livedoor記事ばかり書いていると専門の記事が

遠ざかるので久々に連載記事を書こうと思う。

今回はイ・スンヨプ選手獲得により確実に

選手1人を控えにしなければならない状況について書こうと思う。
このオフ投手編成はともかく、

野手編成については

大西外野手

ディロン内野手

小坂内野手

イ・スンヨプ内野手

と若返りにもならない補強に徹した事で確実に主力選手1人を

控えにしなければならない。

某公式掲示板では小坂選手か二岡選手をセンターに

コンバートなんていう千葉ロッテの人が聞いたら

呆れかえる意見が飛び出ている。

これじゃあ千葉ロッテの人達が小坂選手は

干されるんじゃないかと心配しているのも無理はない。

そもそも小坂選手獲得できた時点でショートに配置し、

二岡選手を負担の少ない経験のある3塁コンバートにすれば

内野は完全に固まる訳で、

これができない補強をした時点で既に”ど素人編成”と

言われても仕方ない。

二岡選手の3塁コンバートを薦めるのはもちろん訳がある。

まず二岡選手は足に故障経験があり、

外野に持っていくようならさらに足の負担が増すのは確実だ。

しかし3塁なら元々経験もあり負担も少なく、

守備も上手いニ岡選手が入ることで

打撃と守備面でのメリットも大きい。

しかし打線重視に考えている原監督ではこの布陣は

現実味のない構想になりそうだ。

実際コンバートというが、

守備の上手い二岡、小坂選手をわざわざ慣れないセンターに

コンバートする事事態そもそも野球わかっている?

と問いたくなる。

正直野球で最も大事な守備位置はセンターラインの

センター

ショート

セカンド

キャッチャー

の4ポジションだ。

このポジションが弱いと守備面で大きな弱点になる。

もちろん二岡選手と小坂選手はプロ入り後外野経験は殆ど無く、

まして既に2人とも30歳を越える(二岡選手は今年4月で30歳)。

普通コンバートする時に30歳を越えて

ショートやセンターへコンバートされる事は殆ど前例がない。

かつての秋山、飯田、福留などは内野経験をした選手でも

20代前半でコンバートされている。

仮に30歳以降でコンバートされる場合は守備の負担を軽減し、

打撃に専念できるようにする目的でセンターからレフト&ライト、

ショートから3塁、1塁というケースは多い。

かつての山本浩治(センターからレフト)

秋山幸二(センターからライト)

池山隆寛(ショートからサード)

前田智徳(センターからライト&レフト)

立浪和義(ショート→セカンド→サード&レフト)

など30歳を過ぎた時点で多くのケースは負担の少ない

ポジションにコンバートされている。

まして30歳の二岡選手と32歳の小坂選手に

外野をやらすとなれば少なくてもショート並の守備力を

求めるのはハッキリ言って酷だ。

それにイ・スンヨプのセンターはもっと論外だ。

それに例えそのコンバートをしたとしても

わずか2,3年しか続けないだろう。

そう考えればこういうコンバートはただの一時凌ぎでしかない。

コンバートする時には経験があれば考えても良いし、

多少リスクがあったとしても起用しても良い。

ただいかに他のポジションで守備が上手いからといって

他のポジションで守備が上手いとは限らない。

それに守るポジションによって打球の特性が

全然違うのでこればかりは試合で慣れないと上手くならない。

かつて原監督はプロ入り後セカンドから始まり、

中畑の故障でサードにコンバートされ、

89年の第2次藤田政権の時にレフトへコンバートされ、

92年にファーストにコンバート、

93年に再びサードにコンバートされた。

でもレフトにコンバートされた時に肉離れを起こし、

その後守備範囲の広い外野でアキレス腱に負担が掛かり、

その後ファーストにコンバートされたが、

元々足に不安のあった原監督のレフトコンバートを

のちに藤田氏はもっと早くファーストにコンバートするべきだった

と述べている。

正直その観点から考えても内野から外野へコンバートする場合は

足に不安の無い事が条件になる。

まして足に不安のある二岡選手を外野コンバートなんて

考えるようでは原監督自身の経験が

全く活かされていないというしかないだろう。

いずれにしてもこんな論外は発想をする人達が

いるのだから他のチームの人が聞いたら笑いものになるだろう。

これで穴が増えたとでも言われるだろう。

次回こそ打線について書こうと思う。

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