前回の続きから書こうと思う。
前回はデュランダル議長の遺伝子の話しまでしたが、
今回はレイの話しから入るとレイは
ラウ・ル・クルーゼのクローンだったと推測できる。
そうでなければ空間認識能力を備える
特殊能力な人には生まれなかっただろう。
そしてその能力と身体能力はラウ・ル・クルーゼと
同じ力を持っていた。
しかし前回話したようにテルメアが短い為に
短命である運命にあった。
元々ラウ・ル・クルーゼはムウ・ラ・フラガの父である
アル・ダ・フラガのクローンとして生を受けた為に
高齢だったアル・ダ・フラガのテルメアを
キラ・ヤマトの父親であるヒビキ博士は克服する事はできなかった。
その為老化現象が激しく、
30歳位で70〜80歳位に老化してしまい
表面にもその症状が現れてくる。
そう考えれば当然ラウ・ル・クルーゼのクローンで
あったであろうレイはそれ以上に老化が早く来る事に
なったのではないかと思う。
その症状が表に表れるのもそうかからなかったと見る事ができる。
レイはシンに「俺には残された時間があまりないんだ」と告げ
「俺はクローンだからな」と告げている。
本来シンが正常であったのならこの時点で
引き返す事ができたのかもしれない。
しかしその時シンは既にレイにマインドコントロール
された状態であり、
回りを見て判断する能力を失っていた。
レイは何故「元の姿に戻るんだ」と言ったのかと
いう点については正直コーディネーターもクローンも
ない本来あるナチュラルだけの世界に戻す事を
レイは選択したのだと思う。
正直ここは難しいところだが、
コーディネーターを否定する事は当然キラやアスラン、
ラクスらを否定する事になる。
しかし彼らが存在する事が悪いのかと言われるとそれはない。
例え人種が違っても能力が違っても同じ人なのであり、
全て平等なんだというのがオーブやスカンジナビア王国の理念
でもあり本来ある姿なのかもしれない。
元々コズミック・イラの世界ではCE70に
発生した大戦ではコーディネーターの能力を妬んで起きた戦争だった。
実際に能力が違い過ぎるとどうしても差別が生まれ易いが、
それは能力に限らず権力や金力でも起こる話しである。
そう考えれば、
能力で差を計るのは単なる戦争への口実だっただけでもある。
その結果前大戦時には相互理解努力する事で停戦となった。
そして時が流れてCE73ではその要因を
作っていたロゴスをザフトが滅ぼし、
この時点で人種による争いは終結したと考えて良いのかもしれない。
しかしデュランダルやレイの目指したのはそれら全てを
管理する最初から定められた人生を歩むデスティニープランだった。
このプラン確かに聞こえは非常に良いものだ。
私もこのプラン正直適材適所で活用するには最高のプランだろう。
しかしこれを強制するとなればこれは自由意志を
放棄させる事になるので強制は管理になってしまう。
つまり管理される世界では定められた人生以外に進む事は許されないし、
その道を進めば排除対象とされる。
管理されるという事は変化のない世界で生きるという事だ。
簡単に言ってしまうと時の止まった世界というべきだろうか。
閉ざした世界では進歩がないとは言わないまでも
時の変化が非常に遅くなる。
日本も江戸幕府が大政奉還するまで外国とは
明らかに大きな差があったけれど、
大きな世界を開いた事で大きな発展をなされた。
つまりデスティニープランは時代の変化のない
時の止まった世界で生きるという事だ。
家に出るなという定めなら一生家を出る事のできない人生を送る。
確かにそれではその人の可能性を殺してしまう事になる。
何故シンはそんなプランに同意してしまったのかを考えれば、
やはり家族を失った事が1番大きいだろう。
そしてシンを何時も亡くなった妹マユの携帯を
持ってマユの声を聴いていた。
それがそもそもシンがデスティニープランに
賛同する結果となったのかもしれない。
シンは家族を失ったあの時から時が止まっていた。
そしてそれを守れなかった事は力がなかったから
だったと考えたシンはプラントへ渡り、
ザフトに入隊してエースパイロットになった。
これは私自身の感じ方だけれど、
シンは失うキッカケになったものを倒せば変わる事、
失う事のない世界が来ると思っていたのかもしれない。
その結果エクステンデット(強化人間)のステラを
助けた時からシンは変わってしまった。
どうにも助ける事のできなかったステラを
シンは連合に返してしまい、
そしてベルリンのデストロイガンダムによる
大量虐殺を招いてその結果キラのフリーダムに
ステラは討たれてしまいステラを失った。
一度家族を失ったシンにとってフリーダムは
仇でしかなくなっていた。
そしてその結果フリーダムを討ち、
アスランすら討った。
これは正直失う原因になったものを倒せば解決する、
失わない世界が来ると思っていたシンの行き着いた
結論だったのかもしれない。
しかしそれでシンは多くの罪を背負う事にもなっていた。
軍律違反、
ベルリンの大量虐殺で死んだ人々とこれだけでも
シンの背負ったものは大きかったのだが、
それを不問にされてきた事で彼は正しくない事でも
正しいと思ってしまった。
それでシンの暴走は止まる事がなくなった。
シンは使う力を間違ってしまった。
