12日公開された映画「東京フレンズ The Movie」を鑑賞した。

この映画は昨年発売されたavexが初製作した

DVDドラマとして制作され、

4人の女の子が1つの居酒屋で出会い、

友情の絆を深めながらそこから色々な経験を

しながらそれぞれの道を模索していく

ストーリーを描かれたドラマの続編になる。
大塚愛が女優デビュー作であり、

初主演した東京フレンズは公開される直前まで

放送されることがなかったけれど、

その完成度はフジテレビのスタッフによる製作もあり

予想以上の完成度がだった。

このストーリーに出てくる4人の女の子は

それぞれの夢を持つものもいれば、

夢を持てないで模索しているものもいる丁度

年齢的にも夢と現実に直面する年代でもある。

1人は田舎町からバンドのボーカルに、

1人は画家を目指してNYへ、

1人は地方から女優を目指して、

そしてもう1人は大手企業のOLから花嫁へ、

本当に色々な人生がある。

ストーリー

1番最初に描いた夢を、あなたは今も覚えてる?

このフレーズで始まるこのストーリーのキャストは

高知の実家を手伝いながらも東京に憧れを抱き、

友人の家に転がり込んで上京し、「夢の蔵」でバイトを始め、

のちに「サバイバル・カンパニー」のヴォーカリストに

なった岩槻玲演じる大塚愛、

「夢の蔵」の常連で、一流企業の有能な秘書だったが

退職し笹川敬太郎と結婚してのちに「夢の蔵」の女将になる

藤木涼子を演じる真木よう子、

「夢の蔵」のバイト仲間の美大生だったがNYへ留学した

我孫子真希演じる小林麻央、

新潟から上京し、

「夢の蔵」で働きながらで女優を目指している

羽山ひろの演じる松本莉緒、

バンド「サバイバル・カンパニー」の

作詞・作曲を手掛けるギタリストで

岩槻玲をヴォーカルに誘ったが、

のちに脱退して新バンドに移るものの暴力事件で解散してしまい、

NYへ失意の中飛びだった新谷隆司演じる瑛太、

「サバイバル・カンパニー」のベース担当の

長瀬充男演じる中村俊太、

「サバイバル・カンパニー」のギター担当の

田中俊太演じる平岡祐太、

「サバイバル・カンパニー」のドラム担当の

奥田孝之演じる伊藤高史、

ひろのの高校の演劇部憧れの先輩、

現在は劇団白タイツの主宰里見健一を演じる佐藤隆太、

もんぺ居酒屋「夢の蔵」の雇われ店長だったが

弟の敬太郎と涼子に店を譲って屋台のラーメン屋に転向する

笹川和夫を演じる勝村正信、

もんぺ居酒屋「夢の蔵」のだった和夫の妻

笹川佳恵演じるみさきゆう、

店長笹川和夫の弟で一流銀行に

勤務する慶応卒のエリートだったが、

退職して「夢の蔵」の店長を兄から引き継ぐ

笹川敬太郎演じる北村一輝、

レコード会社「オイスター」所属の

サバイバル・カンパニー担当のディレクター

和田岳志演じる古田新太、

ニューヨークで画廊を開き、

のちに真希がNYへ行く事キッカケになる

売れっ子画家小橋享演じる佐々木蔵之助

以上のキャストでこの映画は展開していく。

高知の小さな町でやりたいこともなく毎日を過ごしていた玲は、

東京に漠然とした憧れを抱いて上京。

居酒屋「夢の蔵」でアルバイトをはじめ、

演劇を志すひろの、結婚に憧れるOL涼子、美大生の真希、

そしてハンド「サバイバル・カンパニー」

(通称サバカン)のメンバーたちと出会う。

ある日ギタリストの隆司に「おまえの声が好きだから」と、

サバカンのヴォーカリストに

誘われ、玲の環境は一変する。

戸惑いながらも歌うことに喜びに目覚め、隆司との仲も急接近。

けれども隆司はメジャーデビュー目前のバンド

「フラワーチャイルズ」(通称フラチャ)に移籍してしまう。

隆司がサバカンを離れた後も、

玲はヴォーカルとして歌い続けていた。

少しずつファンもつき始め、

順調にメジャーデビューへのステップを歩んでいる。

涼子は店長の弟の敬太郎との結婚を決めて「夢の蔵」の女将に、

ひろのは先輩の健一との恋に悩みがならも演劇を続け、

真希はNYで絵の勉強をしていた。

一方、隆司がサバカンを脱退して移籍した

フラチャはメンバーの暴力事件により

メジャーデビュー目前で解散。

それ以降、隆司は玲の前から忽然と姿を消す。

そんなとき、真希から「NYで隆司を見かけた

という知らせが届く。

隆司のことは忘れたという玲に、

涼子は自分の新婚旅行のためにとった

NY行きのチケットを手渡した。

いつか後悔する玲を見たくないの。

忘れるならそれでもいいよ。

でもその前にちゃんとケリをつけてきな
」。

デビューアルバムのプロモーションで忙しい時期にも

関わらず背中を押してくれたバンドメンバーたちに支えられ、

