26日Jリーグ第16節2日目が行われ、

アルビレックス新潟はアウエー日産スタジアムで

横浜Fマリノスと対戦し、

2対0で敗戦し勝ち点23得失点差−7で10位に後退した。

試合は前半から横浜ペースで進み前半早々から

シュートの雨霰でアルビレックス新潟は再三のピンチを

迎えるがGK北野のファインセーブでピンチを凌ぐ、

しかし殆ど攻撃ができないまま前半終了間際の42分に

MFドゥトラにオウンゴール気味のゴールを決められ

先制され前半を終了する。

後半になっても横浜ペースは変わらず、

後半4分にGK北野が弾いたボールを拾われ、

MF山瀬にゴールを決められる。

その後アルビレックス新潟も選手交代で流れを変えようとしたが

守備を固めた横浜ゴールを割れずそのまま試合終了となった。

これでアルビレックス新潟は3試合無得点の3連敗となり

今季最大の試練を迎えた。
今日の試合は正直冒険を冒さなかった消化不良の試合だった。

負けている段階で守備的選手を投入して得点を

奪えると考えたのだろうか?

反町監督なら間違いなく4バックから3バックに

代えて3トップにしただろう。

鈴木監督のリスクマネージメントを恐れ過ぎて

攻撃に転じれなかったというのが今日の試合の印象だが、

試合内容とすれば6対0位攻められ続けた内容なので

これはGK北野のファインセーブによるところが大きかった。

アルビレックス新潟のフォーメーションは4−4−2

GK北野、

DF右SBに三田、CF海本慶、CF喜多、左SB梅山、

MFボランチに寺川、シルビーニョ、

右に鈴木慎、左に宮沢、

FW矢野、エジミウソン

出場停止のDF中野と故障のMFファビーニョに代えて

DFに喜多、MFに宮沢が入ったメンバーだった。

試合は前半早々から横浜のシュートショーだった。

15分の間にシュート7本の内4本が枠内と

これでよく失点しなかったと言うべき内容、

アルビレックス新潟は後半30分を越えてから

ようやくシュートを打てた状態、

そして横浜の猛攻に耐えれなくなった

守備陣が前半40分を越えたところで

ほぼオウンゴールで先制を許す最悪の流れで前半は終了した。

そして後半開始早々アルビレックスは

MF宮沢に代えてガンバ大阪から

移籍してきたMF松下を投入する。

そして後半開始早々にアルビレックス新潟は

出鼻を挫かれる追加点を許してしまった。

これは結果論になるが、

ここで先取点を許さなかったらもう少し違う

展開になったかもしれない。

アルビレックス新潟もMF寺川に代えてMF六車を投入し、

FW矢野に代えてFW船越を投入して流れを変えようとしたが

流れは変わらずそのまま試合終了となった。

今日の試合DF中野の出場停止にMFファビーニョの故障と

確かに不運があったけれど、

ここで疑問定義したいのはファビーニョに代えて

何故右サイドを得意とするMF田中を使わずMF宮沢だったのか?

FWを不調の矢野でなく中原や船越、

河原などの選択肢を何故しなかったのか?

そして途中交代では何故2点も負けている段階で

ディフェンスを削らず守備的選手を投入したのか?

軸になる選手を入れ替え難いのは理解できるけれど、

FW矢野はFWの軸ではないし、

MF宮沢も決して攻守に平均的な選手だが、

左サイドを得意とするMF鈴木を右のままにしてまで

使う必要はないだろう。

そして選手交代も同点なら確かに

この交代間違いではないと思うけれど、

2点負けている段階で攻めに転じなかった采配には

消極さを感じずにはいられなかった。

反町監督の時は2点負けていたら4失点覚悟でも

攻めの選手を投入して得点を獲ろうという意識を感じたけれど、

今日の試合ではその意識を感じる事はなかった。

むしろ得失点差を考えてリスクを

冒さなかったという印象しかない。

FWは今は矢野より中原、河原起用を考えた方良いと思うし、

MFもファビーニョが使えないなら

MF田中を使った方が攻めのバリュエーションが増えて良いと思う。

次の試合まで2週間あるのでこの間どう立て直すのか?

次回は9ヶ月ぶりに今季初めての観戦ルポとなるので

会場で感じた事を確り書きたいと思う。

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