前回の鹿島との対戦で大敗を屈した後のジェフ千葉戦、

前回の対戦では接戦を落としただけに、

このホームでその仮を返したいところだったが、

結果的にはフラストレーションの溜まるゲームになってしまった。

期限付き移籍をして来て初先発となったDF菊池、

FW上野が前回のメンバーに代わって先発した。
フォーメーションは前回の対戦時の4−3−3(4−5−1)ではなく、

3−5−2(5−3−2)のフォーメーションチェンジし、

ジェフ千葉の3−6−1フォーメーションに合わせてシステムをチェンジしてきた。

試合開始からジェフ千葉に中盤を支配される展開、

アルビレックス新潟もカウンターからチャンスを掴むが

決定的なチャンスにはならない。

ジェフ千葉もMF阿部のフリーキックのチャンスもあったが、

こちらもFWの決定不足が響きゴールにならない。

この調子で前半は一進一退を続けて前半を終了した。

後半に入ってからはアルビレックス新潟にカウンターからの速攻で

何度もフリーキック、

コーナーキックのチャンスが巡ってきた。

でも今日のゴールは遠かった。

何度枠内に捉えても尽くGK立石の正面、

途中で負傷者の手当てで時間がなくなっていく事でスタンドからも

ブーイングの嵐となっていった。

ピンチも多かったが、

後半は前半よりチャンスの方が多かった。

そして時間はロスタイムに突入した直後に

FWエジミウソンのゴールでようやく均衡が破られた。

スタンドはこの瞬間勝てる!と多くの人が思った事だろう。

でもここで冷静になる自分がいた。

そうロスタイムがこの時4分もあったからだ。

サッカーは15秒で1点取る事ができる。

ロスタイムが3分あれば十分取られる可能性があった。

その直後ジェフ千葉の逆襲に遭い、

FW林の起死回生の同点オーバーヘッドを決められてしまった。

その後アルビレックス新潟の攻めたが

疲れだけの残るホイッスルが響き試合終了・・・

昨年J1ホーム初勝利目前だった清水戦を思い出す苦い試合だった。

前回の鹿島戦での大量失点を踏まえればディフェンス陣は良く守り耐えたと思う。

しかし今日はホームでの試合、

これがアウエーならまだ勝ち点1を取れたからいう事で良しとできるが、

ホームでは負けに等しい引き分けになるため実質的には

ジェフ千葉に負けた試合になってしまう。

ガンバ大阪、鹿島に引き分けならそれも良しとしたが、

互角に渡り合える(ジェフ千葉の人はそう思わないだろうが)可能性のある

ジェフ千葉に引き分けたのは痛かった。

次のアウエーでの大宮戦、

前回ロスタイムの劇的な勝利を手にしているが、

アウエーでの弱さを今季見せているだけにオレンジダービーを

制して勝ち点3を獲って新潟に戻ってきて欲しいと思う。
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