当然間違った使い方、
間違った道を進めば歪んだ思想となり、
善悪の判断はできないのは当然だろう。
本当にほしかったのは悲劇を起こらない世界だったのに、
それが失わない世界に変わっていたシンがそこにいた。
レイは自分の運命を呪い全てを元に戻そうとした。
そしてシンは何も失わない世界を望んだ。
そんなレイを救ったのがキラの一言
「命は何にだって1つだ!それは彼じゃない!」という言葉だった。
そしてシンを救ったのは捨て身でシンとアスランの対決を
止めようとしたルナマリアの心だった。
その前にルナマリアは死んだと思っていた
妹のメイリンが生きていた事を知り、
それがエターナルに乗艦してザフトと戦っている事で、
オーブと戦う事に疑問視していた事もシンを止める決断に踏み切らせた。
それでも捨て身で止めようとしたシンに失った
妹マユとステラの幻影が映ってルナマリアすら
討とうとしたところにアスラン怒りの
SEEDが弾けてシンのデスティニーを
木っ端微塵に粉砕した。
その間にはアークエンジェルとミネルバが激戦を繰り広げられており、
その決着はアークエンジェルの突進によって主砲を失い、
Iジャスティスによってメインエンジンを破壊され月に陥落した。
そして最後の砦であったレクイエムへ
Iジャスティスとアカツキが向う寸前で
メサイアがネオジェネシスを放ってくる前に
イザークがその事をエターナルに告げて
オーブ艦隊は寸前のところで回避するが、
残されたザフト艦隊は巻き込まれ無差別に撃たれた
時点でザフト指揮系統は完全に崩壊した。
そしてその直後レクイエムはIジャスティスとアカツキに破壊され、
メサイアもミーティアのSフリーダムに撃たれた。
この先は後編に書こうと思う。
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機動戦士ガンダムSEED DESTINY(1) 怒れる瞳
機動戦士ガンダムSEED DESTINY (2) さまよう眸
機動戦士ガンダムSEED DESTINY(3) すれ違う視線
機動戦士ガンダムSEED DESTINY(4) 示される世界
機動戦士ガンダムSEED ASTRAY (1)
機動戦士ガンダムSEED ASTRAY (2)
機動戦士ガンダムSEED ASTRAY (3)
機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY (1)
機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY (2)
機動戦士ガンダムSEED DESTINY 13
今回はレイの話しから入るとレイは
ラウ・ル・クルーゼのクローンだったと推測できる。
そうでなければ空間認識能力を備える
特殊能力な人には生まれなかっただろう。
そしてその能力と身体能力はラウ・ル・クルーゼと
同じ力を持っていた。
しかし前回話したようにテルメアが短い為に
短命である運命にあった。
元々ラウ・ル・クルーゼはムウ・ラ・フラガの父である
アル・ダ・フラガのクローンとして生を受けた為に
高齢だったアル・ダ・フラガのテルメアを
キラ・ヤマトの父親であるヒビキ博士は克服する事はできなかった。
その為老化現象が激しく、
30歳位で70〜80歳位に老化してしまい
表面にもその症状が現れてくる。
そう考えれば当然ラウ・ル・クルーゼのクローンで
あったであろうレイはそれ以上に老化が早く来る事に
なったのではないかと思う。
その症状が表に表れるのもそうかからなかったと見る事ができる。
レイはシンに「俺には残された時間があまりないんだ」と告げ
「俺はクローンだからな」と告げている。
本来シンが正常であったのならこの時点で
引き返す事ができたのかもしれない。
しかしその時シンは既にレイにマインドコントロール
された状態であり、
回りを見て判断する能力を失っていた。
レイは何故「元の姿に戻るんだ」と言ったのかと
いう点については正直コーディネーターもクローンも
ない本来あるナチュラルだけの世界に戻す事を
レイは選択したのだと思う。
正直ここは難しいところだが、
コーディネーターを否定する事は当然キラやアスラン、
ラクスらを否定する事になる。
しかし彼らが存在する事が悪いのかと言われるとそれはない。
例え人種が違っても能力が違っても同じ人なのであり、
全て平等なんだというのがオーブやスカンジナビア王国の理念
でもあり本来ある姿なのかもしれない。
元々コズミック・イラの世界ではCE70に
発生した大戦ではコーディネーターの能力を妬んで起きた戦争だった。
実際に能力が違い過ぎるとどうしても差別が生まれ易いが、
それは能力に限らず権力や金力でも起こる話しである。
そう考えれば、
能力で差を計るのは単なる戦争への口実だっただけでもある。
その結果前大戦時には相互理解努力する事で停戦となった。
そして時が流れてCE73ではその要因を
作っていたロゴスをザフトが滅ぼし、
この時点で人種による争いは終結したと考えて良いのかもしれない。
しかしデュランダルやレイの目指したのはそれら全てを
管理する最初から定められた人生を歩むデスティニープランだった。
