２１日第８８回全国高校野球選手権大会決勝再試合、

駒大苫小牧対早稲田実業が甲子園球場で行われ、

４対３で早稲田実業がエース斎藤投手の２試合２９９球の

熱投で駒大苫小牧の３連覇を阻止して初優勝を飾った。

試合は初回に早稲田実業が先制すると、

２回にもホームランで追加点を挙げる。

投げてもエース斎藤投手が５回まで無失点に抑える好投をする。

６回にホームランで１点差と迫るが、その裏追加点を挙げて、

７回にも試合を決定付ける追加点を入れた。

９回に駒大苫小牧が２ランホームランで１点差に追いすがるが

最後は斎藤投手が三振で締め括り

２試合２４イニングの戦いに決着をつけた。
もちろん私は観る事はできなかったけれど、

この試合において斎藤投手の気迫と気持ちと持ちこたえた？体力は

十分評価したい。

そして王監督の母校として優勝した事もおめでとうと言いたい。

何よりあの駒大苫小牧の野望を打ち砕いたのだから

これ以上どう評価できるだろうか？とにかく内容は絶賛する。

ただ昨日の記事にも書いたように

この引き分け再試合は暴挙以外何ものでもない。

サスペンデット（試合途中から再開）なら

１回で試合終了だったのだから

無駄な８イニングを戦う事になった。

プロのように投手を１０人以上入れているなら連戦は問題ない。

しかし高校生レベルではそれができない以上

いい投球を多くのファンにみせるなら確り

最低１日以上空ける配慮をしないといけない。

これで斎藤投手や田中投手が

故障で潰れたなら間違いなく高野連が

２人のエースを潰したと言われるだろう。

そういう投手を何人も見てきただけに、

記事はそういう事を取り上げる記事は殆どないが、

これは愚かな暴挙だ！

１つの球場で４７チームの試合を消化する

時代遅れな方式を改めなければならないだろう。

幸い来年から甲子園が改修工事が２年がかりで始まる。

これを機に高校野球も改正する必要があるだろう。

絶対戦力の劣る高校野球では常に投手の事を優先して

試合を組み試合間隔を２日空ける位の日程を組めるよう

今回の再試合で猛反省した頂きたい。

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