と出会った。

この時点で恋愛に関しては完全に乃里子の方が上だったし、

どちらかというと乃里子は志郎が

自分の事を気になっていると感じていたと思うし、

辛い失恋のあとに志郎のような優しい青年に

出会ったことで志郎と付き合ってみようと思ったのだと思う。

そして2人は付き合い始める。

その前のこの映画の冒頭で友人の彼女と

の奪い合いがあるんだけれど、

まああの歳頃って好き=やりたいになりがちな

歳頃なので否定はしないんだけれど、

それで彼女がヘタクソというのは

彼女の方が経験豊富って事なんだよなあ・・・

一体何人切ったんでしょうね?

まあそれはまた後回しにするとして、

志郎は最初この恋愛が長く続くものだと思っていたと思う。

しかし志郎は乃里子の事は好きであったけれど、

乃里子の事を理解するというところまでには至っていなかった。

乃里子も志郎の事を優しくて好きな人とは思ったけれど、

志郎の事を理解するところまでは至らなかったし、

やはり元カレの事を忘れ切れなかった。

ここでグランマから恋愛の順番について

語っている場面があるんだけれど、

最初は手をつなぎ、次にキッス、そして次には○○○・・・

それを経て初めてボーイフレンドと

呼べるんだよと語っているが、

確かにその法則で行くと2人はキッスまで

しか行かなかった訳だ。

その先まで行っていたら違ったのか?

は難しい判断にはなるけれど、

個人的考えを言わせてもらうと、

手をつなぐ事って意外と恥ずかしいもので、

なかなかそこの過程に言い出しにくい面はある。

その次にキスなんていったら自らするなんていう事は

やはり相手の気持ちと心理を考慮したうえで

しないとそれこそ平手返しされてしまう。

そしてその次の○○○となるとそこまで経ると

全てをさらけ出すという事になるので、

女性としてもこの人とならという気持ちにならないと

なかなかさらけ出してくれないだろうし、

いきなり強引にやるのも考えものだし、

ここで失敗すると全ては水泡と帰すだろう。

でもその過程を全て経た先には愛というなの

理解が生まれてくるのだろうし、

そして最終的に結ばれていく。

でもこれを恋のまま強引に突き進んでしまうと

例え結ばれても別れてしまう結果を招く事もありえる。

私の場合の多くは片想いで終わってしまう事が多いんだけれど、

このBlogでも時々書いているんだけれど、

物事には常に最悪な結果を想定して考えるようにしているので、

例えこの人いいなあと思っても最悪な結果を

想定してその人には”必ず先客がいる”と考える。

個人的に略奪してまで人のものを奪うのは

好ましく考えていないだけに、

人のものを奪う事は傷口を広げるだけでもある。

だから自ら言い出す事って殆どないんだよね。

時々話しの中で意気投合してならありえるかもしれないけれど、

だいたいその前に趣味の傾向などで

相手の性格を心理分析してしまうので、

その時点で難しいなあと感じたら

キッパリ割り切る方がいいね。

ここでは全てをさらけだすと書いたけれど、

それはもし私がさらけだすことといったら

このBlogを運営している事もその1つになるんだけれど、

現在それに該当する人はいないので、

ネットの自分とオフの自分は2人の自分が

存在することにしている。

やっぱりそういう人でないと運営している

事なんて教えられないでしょう!

まあちょっと話が外れてしまったけれど、

二人はそれぞれいい恋愛経験をした。

乃里子は果たしてあの選択で良かったのかは

少し疑問はあるんだけれど、

志郎については次に恋愛する時には

恋から愛へ発展させる事のできる出会いが・・・

まあそれは劇場でという事でそう望みたいものだ。

10月から11月にかけて恋愛映画3部作として

考えている作品があるので、

また恋愛論についてはその映画で語ることになると思う。

今回は10代の恋愛だったけれど、

年代が変わればシュチエーションも考えも変わってくる。

なかなか運命の人には出会わないものだと

いう事を思ったんだけれど、

やはり優しさの中に厳しさも必要なのだと

それは十分理解できた恋愛映画だった。

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