ドイツ時間9日、 ベルリンで決勝戦

イタリア対フランスの試合が行われ、

試合はフランスが前半7分PKのチャンスを

MFジダンが決めて先制するが、

イタリアも前半19分CKからのチャンスを

DFマテラッツィのヘッドが決まって同点に追いつく。

その後イタリアは再三CKのチャンスを活かすが得点できず、

フランスもジダン中心に攻めるが得点できず前半は終了した。

後半10分にフランスはMFビエラの負傷退場で

MFディアッラに交代するアクシデントがあったが、

フランスもイタリアも攻め手を欠いて延長戦に突入した。

延長後半5分フランスはMFジダンが報復行為で

退場となり10人でのプレーを余儀なくされるが、

イタリアも攻める事ができず延長戦

でも決着がつかずPK戦に突入し、

PK戦はフランス2人目FWトレゼゲが外し、

イタリアは5人全てが決めてイタリアが4度目の栄冠に輝いた。
試合は決勝戦に相応しい戦いだった。

ただ1つ将軍ジダンの退場さえ残せば・・・

試合は予想外の展開で前半から動いた。

前半フランスFWアンリがペナルティエリア内で

PKを獲得してこれをMFジダンが決めて先制する。

イタリアもカウンターからチャンスを掴んで

CKからDFマテラッツィが決める予想外の展開で始まった。

しかしその後はフランスシャンパンサッカー、

イタリアカテナチオの前にこう着状態が続き、

90分で決着がつかなかった。

延長戦でもイタリアはただカテナチオで守り通し、

フランスは中盤を構成して攻めるが破れず、

延長後半5分に将軍ジダンが自ら報復行為で

現役に終止符を打つと言う何とも後味の悪い終わり方になった。

PK戦では過去イタリアは3度とも

勝った事のない分の悪さがあったけれど、

フランス2人目FWトリゼゲが外した事で

イタリアは5人全てが決めて2006年のW杯に終止符を打った。

決勝戦は本当に両チームとも良い戦いをして

それぞれのシャンパンサッカー、

カテナチオの持ち味を生かした試合を展開した。

スコア上ではこの試合引き分けになってしまうので、

本当は両チーム優勝を与えたい位だった。

これでフランスは

将軍ジダン、バルデス、マケレレ、ティラムらが代表引退し、

イタリアもトッティ、カンナバロ、

デルピエロ、マテラッツィなど

が最後のW杯になった(なるだろう)。

フランスは欧州予選、1次リーグから苦しみながらも

ブラジル、スペイン、ポルトガルを撃破したのは

将軍ジダンがいたからこそであり、

決勝で史上2人目の退場になってしまったが、

よくここまで導いたと思う。

イタリアは欧州予選から好調だったけれど、

1次リーグでは予選敗退のピンチもあった。

イタリアは4度目の栄冠になったけれど、

イタリアはこれから翌日に代表選手の大半が

移籍市場に出る事になる。

これは八百長騒動でユベントス、ACミラン、

ラッツオ、フィオレンティーナが2部以下に

降格処分が下ると言われるだけに

イタリアにとっては天国から地獄への栄冠といえるが、

それでも選手達の戦いはそんな疑惑を

吹き飛ばすだけの活躍だっただけに、

選手達は何処へいってもプレーで活躍してほしい。

そしてフランスは将軍ジダン最後の戦いになってけれど、

やはり世界最高クラスの選手だった

ジダンのプレーを観れたのは良かった。

希望の対戦カードの1つだっただけに最高の結末だったと思う。

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