玲はひとりNYに旅立つ。

真希とともにNYの街を探し歩いていたある日、

隆司の姿を見つけるが・・・。

この先は長いけれど劇場で結末を確かめてほしい。

映画そのものは続編を知らなくても

大丈夫なのでいきなり観ても問題はない。

今回のレビューとしてはそれぞれ20代前半というのは

夢と現実の間にいる年代でもある。

10代の頃に描いていた夢が20代になると

現実とぶつかり何時か最初に描いた夢を

思い出せない日々を過ごして行く事になる。

ただここで登場する玲、ひろの、涼子、真希は

それぞれ最初から夢を持っていた訳じゃない。

唯一その夢を持ち続けていたのは女優を目指している

ひろのだけで涼子は若き日から現実重視に生きてきて、

真希はただ単に絵が好きだからという理由で絵をやっていた。

玲に至っては田舎町に住んでいて

何も夢も持てない日々を送っていた。

そんな4人が「夢の蔵」で出会ってそこから

描いた夢に向かって進んでいくのだが、

現実はそんなに甘くなかった。

玲は隆司に誘われてバンドのボーカルになるが

それが最初に描いた夢なのかわからないでいた。

ひろのは憧れの先輩を追いかけるが

なかなか現実通りに進まない。

涼子は結婚に憧れて結婚しながらも

そんなはずじゃなかったと嘆いている。

真希は描きたい絵を描いているがなかなか評価されない。

そんなところから映画はスタートする。

そんな4人がそれぞれの挫折と経験を経て

辿り着く先にそれぞれが見つけた答えに辿り着くんだけれど、

このストーリーの軸である玲は最初は

1番最初に描いた夢」を持っていなかった。

東京に漠然として出てきたけれど先に

何があった訳じゃなかった。

しかし1つの言葉が玲を変えた。

君の声が好きだから」この言葉に導かれ

玲はサバカンのボーカルになる。

この映画の冒頭でも出てくるんだけれど、

あたしはずっと夢なんて描けなかった。

放っておけば埋もれて行くありふれた

どこにでもいる人間だった・・・・・


というように玲の場合は誰かに導かれるタイプの人でもある。

しかしそんな彼女を誘ってくれた隆司は目の前から消えてしまう。

やはり最初に誘ってくれた人を簡単に

忘れる事はなかなかできないし、

忘れられないのは当たり前だと思う。

そしてそれにケリをつけるためにNYへ向かうんだけれど、

そこの彼女が描いた夢の答えを見つける。

そして最後に至る結論が

1番最初に描いた夢を、私は今も覚えている」になる。

私も玲のように誰かに導かれるタイプなので

私からというタイプじゃない。

私も同じ頃に未来予想図を描けなくなった経験を経て今がある。

もちろん今も夢や未来予想図を描ける訳じゃないんだけれど、

夢を実現する為には現実を見なければ実現できない。

玲もボーカルを始めた時は夢を持ったけれど

途中で思い出せなくなった。

でも再びキッカケを与えてくれた人に会う事で

忘れていた思いを取り戻すことになって行く。

そして玲は夢を描けなかった

女の子から夢を描ける女の子になった。

現実に慣れる訳がない、慣れっこ無いと最初は誰も思うものだし、

それは現実を見るとその結論には至る。

けれどそれが本当に慣れないのかは

その時点ではわからないものだ。

玲もサバカンのボーカルになったのは

隆司のキッカケがあったからこそであり、

全てはキッカケ1つで変わってしまう事も少なくない。

無論記事を書いている管理人も最初は

このBlogを始めた時は書きたい事を毎日綴っていく

という事しか描いていなかった。

始めるキッカケになった人は今は一線にいない訳で

私の中では既に亡き人の存在だ。

しかし記事を書き続けている事で

私は周りのブロガーからキッカケを与えてくれた。

そして誰も来なかったBlogは今は1日150人前後の人が

来るBlogを運営する管理人として毎日を送っている。

1年前までは私の書いた記事が

紹介されるなんて考えてもいなかった。

でも1年でYahooのスポーツナビで紹介されたり、

色々なBlogで紹介される事があると見えてくる世界が違ってくる。

そこから描けるものが見えるようになった。

そして今描いている事は私の書く記事が1人でも

誰かに伝わるのであれば書き続けて行けると描けるようになった。

夢を見つけられない人は数多い。

無論私もその1人でもあるけれど、

それでも何かを描けるものを見つけられるのなら

それはそれで良いと思う。

そのキッカケに行き詰ったならこの映画を見て

そのキッカケ探しのキッカケになれればと思う。

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