このプラン確かに聞こえは非常に良いものだ。
私もこのプラン正直適材適所で活用するには最高のプランだろう。
しかしこれを強制するとなればこれは自由意志を
放棄させる事になるので強制は管理になってしまう。
つまり管理される世界では定められた人生以外に進む事は許されないし、
その道を進めば排除対象とされる。
管理されるという事は変化のない世界で生きるという事だ。
簡単に言ってしまうと時の止まった世界というべきだろうか。
閉ざした世界では進歩がないとは言わないまでも
時の変化が非常に遅くなる。
日本も江戸幕府が大政奉還するまで外国とは
明らかに大きな差があったけれど、
大きな世界を開いた事で大きな発展をなされた。
つまりデスティニープランは時代の変化のない
時の止まった世界で生きるという事だ。
家に出るなという定めなら一生家を出る事のできない人生を送る。
確かにそれではその人の可能性を殺してしまう事になる。
何故シンはそんなプランに同意してしまったのかを考えれば、
やはり家族を失った事が1番大きいだろう。
そしてシンを何時も亡くなった妹マユの携帯を
持ってマユの声を聴いていた。
それがそもそもシンがデスティニープランに
賛同する結果となったのかもしれない。
シンは家族を失ったあの時から時が止まっていた。
そしてそれを守れなかった事は力がなかったから
だったと考えたシンはプラントへ渡り、
ザフトに入隊してエースパイロットになった。
これは私自身の感じ方だけれど、
シンは失うキッカケになったものを倒せば変わる事、
失う事のない世界が来ると思っていたのかもしれない。
その結果エクステンデット(強化人間)のステラを
助けた時からシンは変わってしまった。
どうにも助ける事のできなかったステラを
シンは連合に返してしまい、
そしてベルリンのデストロイガンダムによる
大量虐殺を招いてその結果キラのフリーダムに
ステラは討たれてしまいステラを失った。
一度家族を失ったシンにとってフリーダムは
仇でしかなくなっていた。
そしてその結果フリーダムを討ち、
アスランすら討った。
これは正直失う原因になったものを倒せば解決する、
失わない世界が来ると思っていたシンの行き着いた
結論だったのかもしれない。
しかしそれでシンは多くの罪を背負う事にもなっていた。
軍律違反、
ベルリンの大量虐殺で死んだ人々とこれだけでも
シンの背負ったものは大きかったのだが、
それを不問にされてきた事で彼は正しくない事でも
正しいと思ってしまった。
それでシンの暴走は止まる事がなくなった。
シンは使う力を間違ってしまった。
当然間違った使い方、
間違った道を進めば歪んだ思想となり、
善悪の判断はできないのは当然だろう。
本当にほしかったのは悲劇を起こらない世界だったのに、
それが失わない世界に変わっていたシンがそこにいた。
レイは自分の運命を呪い全てを元に戻そうとした。
そしてシンは何も失わない世界を望んだ。
そんなレイを救ったのがキラの一言
「命は何にだって1つだ!それは彼じゃない!」という言葉だった。
そしてシンを救ったのは捨て身でシンとアスランの対決を
止めようとしたルナマリアの心だった。
その前にルナマリアは死んだと思っていた
妹のメイリンが生きていた事を知り、
それがエターナルに乗艦してザフトと戦っている事で、
オーブと戦う事に疑問視していた事もシンを止める決断に踏み切らせた。
それでも捨て身で止めようとしたシンに失った
妹マユとステラの幻影が映ってルナマリアすら
討とうとしたところにアスラン怒りの
SEEDが弾けてシンのデスティニーを
木っ端微塵に粉砕した。
その間にはアークエンジェルとミネルバが激戦を繰り広げられており、
その決着はアークエンジェルの突進によって主砲を失い、
Iジャスティスによってメインエンジンを破壊され月に陥落した。
そして最後の砦であったレクイエムへ
Iジャスティスとアカツキが向う寸前で
メサイアがネオジェネシスを放ってくる前に
イザークがその事をエターナルに告げて
オーブ艦隊は寸前のところで回避するが、
残されたザフト艦隊は巻き込まれ無差別に撃たれた
時点でザフト指揮系統は完全に崩壊した。
そしてその直後レクイエムはIジャスティスとアカツキに破壊され、
メサイアもミーティアのSフリーダムに撃たれた。
この先は後編に書こうと思う。
←よろしければクリックお願いします。
機動戦士ガンダムSEED DESTINY(1) 怒れる瞳
機動戦士ガンダムSEED DESTINY (2) さまよう眸
機動戦士ガンダムSEED DESTINY(3) すれ違う視線
機動戦士ガンダムSEED DESTINY(4) 示される世界
機動戦士ガンダムSEED ASTRAY (1)
機動戦士ガンダムSEED ASTRAY (2)
機動戦士ガンダムSEED ASTRAY (3)
機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY (1)
機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY (2)
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