3日プロ野球セントラルリーグの横浜ベイスターズは

牛島和彦監督の辞任を受け入れ、

牛島和彦監督の今季限り退団が決まった。

今年の横浜ベイスターズは当初から

先発陣の駒不足がクローズアップされていた事もあり、

4月から投手陣崩壊により低迷し、

自慢の打線も多村選手をはじめ主力選手の離脱により

苦しい戦いを強いられ3日現在、

47勝68敗3分けで最下位に低迷していた。

まだ45歳だけにあまりにも惜しい決断だと思う。
今季の横浜ベイスターズは私の戦力分析予想でも

相当苦戦すると判断していた。

中継ぎ陣は左不足だったものの、

抑えのクルーン、セットアッパーの川村、木塚、加藤は

リーグでも遜色のないリリーフ陣だったが、

先発陣はエース三浦投手以外まともに先発できる投手が不在で、

昨年2桁勝利を挙げた土肥、門倉投手、新戦力べバリンの誤算で

満足にローテーションすら組む事ができなかった。

これら絶対的戦力不足の中では試合を作る事もままならず、

野手陣にも多村選手らの戦線離脱で苦しんだ。

しかし野手陣では村田、吉村選手ら若手の台頭が

あったことで来季楽しみな面もあっただけに、

まだ45歳の牛島監督には気の毒な結果となってしまった。

最近色々な競技で観るけれど、

低迷しているチームを立て直すには1,2年で

立ち直るほど簡単なものではないという事だ。

昨年たまたま故障者が少なく、

投手陣が好投した事で3位になったけれど、

オフにはドジャースで活躍する斉藤隆投手らが抜けて

戦力不足を指摘されていたのも事実だ。

野球やサッカーの場合戦力の整っていない中で

勝つのはかなり至難な事でもある。

それを監督の能力だけで補える部分は少しはあるものの、

楽天を観ても解るとおりあの野村監督ですら

どうにもならない投手陣と野手陣では勝つ事もままならない。

まして牛島監督は70歳の野村監督と違い

まだ先の長い方でもある。

それをみすみすわずか2年で結論を出してしまうのは

いかがなものかと思う。

責任は確かに監督にあるのは言うまでもないが、

必ずしも監督だけの責任と言えない

現状の横浜ベイスターズの投手陣の戦力では

フロントの力不足もあった。

ある程度経験のある監督であるなら1年、2年契約

でも良いと思うが、

若い監督には最低最初から成績に関係なく

3年託す位でないと今後のプロ野球界の事を思うと

いい監督がでてこなくなってしまう可能性がある。

志半ばで去る事になった牛島監督の責任感は理解するが、

もう少し冷静になって考えれば

この決断はせずに済んだと感じている。

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